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スタートアップラボ 創業の想い


生い立ち

はじめまして。平川喬です。
スタートアップラボの代表をしています。

私は福井県に生まれ、兼業農家の家庭で育ちました。

子供の頃は、家の近くに広がる田んぼや野山で毎日遊び回り、新しい発見や冒険に心を躍らせていました。

田んぼに囲まれた環境の中で、用水路を探検しながらザリガニやヘビを追いかけたり、山を駆け巡りながら昆虫や鉱物を採取する日常でした。
地図を広げて遠い国々に思いを馳せ、まだ見ぬ世界に対する憧れを胸に抱いていたことを今でも鮮明に覚えています。

この探求心と好奇心は、私の成長とともに形を変えながらも今なお私の中に根付いています。

大手企業に就職、新規事業に関わる奮闘の日々

大学卒業後、NTTドコモに就職し、15年間のキャリアを積む中で、数々のスタートアップや新規事業に関わる機会を得ました。

特に印象深いのは、アグリテック領域での新規事業の経験です。

2015年当時は、AIやIoT、ビッグデータという言葉がまだ浸透していない時代でした。
市場自体があまり形成されていない状況の中で、日本の一次産業の生産性向上を目的に、国や自治体、JAや大学などと共に、国の補助事業を活用しながら、市場への啓蒙活動、テストマーケティング、プロダクト開発をスタートアップと共に3年ほど続けました。

自身の生まれ故郷である福井への恩や兼業農家であった我が家への想いを抱き、どこか農業の未来に一矢報いたいという信念があったのだろうと思います。

大手企業を退職、スタートアップでの研鑽と新たな気づき

IT領域でのやり切った感というか、若干の疲れた感があったので、業種を180度変えてみたいと考え、実の弟が代表を務める宿泊事業を主とするスタートアップへ転職しました。

しかし、入社日である2020年4月7日に東京都から緊急事態宣言が発出され、ホテル事業の売上が急転直下でほぼゼロになりました。
宿泊事業でホテル開発をしたかったものの、なんと1日で諦めることになりました。

しかし、この状況は全ての国内宿泊事業者が直面する環境であり、この状況を打破したいと考え、自身の強みに立ち返り、宿泊業に特化したITサービスを企画開発しました。
このプロジェクトではたくさんの失敗もありましたが、2年で150社ほどの販売に成功し、企画営業やマーケ、CS、法務など、多岐にわたる役割を担う経験を濃縮して積むことができました。

今振り返っても貴重な経験だったと思っています。

補助金の可能性と新たなる想い

このような原体験から、補助金の活用がスタートアップや中小企業にとって重要な経営手段になりうると確信しました。

その後、個人事業主として独立し、株式会社スタートアップラボを創業しました。2023年6月2日に設立したこの会社は、私のこれまでの経験と情熱を結集させたものです。私たちのミッションは「次世代へ、希望ある未来を創造する」ことです。
これは、私自身が親として感じる、我が子に対する責任感から生まれたものです。

戦後の復興と高度経済成長を経て、先人たちが築いてきた日本の社会は、今、AIやブロックチェーンなどの技術革新により大きな変革期を迎えています。

この変化は4万年の人類史において、2024年現在はテクノロジーによって人類史上最大のターニングポイントになると考えています。
人間領域とコンピューター領域のせめぎ合いの中で、私たち親世代が次世代にどのような形で社会基盤を継承していくのかが、今まさに問われています。

我々の強み

スタートアップラボの強みは、単なるコンサルティングにとどまらず、実用的で具体的な支援を提供できることです。

メンバー全員が20年以上の実務経験を持ち、経営、営業、企画、開発、保守、財務、人事など、あらゆる分野での強力な現場経験を有しています。

まずは、今日という1日の中で、1ミリでも次世代に役立てるよう、そんな気持ちで私たちは活動しています。

このnoteは我々のそんな想いと我々が提唱する新たな働き方の記録です。
ぜひ一緒に航海を楽しみましょう!

#スタータップラボ #平川喬 #スタートアップ支援 #補助金 #起業

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