5分でわかるスタートバーン

こんにちは、スタートバーン株式会社執行役員の渡辺有紗です💡
私はスタートバーンで事業開発部をリードしており日々お客さんと対面しているのですが、
お話をしていて、スタートバーンって、何をやってるかミステリアスすぎると、、、言われることがあります。
なのでここでは、スタートバーンがどういう目的で、どういう事業を、どうやって、誰が推進しているかを、5分でわかるように説明していこうと思います。


スタートバーンの基本情報

  • 2014年3月26日創業

  • 東京大学発のテックスタートアップ

  • 資本金は15.97億円

  • 創業者である代表は、施井泰平(しいたいへい)

    • 現役で活動する現代美術家

    • 多摩美術大学を卒業した後に東京大学大学院在学中にスタートバーンを企業

  • 外国籍のメンバーも多く、公用語は英語

スタートバーンのミッション

「情報時代の芸術・文化を先導する」
スタートバーンは、アートの流通支援のエコシステムを作ることを目指しています。そしてそれを実現するためにブロックチェーン技術に着目しプロダクトを開発しています。
ここで一つ。スタートバーンがいう「アート」とは、いわゆる額縁に入った油絵というわけではなくもっと広いものを指しています。(一過性の消費されて消えていってしまうコンテンツに対して)「価値が時代を超えて継承されていくコンテンツ」を指してアートと呼んでいます。
※詳しいスタートバーンのアートの哲学については、別記事にて詳しくお話しする予定です。Podcastでもお話しているのでぜひ聞いてみてください。

スタートバーンは何をしている会社??

開発しているプロダクト

スタートバーンは、ブロックチェーンインフラを開発し、Startrail(スタートレール)という名称で展開しています。

Startrailは一言で言えば、アートのために設計されたNFTです。(本当は少し意味合いが違うのですが、ここではわかりやすくこのような表現を使います。ちなみに正確にいうと、Startrailはスマートコントラクト群です。)

情報設計や機能が、アートのために設計されているのが特徴的なNFTです。


Startrailで実現できること

Startrailで我々が実現したいことは以下の2つです。

・アートの真正性を担保する
・二次流通以降の収益の一部を還元金として適正にアーティストに分配する仕組みを整える

これを実現することが何がいいのか

①二次流通が安心して広がる世の中に

今や二次流通のプラットフォームはかなり広がっていて、フリマアプリはみなさんも一度は利用したことがあると思います。この二次流通市場で出品された商品の取引に対して信頼性(真贋)に不安があったり、元の値段から大きくかけ離れた高額な価格で転売が起こっているケースは現在の二次流通市場の課題と言われています。

ここで例えば、作品の真正性を担保するNFTの仕組みが当たり前になれば、消費者は商品を安心して買うことができる様になります。

②新しい推し活の形

更に発展的な例は推し活。今や誰もが何かしらの推しを持っていて、その推しを応援しています。推し活は、推しとの「つながり」がとても重要ですが、NFTは新しい「つながり」を提供できるのではと考えます。従来、推しとのつながりというと(例えばコンサートに会いに行くなど)物理的なものが主流でしたが、NFTでは発行元とその所有者を証明できるようになります。デジタルであり、かつ、推し(発行元)とファン(所有者)がつながることができる体験を作ることができるNFTの特性を活用すれば、今後様々な新しいファン体験が生まれるのではと考えます。

採用している技術

ではStartrailはどうしてブロックチェーン・NFT技術を使う必要があったのか?

ブロックチェーンとは 

ブロックチェーンとはインターネット上の新しいかたちのネットワークのことを指します。極めて改ざんが難しく、透明性が高いのが特徴です。

NFTとは

ブロックチェーンの中の情報の持ち方の一つがNFTです。NFTをサービスとして応用すると、証明書としての役目を果たしたり、デジタルコンテンツを一つ一つ固有なものとして流通出来るようになったり、限定数のものが確かに限定作品であることを保証することができます。さらに面白い使い方だと、発行したNFTをその人だけの特典を開封できる鍵にすることもできます。

NFTとしてアートの情報を格納することで、アートの価値を情報の面から支えることができ、その後の流通も透明化することができるため、ブロックチェーンを採用しました。

スタートバーンは今まで何してきたの?

はじめは証明書として

アートのために設計されたStartrailとして、もっとも根源的な使い方は、証明書としての利用です。

スタートバーンはStartrailを発行し、それをデジタルだけでなく現物の作品にもひも付けるサービスも行っています。

(ちなみにNFCタグはシールタイプとカードタイプの2種類あります)

このようなStartrailのサービスは、アーティスト、アートギャラリー、オークションハウスなど、アート業界の様々な方々に長らくご利用頂いております。

新しいビジネスとしての活用

Startrailはいまやアートの領域にとどまらず、利活用の場を大きく広げています。

例えば、2021年にNFTブームが突如始まってからは、デジタルコンテンツをNFTとして販売する手段としてStartrailを活用していただきました。

この流れを踏まえ、Startrail自体をお客様のサービスに組み込めるサービスも2021年に提供を開始しました。

そこからアート業界はもちろん、スポーツ業界、エンタメ業界など様々な業界の方々にご利用頂いております。

これでなんとなくイメージして頂けたでしょうか??
今後スタートバーンの哲学についても記事にする予定ですのでそれを読んでいただくことで、より我々について知って頂けると思います。お楽しみに!
それでは最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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