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7月29日獅子座の新月

トキのリズムに耳を澄ませて、生命力を調律せよ!【暦の術プロジェクト】としてお送りする、獅子座の新月ホロスコープリーディング~☆彡

暦の術プロジェクトとはなんぞや

太陽は生命力の源。巡る四季のリズムを、太陽のエネルギーの質感の変化として捉えてみるよ。そして月は太陽のエネルギーを地球で受け止めるポータル、連続する大きな流れとしてトキを意識化しようってココロミ。

このプロジェクトは西洋占星術を【暦の術】として紐解いていくよ。これまでしていた新月・満月のホロスコープリーディングと何が違うかってポイントはこの3つ。

(1)生命力をふるわす術
(2)トキを意識化する術
(3)運命を生きる術

生命力をふるわす術

ここで言う「生命力」ってのは、生物が物理的にグングン成長するために必要なチカラ、心身の健康や免疫力、精神的な状態も含めた「より善く生きるチカラ」に関わるエネルギー全般ね。

☆生きているという確かな実感や悦び
☆未来へ向かうモチベーション
☆自分と自分を取り巻く世界に対する信頼と感謝を呼び起こす


こういったことは、より善く生きるチカラ「生命力」が高まっているときに現れる。生命力は文字通り「いのちのチカラ」。いのちが本来持っているチカラだと思うんだ。だから特別なことをして鍛えるような、技術的に身に着けるチカラというよりは、いのちに備わっている自ずから然る働きなんだと思う。自ずから然る、「自然」という働き。いのちが本来持っている、自然のチカラ。

だから、プラスアルファで何かラッキーアクションを起こそう!とかコレコレこういうことをこのタイミングでしよう!みたいな視点ではなく・・・

地球に聴こえてくる太陽系の音色を、ぶつ切りにして解読(開運ポイント、社会情勢の予測)するんじゃなくて連続する流れを感じて自分のリズム(生命力)を調律すること、それがねらい。

こういう趣旨のプロジェクト。でもね、自分のはからいを超えたところで運命が展開する乗るべき流れに乗る、ってことは、自分が今どんなリズムの中に生きているのか感じとれていれば自然と起こると思うんだ。生命力が高まるって、そういうこと。

トキを意識化する術

もうひとつ、暦の術はトキを意識化する術ってこと。
このタイミングであれをすべき、すべきじゃない、と「タイミングを気にする」って意味じゃなくて。私たちは常にトキの中で生きてるってことを自覚する。

トキを表すものとか、トキに対する意味付けが無ければ、私たちは時間を意識することはないと思う。トキを意識しないってことは、過去も未来も実感できる範囲外のことは考えないんだろうな。トキを意識できるからこそ、私たちは過去を記憶にとどめたり未来を創造することができる。

時間的視野を大きく持てる、って言い方もできるかな?その瞬間瞬間のキーワードを拾うだけじゃなくて。時間がテーマになっている児童文学の名作『モモ』の中で、「時間とは生きるということ(いのち)そのもの」だと語られていた。

トキを意識化するってのは、いのちを意識化するってこと。暦の術は、自分の時間(=いのち)を意識的に生きる術・・・そんなふうに捉えているよ。意識していないとトキの音色ってのは聴こえない。だから、耳を傾ける。暦の術はトキの音色を聴く耳を鍛えるトレーニングでもある。

このタイミングであれをしようこれをしようってことは言うつもりないんだけど、風向きを把握しておくことは自分が風向に対してどんなあたりかたをしているのか確認できる。変化に対してセンサーが敏感になればなるほど、感じ取る変化は「ガラッ!バキッ!」ではなく変化のグラデーションを細やかに感じられるようになるんじゃないかな。

トキに振り回されることもなく、おびえることもなく、流れるリズムを感じ取ること。全体像と部分を結びつけること。音楽を聴くことに似てるね。瞬間、瞬間だけミュート解除するんじゃなくて、流れる幾筋もの歌のラインを楽しもう。

天体の逆行をどう捉えるか

運命を生きる術

時間とはいのちそのものであり、いのちを運ぶものでもある。命を運ぶものはなにかっていうと、「運命」だね。運命と聞くとコントロール不可能な決定事項というコトバの印象があるけど、シンプルに「いのちの時間」を指してるんじゃないかな。

