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フリーランスがなぜ優秀と呼ばれるのか

<<ポイント>>
□フリーランスが増加中、独立して仕事ができる人が増えている
□優秀だからこそ、自己マネジメントができる
□フリーランスを活用する事例も目立つように


今や「フリーランスとして働いている」と聞いて驚く人は多くないだろう。これには、しがらみや組織の理論に囚われなない自由な働き方へのニーズが高まっている社会的価値観の変化のと、企業に属さずとも付加価値の高い仕事ができる人が出現し始めたという経済合理的な要因がある。
日本のフリーランスの実態を紐解きながら、現代社会のビジネスになぜフィットしているかについて説明しよう。

現在のフリーランスの実態について

■フリーランスにはどんな仕事があるのか

フリーランスの定義は実に幅が広い。フリーランス協会の定義では「特定の企業や団体、組織に専従しない独立した形態で、自身の専門知識やスキルを提供して対価を得る人」となっている。

従来、「フリーランス」というと士業(弁護士、会計士)など一部の限られた職種のみに使われているイメージがあったと思う。しかし、今やフリーランスの職種の範囲は広がった。

経営企画、新規事業開発、人事、経理・財務、法務、広報、マーケティング、営業など、いわば本来であれば一企業内の部門が実施していた業務をフリーランサーたちが提供している。フリーランス協会の調査によれば、こうしたビジネス系のフリーランサーの全体の10%を占めており、今後も増加することが見込まれる。

なお、コーチングや習い事のような特技を生かし個人を相手に商売するフリーランサーも出現し始めつつあるという。これは、いわゆる「起業家」に類似しているがフリーランスの多様性を物語っている。

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(出典:厚生労働省「フリーランス白書2018」より引用)

■なぜフリーランスが増えている?

2019年のランサーズの調査によれば、日本には約1078万人がフリーランスで仕事をしており、2015年の913万人から19%増加した(兼業・副業を含む)。

これには大きく二つの時代の変化が背景にあるだろう。ひとつは、テクノロジーの進化により場所や時間を固定されなくとも働ける環境が整ったこと。もうひとつは、働き方への考え方が変化しつつあり「ガマンして稼ぐ」ことを優先するのではなく、「自分の得意や好き」を仕事に長く働きたいという思いが強くなっていること。

フリーランスとして働くことは日本でも有力な選択肢のひとつに今後なっていくだろう。

独立・副業の敷居が大幅に下がったことがあります。クラウドストレージやビデオチャ ットのお陰で場所や時間にとらわれない働き方(リモートワーク、テレワーク)が可能になり、コワーキ ングスペースや各種アシスタントサービスは事務所開設や細々した事務作業の手間とコストを削減しました。(中略)
今後は人生 100 年時代と捉えるならば、(中略)定年を待たずして、若いうちか ら自律的に自身のキャリアと向き合うことが大切だという考え方は、ミレニアル世代を中心に拡がり始めています。(フリーランス協会「フリーランス協会白書 2018」より引用)


進むフリーランスの活用

フリーランスの特徴として、独立して仕事ができる「自己管理やマネジメント」の能力高いことが挙げられるだろう。というのも、フリーランスは、組織に守られることがないのでひとつひとつの「成果」が大事になってくる。仕事のクオリティや責任感が必然的に高くなる。結果、デリバリーの付加価値が高まるという傾向が生まれている。

また、会社にあるようなすべての機能(例えば、仕事獲得のための営業やマーケティング、品質管理、財務・税務処理など)を自分ひとりでやることになるため、マルチタスクをこなすことになる。元来、こうした能力がなければ続けることができない。

会社にいても責任感やデリバリーのクオリティが高い人は多くいるだろうが、フリーランスでは、よりその能力が磨かれるように思う。実際に近年、こうした背景から、企業の大小を問わずフリーランスを活用する動きが進んでいる。
Start-Xも、創設以来フリーランス集団による業務提供をしているがその理由はやはりそのクオリティの高さにある。

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(図:経済産業省「フリーランス等活用企業 事例集」より作成)

フリーランスがもたらす新しい「働く」関係

フリーランスの働き方は、従来のものとは大きく違う。今後、活用が広がれば「労使関係」と言われていたものはなくフラットな関係となる。

会社に属している場合は、企業側から「従業員」と呼ばれるように、一定の時間を決められた場所で業務に費やすことになる。また、「部署・部門」「上司・部下」という組織としての立場が割り当てられる。収益をあげるのに必要な機能や役割を個々に分担し、雇用主と被雇用者との「上下関係」がこれまでの一般的だった。

しかし、フリーランスの場合は、働き方としては「自営業」。負担が大きいところもあるが、いわゆる組織の「上下関係」「しがらみ」に翻弄されることはない。取引先とのフラットで公平な関係となるので自分の仕事に集中できる。

Start-Xは、フリーランス集団のギルドチームで業務を提供しているが、こうした新しい働き方がひろがることで全体へのポジティブな影響があると信じている。それは「updated relationship」という新たな概念であり、全体の働き方のイノベーション今後なる可能性もある。

事実、フリーランスを対象としたアンケートでも実に7割近くの人が幸福度が高いと答えている。自分の仕事へのモチベーションの高さがうかがえる。

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(出典:ランサーズHPより引用)


付加価値の高い仕事ならフリーランス集団も視野に入れて

フリーランス集団と聞くと「有象無象の集まり」のように怪しいように思うかもしれません。が、実態はひとつの企業でも十分に能力のある人たちが独立して「仕事」しているというのが現状だ。


多くのフリーランサーの人たちは、自分で「やりたい」と思うことを仕事にして、自己責任の元で働いている。だから、長く続けれられるし、高い成果をあげることに対しても貪欲でいられる。

「結果を出せば出すほどよい成果につながる。逆も然り。」

という条件下でフリーランスは業務にあたるので、マインド面で正社員より圧倒的に積極的な姿勢だといえる。Start-Xでは、一緒に働くメンバーとして数千名単位でIT系職種の面談や面接を代表自らが行い質を担保してきた。この観点から働くメンバーは優秀であり、上位5%以上の人材であると信じている。

さらに、フリーランスの活用が進めば、組織の中でのストレスに悩まされる人は 圧倒的に減るだろう。新しい関係が定着すれば「働く」ことへのモチベーションがより高くなるだろう。

フリーランスはやる気に溢れた人たち。彼らがドライブするプロジェクトはアクセルを強く踏まなくとも自走するだけのパワーがあるだろう。これまでにない高い価値を求めるのであれば、フリーランスの活用を検討してはどうだろう。


ぜひ気軽にご相談を

Start-Xは、優秀なフリーランスの集合によるギルドチームで構成されています。これまでも、企業が抱える課題に丁寧に向き合い、打開する施策を一緒に考え、たくさんの経営者を支えています。

オンラインでの気軽な相談サービスも現在実施中、この機会にぜひ気軽に相談して見ませんか?
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