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中学英語の総復習 PART1

こんにちは、RYUです。
今回は、中学校に入ってつまづく人が多い英語を解説していこうと思います。
言語はその国の文化の根幹であり、言語を学ぶことはその文化を知ることになるので、外国語ができると今までになかった意外な発見ができるかもしれません。
ではよろしくお願いします。


1.日本語と英語の大きな違い 「英語は主語のすぐ後ろに述語」

英語を勉強する際に、最初に知っておかなければならないのが
「日本語と英語の違い」です。
実際に例を見ながら確認していきましょう。

例 私は日本が好きです。
  主語(私は)→目的語(日本が)→述語(好きです)
日本語では、述語を文の最後におきます。

例 I like Japan
  主語( I )→述語( like )→目的語( Japan )
英語では、主語の後ろに述語をおきます。

実際、大きな日本語と英語の違いはこれだけです。
英語は主語のすぐ後ろに述語(動詞)がくると覚えておけばOKです!

2.基本の文の形を理解しよう!

中学生が英語を勉強する上でつまづくポイントになるのが
「英語の文型」です。
「文型」=「文の形」のことで、どれだけ複雑でも次の5つに必ず分けられます。

1 主語+述語のみ

2 主語+述語+目的語

3 主語+述語+補語(形容詞とか)

4 主語+述語+目的語1+目的語2

5 主語+述語+目的語+補語

この5つに必ず分類できます。意外と少ないですよね。
英語の原則の「主語のすぐ後ろに述語」は全てちゃんと守られています。

1 主語+述語 

これが基本的な形で、最も簡潔的な文になります。

  I  run. =「私は走る」
  I  swim. =「私は泳ぐ」

2 主語+述語+目的語

「目的語」=「述語の動作の目的となる物」のことです。
 簡単に言えば、「何を?」という部分になります。

 I  play soccer.=「私はサッカーをする」目的語は「soccer」
 I  study English=「私は勉強をする」目的語は「English」

3 主語+述語+補語(形容詞等)

「補語」=「主語の状態などを表す言葉」です。
 日本語の文法では補語はあまり聞かないので少し戸惑っちゃいそうですが、
 そんなに複雑に考える必要はありません。
 単に補語=形容詞や名詞と考えてOKです。
 こちらも例文を見てみましょう

 I  am  happy=「私は幸せです」
 I  feel sorry=「私は申し訳なく感じる」
 
で紹介した主語+述語+目的語との違いは、
では必ず「主語=補語」の関係になるということです。
上の例では、I(私が)=happy(幸せ)の関係になっています。
の例では I(私が)=soccer(サッカー)の関係にはなりません。
そのため、違いがわからなくなったら主語と補語の関係を確認してみてください。

4 主語+述語+目的語1+目的語2

少し複雑になってきましたね。
目的語1と2の違いはなんなんだと思いますよね。
簡単に言えば「目的語1=人」 「目的語2=物全般」です。
この文型で用いられる動詞は「与える」「あげる」「送る」「伝える」などです。
これらは全て「他人」に対して「物、事」をするような動詞になります。
そのため、「他人」=目的語1 
     「物、事」=目的語2 と分けているんですね。
例を見てみましょう。

 I  give  him  presents.=「私は彼にプレゼントを渡す」
 I  teach  you  English.=「私はあなたに英語を教える」
両方とも「人」(him, you)に対して「物、事」をする文になっていますよね。
これが4つ目の文型の形です。

5 主語+述語+目的語+補語

今まで出てきた要素が全て詰まってラスボス感がありますね。
一見複雑ですが、実はそこまで難しくはないですよ。
この文型の特徴は、「目的語」=「補語」の関係になることです。
4つ目の文型は、「目的語1」=「目的語2」の関係にありません。
この文型は「主語」が「目的語」を「補語」の状態に「述語」するという文です。

この文型で用いられる動詞は
「make(〜にする)」「 keep(〜に保つ)」「call(〜と呼ぶ)」 等です。
では実際の例文を見ていきましょう。

 I  keep  kitchen  clear.=「私は台所を清潔に保つ」(台所=清潔)
 I  call  him  John.=「私は彼をジョンと呼ぶ」(彼=ジョン)

以上5つが英語の文型です。
次回は「時制」をテーマに解説していきたいと思いますので、これからも定期的に私の記事を読んで頂ければなと思います。
おつかれさでした。

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