修了生の活躍事例集#3-2【修了後は社内ベンチャーを事業化!】《受講編》
こんにちは。グローバルイノベーションズ広報の小林です。
SDGs総合ビジネススクール「StartSDGs」を運営するグローバルイノベーションズでは、皆様のお役に立つ情報をメルマガとしてお届けできればと思っています。
そんな流れで始まりました新シリーズ「修了生の活躍事例集」のメルマガですが、めでたく三人目の成功事例をご紹介することとなりました。前回#3-1【修了後は社内ベンチャーを事業化!】《スクールとの出会い編》は読んでいただけましたでしょうか?
もしまだという方は良かったらこちらから読んでみてくださいね。
修了生の活躍事例集#3-2【修了後は社内ベンチャーを事業化!】《受講編》
ビルメンテナンスに力をいれている会社の代表として差別化を図っていくために、何か先進的なことをやらなければという強い使命感を持っていた長谷川さん。ゴミや廃棄物の問題が課題であったり、マンションをベースにした町づくりに元々興味を持っていましたが、清掃とSDGsを通じて課題解決をするアプローチができないかと考えたのです。
色々リサーチをしているうちにSartSDGsの講座と出会い、間もなく受講を決断されました。長谷川さんにとってスクールで何かを学ぶのは久しぶりだったとのことですが、改めて新鮮な驚きや、喜びがあったようです。
StartSDGsを受講される前から、具体的な構想は持たれていた長谷川さんですが、StartSDGsのSDGsビジネスマスター養成講座(現・SDGsビジネスストラテジスト養成講座)で得たことを、現状のお仕事や新しい事業の立ち上げどのように活かしていったのかについて、掘り下げていきたいと思います。
【受講を受けて最初に感じたこと】
何かを学ぶためにスクールに通うということが本当に久しぶりだったため、最初の自己紹介のための1分スピーチには少し戸惑いました。ただ、ファシリテーターの方がフォローしてくれたり、緊張感ほぐしてくれたおかげでだいぶ入りやすくなりました。
ビジネスではいくらでもプレゼンの機会はあるのですが、利害関係がある人ではない人達の前で話すというのは、自分は人見知りの方なので緊張感がありました。ただ受講を重ねる中で克服してきたかなとは思います。
【受講で最も印象に残っていること】
講義を受けるに当たりまず心得みたいなことを一番最初にお話いただいたのですが、それが一番印象に残っています。
基本的なことかもしれないのですが、その時間にきちんと集中できるように、それまでに仕事や他のこともすべて整理整頓して、空っぽの状態で講義に臨むように、ということを言われたのです。
確かにあれもこれもやらなくてはとか、色々なことを兼務兼業しながらだと集中することがなかなか難しいですよね。確かにその通りだなと忘れていた気持ちを思い出して、身の回りのことは整理してから講義を受け、その時間は集中できるように努めました。
【受講中に辛かったこと、大変だったこと】
受講するにあたって毎回プレッシャーのようなものがあり、今日は受けたくないなというような日もたしかにありました。でも結局参加をして始まってしまえば気分が乗ってきました。
あとは本業とSDGsをどう結びつけるかというところが最初から明確にあって、これをもう少し勉強すればお客様に提案できるかなというような、わりと具体的に決め打ちできていた部分もあります。ですので本業と仕事の親和性が高くて、仕事とどんなふうにつながるかということをイメージしながら集中できたので、辛かったという印象はあまりなかったです。
もちろん講義に向けて準備しなければならないこともあったのですが、私自身はスケジュールが比較的調整しやすく、時間も取りやすかったというのも大きかったのかもしれません。
【受講を受けて幸せに感じた瞬間】
StartSDGsの基本のルールとして、「否定しない」というのがあります。まずは受け止めて、どうしたらもっとプラスにできるか、という意見を伝える、というルールです。
そんな中でまずは自分の言いたいことを伝えて、それに対していいところを見つけてもらったり、ブラッシュアップした方がいいところをアドバイスしてもらえるのです。
ビジネスの中では全肯定される機会というのはあまりないので、「幸せ」という表現は違うかもしれないのですが、とてもやりやすかったです。発言することが楽しくなるし、自己実現や、認めてもらえることが自信につながったと思っています。
それで、こういうことを何回か続けていくと他の皆さんもそれなりに知識がついてきて、どんどんブラッシュアップされてきます。それは自分にとってもプレッシャーとなり、いい意味で緊張感を持ちながら仲間と切磋琢磨しながら自分自身も高められたのだと感じています。
【スクールで学んだ一番大きな事とは】
