(SPD系)医療機器商社のいろいろ 業務・営業

最後にSPD系医療機器商社の日常業務と、営業活動を紹介します。

【SPD系/医療機器商社の仕事~日常業務~】
SPDとは、病院で使用する物品を一手に購入し、病院へ請求します。
そのほか、倉庫に納品されたものを各部署に届けたり、その在庫管理を行ったりと院内の物品に関してすべてを管理します。
1日の流れとしては、
・昨日使用した分の物品をチェック
・不足分を発注
・納入された分を検品
・物品を所定の位置に運ぶ
(・月の締め時には、請求書管理をする。)
というものになります。
大きな病院であればあるほど、マンパワーが必要な業務ですし、病院に常駐して業務に当たる必要があります。

【SPD系/医療機器商社の仕事~営業活動~】
SPD系の医療機器商社では、たいていの場合、日常業務を行う部隊と営業をする部隊が分かれています。
SPDの受託は、年単位、複数年の契約であることが一般的です。
すでに受託中の病院に対しては、更新のための営業活動、新規の病院に対しては課題解決型の営業、コスト削減の営業を行います。
公的機関の病院では、入札を行い、同条件のサービスで入札公告されたものに、金額を入れ、最も安く入札したところが契約となります。
そのためには、院内物流を実際に行う人員の他、各メーカーからの仕入れ値を下げさせる交渉を行い、入札に臨みます。

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