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スタートバーンの2023年振り返り

こんにちは、スタートバーン株式会社執行役員の渡辺有紗です💡
Bizdevを担当しています。

いよいよ2023年も終わり。
2023年スタートバーンは激動の1年を過ごしました。
そこで、今回はそれを振り返ります。
たくさんの事業機会に恵まれ大変有意義な一年になりましたが、その裏でNFTってどうあるべき?(Why NFT?)というので正直個人的にとても悩みました。その悩みの詳細は後半で話しますが、この悩みを社内いろんな人にぶつけて1年議論したので、そういう意味でも大きく悩みながら大きく進んだ一年だったなと思います。
年末年始、帰省したり旅行に行ったり多くの方はリラックスしていると思いますが、もしお時間あったら読んでいただけると嬉しいです。(逆に年末年始やることないのあるあるなので、読んでもらえるのでは、という期待が正直あります)


企業向けに新アプリ「FUN FAN NFT」を提供開始

2023の年明けには、QRコードでNFTがもらえるアプリ「FUN FAN NFT」の企業向け展開をスタート。このアプリをリリースしてから、より気軽にNFTを使っていただけるようになったのかなと思います。
※「QRコード」は、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
具体的な事例の一部は以下↓↓

トヨタ博物館

トヨタ博物館様は、自社のクルマだけではなく世界中のクルマを展示し、クルマの歴史と文化を伝える博物館です。

テーマは「銀幕を駆け抜けたクルマたち」

「FUN FAN NFT」を活用して、来場者は展示のそばにおかれているQRコードを読み取ると、そのクルマがどの映画に出てきたどういうクルマなのかを解説を読むことができます。
これによって初めて来た人でも、何回も来ている人でも新しい発見をすることができます。
また、運営者目線でも展示物を変えなくても、デジタル上で独自の切り口や新しいメッセージを伝えることができるこの施策は、ミュージアムの新しい体験のカタチになるのでは、と我々としても可能性を見出すことができました。

読売ジャイアンツの春季キャンプ(宮崎・沖縄)

「FUN FAN NFT」を活用し、ジャビットデザインのNFTを、宮崎・沖縄それぞれで8ヶ所で無料配布するもの。来場者は宝探し感覚で、街中を巡ってジャビットを探す楽しみがあります。
私も宮崎に伺い、現地でのキャンプの熱狂を味わってきました。
羽田ー宮崎の飛行機はジャイアンツファンだらけで、都心からも結構人が行っているんだなぁと実感しました。こういった、地域の観光施策につながる様なお仕事は2023年特に多かったです。

アート×NFTをかけあわせた様々な施策

文化庁の事業は、アートをバックグラウンドに持つ弊社としてはかなり力を入れてきた事業の一つ。これは、詳細を読んでほしいし、この後にウェビナーを開催したのでアーカイブ興味ある方はぜひご連絡頂きたいです。

文化庁による「美術品DXによる管理適正化・市場活性化推進事業」

これまで日本全国のミュージアムでは、作品の管理はアナログで行われてきました。しかし施設同士の作品の貸し借りはよくありますし、その中で作品の紛失防止などの観点から予てより、管理のDX化が課題となっていました。
ブロックチェーンの特徴は、情報を限りなく改ざんが難しい形で永続的に記録できること、そしてその情報が公開されていることです。
この特性を捉えて、ブロックチェーン技術を活用することで作品に関するあらゆる情報を一元管理できるようになります。加えて、弊社のブロックチェーンインフラ、Startrailはアートに特化した設計になっているので、貸出などの作品の来歴が積み重なっていくことで作品の価値向上にもつながっていきます。

下北沢、ムーンアートナイト下北沢

今年で2年目となる中秋の名月のアートフェス「ムーンアートナイト下北沢」は、今年バズりにバズりました。
合計で35万人が来場し、インフルエンサーもSNSでたくさん投稿してくれましたし、中でも、昨年に比べ中秋の名月をお祝いする文化が盛んな中国・台湾の方々もたくさん来てくれた印象でした。
特に個人的にいいなと思ったことは地元の方々が、今年の開催を楽しみにしてくれていたこと。
期間中街を歩いていると、地元の方々がたくさんのイベントを自主的にやっていたり、作品の近くで交流していたり、という姿を見たのはとても素敵だなと思いました。

NFTってどうあるべき?をみんなで議論

多くの案件に恵まれ、激動の1年を過ごしてきましたが、マス向けにNFTを展開する機会が増えたり、NFTを企業のDX施策として組み込むお手伝いをするようになって、「これってNFTじゃないといけないこと?」「NFTってそもそ何?」「スタートバーンである必要は?」(総称してWhy NFT?と呼んでます)と自問自答することが多くなりました。それを代表やメンバーみんなにぶつけたところ、みんなもその思いを受け止めてくれてみんなで議論を重ねました。議論してきた内容はアートとブロックチェーンそれぞれに長年触れてきたうちらしいものだったと思います。(議論の詳細、ご興味有る方はぜひ私に聞いてください)
とはいえWhy NFT?に対してのパキッとした答えは未だにないのですが、Bizdevとしてできることは、ブロックチェーンの技術を熟知し、対面する企業の事業を深く理解して、中長期的な目線を持って最適解を見つけていくことしかなく、時と場合によってその最適解は超多様だと気づきました。
後半の事業ではこういった社内での議論を経て、ご一緒するのが複数回目の企業様とより深いお付き合いができた印象です。

具体的な事例は以下↓↓

TOYOTA GAZOO Racingが開催するメタバースイベントでのNFTドロップ

トヨタ様への2回目の技術提供となるこの施策では、TOYOTA GAZOO Racing様が構築されたメタバース空間をユーザーが訪れてミッションをクリアしたらNFTがもらえるというもの。
モータースポーツの熱狂をバーチャルでも楽しめるのは新しいし、NFTをお土産として持ち帰る体験というのはまさにNFTでしかできないことですね。

読売ジャイアンツファンフェスタ

読売ジャイアンツ様とのお取り組みは、亀井選手引退時のNFTつき記念商品販売、春季キャンプに続いて3回目です。
今回は、ファンフェスタ開催を記念して実施されたお店巡りのイベント。
私も実際に朝イチでお店巡りしてNFTカードゲットしてきました!


実際に4つの店舗を回って、NFTカードを集めました。

更にNFTをゲットした人は12月にもう一回お店に来てNFTを見せるとクリアファイルがもらえる特典も。
実際に現地に訪れたことを証明するNFTは、後日それを提示することで、チケットのような役割を持つことができます。NFTはオンラインだけではなく実イベントでも活用ができます。

弊社のベースであるアート領域から、企業様とのお取り組みまで、この一年もたくさんの機会に恵まれ、NFTの可能性をより実感した一年となりました。
来年もますます飛躍の年にできるように、頑張ります!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

<番外編>各種記事(個人的に見てほしいコンテンツ)

うちの代表の自らの言葉で、アート、ブロックチェーンやスタートバーンの歩みについて語っています。アツく、面白く語っているので、ぜひ見てほしいです!

対談動画「施井君、NFTってぶっちゃけどうなの?」

タイトルからして攻めてますが、リアルな話を様々な角度で話しています。
(渡辺もファシリテーターしてます)

動画リンクはこちら↓↓

中山淳雄さんインタビュー

弊社代表施井泰平の生い立ち、アーティストとしての人生、創業の背景などなど濃いめに語っています。
渡辺が中山さんに傾倒していて追っかけをしていたら、取材いただいた!というご縁で、中山さんならではの鋭い視点で、本当に面白く書いていただきました!(渡辺もちゃっかり取材いただきました)


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