「バックキャスト思考」です。業界的なこともあるのですが、目の前のことをさばいていったり、何かクレームがあったらそれに対処する、事後に対応するというようなことが多かったように思います。
スクールでの学びを通して5年後10年後、数十年後先にこの業界のイメージや意味、使命とはなんだろうと考えるようになりました。取引先との会話の中でもこのように逆説的に話を持っていって、通じるようになったと思います。
ビルメンテナンスとかマンション管理は、(大規模修繕工事ともなれば20年、30年という話もあるのですが)、1年くらいの単位でメンテナンスを考えたり、目の前の問題に対処することが多くなります。
一人ひとり違う考えを持っている居住者の意見を一つにまとめていくためには、ある程度先の目線で環境とかゴミの廃棄問題とかに関しても将来的に「こういう建物にしていきたいですよね」という目線で話していくと、理解していただきやすく、合意を得られやすいというふうになってきました。
もちろんまだまだSDGsとかサステナビリティとか環境の問題に無関心な方もおられますが、きちんと説明して「今から始めないと達成できない」というような伝え方をできるようになったのはスクールのおかげだと思っています。
ビルメンテとか清掃業界でそういう地球規模とかバックキャスト思考でお話をしていくとだいたい驚かれるのですが、納得してはいただけます。もちろんすぐに発注とはなりませんが、マイルストーンを打ちながら押していけるところも強みとなりました。
【同じ期間に受けた方たちとはどのような関係になりましたか? 今でも続いていますか?】
まだ直接的にに何かを一緒にやろう、というところまではいっていないのですが、心強い仲間がいるという気持ちはすごくあります。
全然違う分野とか業種の方たちが仲間にいて、例えば自分の専門外のことであってもいざとなったら質問したり協力をいただくこともできるかもしれない、また異業種の方の繋がりを紹介できると思っています。そういう期待感の持てるグループに属していて、同期ならではのつながりでWin Winの関係がさらに強化できればと思っています。
私がやりたいと思っていることはどうしても一人では実現できないことが結構多くて、例えばゴミ問題にしても廃棄物をどうしていくかという時にはその道のプロが必要だし、プラスチックにしても再生する人の技術が必要。そういう専門分野と繋がれる問いのは大きな強みです。専門家集団が自分にはついているという心強さがあります。
なんだか自分がスーパーマンになったようなような気持ちがしています。自分が知っているという嘘はつけませんが、色々な人を知っているので、探せば必ず方法論は見つかるのではというふうに思っています。
今回は長谷川さんがStartSDGsの講座の受講を開始され、最初に感じたことから、参加しているうちにどのような変化や成果を得られたのかというところを伺いました。
修了生のインタビューで皆さん共通して言われることは「バックキャストの考え方」を知ることの重要性です。これによってその後の事業への取り組み方、自身の考え方にも大きな影響を与えています。
確かに、とくに仕事をしていると、今目の前にある課題を解決することに忙しく、なかなか未来の目標から見るという視点にはなることができませんよね。でも起業したり、経営者としての在り方にはとても重要なポイントです。これを知っているかどうかで、仕事だけでなく、個々の人生への取り組み方も変わってくるのです。
また同様に仲間の存在というのは大きいようです。様々な業界、業種、職務の方が一堂に会し切磋琢磨していくうちに絆も強まります。そして修了後もプロの専門家集団がいつでも応援してくれてサポートしてくれるというのは、大きな支えになります。これも修了生の皆さんが言われるStartSDGsならではの強みです!
さていよいよ次回は最終回。長谷川さんが立ち上げる新しい事業「スキルラボ」についても詳しくご紹介していきたいと思います。1週間後まで楽しみにお待ち下さい。
スクールのご紹介詳細資料はこちら
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https://startsdgs.com/PDF/StartSDGs_school.pdf
※長谷川さんが受講した「SDGsビジネスマスター養成講座」は「SDGsビジネスストラテジスト養成講座」として名前と内容がリニューアルし、さらにパワーアップしました。
講座のお申込みはこちら
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https://www.startsdgs.com/c11-form/
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