トキには、もちろんコントロール不可能なこともある。
「心が時間を生み出した」説を提唱している安田登せんせ曰く、心というものが生じて、時間というものが現れたとき、同時に人は「悩み」や「不安」というものを抱くようになった、という。これが、時間の副作用。
そして宗教、哲学が発達した。

占星術と思想や宗教はやっぱり切っても切れない関係なんだけど、それは「暦の術」が心の副作用になんらかの効果があると思われたからなんじゃないかな?
時間とワンセットでやってきた過去や未来に関する悩みに対して、時間を把握するこの術がなんらかの解決策を与えてくれると考えた。

占星術にはトキを把握することでうまいことその時間をコントロールしようっていうタイムマネジメント的な側面ももちろんあるけど、コントロール不可能な要素もトキには含まれている、ということを認める側面もあったんじゃないかね。

コントロールできること、できないこと。変えられることと変えられないこと。私たちが悩んだり苦しんだり(誰かを困らせたり)する多くのことは、そういったコントロールできない存在を、コントロールできない存在だと認めない(気付かない)ことから起こる

神よ、変えることのできないものを
静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、そして、
変えられないものと変えるべきものを
区別する賢さを与えてください。

二ーバーの祈り

二ーバーの祈りが言うように、必要なのは変えられないものに抵抗することじゃなくて、変えられないものを受け入れるチカラ。そして変えるべきものを変える勇気。なによりも、変えられるものと変えられないものを見分ける智恵が必要なんだ。
運命を生きるってのは、そういう姿勢なんじゃないかな。

運命を受け入れるってのは特定の情報を信じ込むってことじゃないの。
自分が生きている時間に向き合って、いのちを意識して生きるってことなんじゃないのかね。傲慢になるのでも卑屈になるのでもなく。

新月・満月は太陽のエネルギーを循環させるリズム

生命力の源である太陽の巡るエネルギー質感の変化、太陽系のソングラインが、地球上にどう届くのか。それを表わすのが新月、満月だって視点がこのプロジェクトの特徴。

それぞれの太陽のトキが担うエネルギーの質感を、新月で受け取って満月でリリースする。そして器を空けてまた新しく次の太陽のトキのエネルギーを受け取る。

太陽の生命力を動かすエネルギーを水流とするなら、それを受けて回る水車が月。太陽に重なる位置=新月で桶に注ぎ入れて、その推進力でまわる。水車は水を下の流れに注いで、また空いた桶で次の水を受ける。

そもそも生命力ってのは、止まっていたら存在できない「循環する流れ」なわけで。太陽から生命力の源を受け取り、ぐるりぐるりと地球に循環させる月は、太陽と地球を繋ぐヘソの緒

そういうわけで、ベースとなる太陽のリズムを12サインそれぞれの節季のホロスコープでキーワードを拾って、それが地上にどう落とし込まれるのかって視点で新月・満月を読んでいくよ。

だから獅子座の新月は、太陽しし座入りのホロスコープに描かれた太陽エネルギーの質感をどう受け取るかってハナシ。(太陽しし座入りのリーディング期間限定で無料公開中!

ちなみに、この裏側には夏至のエネルギー転換の方向性が前提としてあって、さらにその裏に2022年の始まりのエネルギー春分のキーワードが重ねられてる・・・折り重なるトキの玉手箱

だからプロジェクト途中参加の人もぜひぜひ過去記事から重なるトキのひだを覗いてほしい・・・!

とはいえ毎回読み返すなんて誰もいたしませんからね。毎回リーディングではざくざくとこれまでの流れもおさらいしつつ、新しく折りたたまれ重なっていくトキの織物を味わっていくってカタチで進めていきまっせ。

ではでは、7月29日獅子座の新月のホロスコープがどんなトキを織り込もうとしているのか、読んでみましょう~

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四季図を基本とする12のトキ、それぞれのトキに対応する新月と満月のキーワード、エネルギーの活かし方、タロットのリーディングも追加していくよ!

生命力(=生きているという確かな実感や悦び、未来へ向かうモチベーション、自分と自分を取り巻く世界に対する信頼と感謝を呼び起こすチカラ)をふ…

もりもり書くエネルギー(''◇'')ゞ燃料投入ありがとうございます!!