【8/22の満月図トキ読み】コトバの熱気球を大空へ
【分かち合えるものリスト】もう書いた?
私のリストはこれ!
*星の読書会
占星術や宇宙に関する本の持ち寄り紹介パーティ
*星に学ぶワークショップ
《月(太陽)編》私らしさとは何か?
《金星編》愛・悦びとは何か?
《火星編》暴力性にどう向き合えばいいのか
《木星編》幸運・成功とは何か?
《土星編》試練や困難にどう向き合えばいいのか
《水星編》作成中!
*英会話タロットパートナー
週に1回でも月に1回でも、定期的に英語に触れたい人~!英語でタロット、遊びませんかい?例えば「今月のメッセージ」みたいなのをひいて、それについて英会話。次の開催日に前回のメッセージと自分の行動、出来事を振り返ってレビュー。
定期的な内省にもなるし、英語っていう自分の「思考」と離れた言語を使うことでなにかオモシロイ刺激もあるかも?!
ウェイト版をシンプルに描いたタロット★これを使おうかなって思ってる。図のイメージとかも自分に結びつくと記憶に残るから、タロットを学んでみたい人にも◎
8月の満月図トキ読み
「面白そう~^^」って言ってくれる人もいて、公開してよかった!ではでは、トキ満ちた満月の収穫ポイントを見てみましょう~☆彡
ややや!カイト(凧)が上がってますな!チャートルーラー金星(天秤座)、MCルーラー土星(水瓶座)、そんでもってドラゴンヘッド(双子座)で手を繋いだ風の大三角形。風の循環を火が刺激しているから、熱気球のようだ。よし、これを熱気球アスペクトと名付けよう!
エレメントは、世界との接点(天体で象徴される活動)で交わし合う素材のこと。風は「情報」という素材。
この「情報」という素材を、土星と金星とドラゴンヘッドという3つの活動を通して「へい、パス!」「あいよ、次!」「よっしゃ、パス!」とグルグル循環させているのが風のグランドトライン(大三角形)。
その三角形にドラゴンテイルが火の要素を差し込んでいるから、風はどんどん上昇気流~!うまいことドラゴンヘッドに向かう推進力になるんでないかね。
5ハウスと11ハウスのライン上で起こる満月
太陽は獅子座で、自己表現の5ハウスにある。もともと獅子座ってのは自己表現とか創造力を象徴するサインなもんで、それを念押ししているような組み合わせ。
太陽「開封された手紙」
あ、【分かち合えるものリスト】ですね。はいはい。こないだの新月が「宗教的な賛美歌を歌う教会のボランティアの聖歌隊」で描かれていたように、自発的に自分のできること、やりたいことを示していこうよってメッセージだったでしょ。その顛末が描かれている。
月「変態を成しとげた人に明らかにされる、多くの個人の心が、一つになった意識の輝く光の中に溶け込んで行く、超古代文化の過去に深く根を持つ霊的な同胞団」または「アーダスの野原」
太陽に照らされて明らかになる無意識(心)の部分。このシンボルはね、元をたどれば人類みな兄弟、みんな同じ存在だ、くらいスケールを拡張しつくした視点。時間にも空間にも囚われない根源の地。
「個」に集中した結果、「個」という限定的な範囲を超えてものすごい大きなスケールの中で自分を見つけ直すってことかな。
例えば【分かち合えるものリスト】を作ったあなたは、「自分は」何ができるかを考えたはず。それは社会的に評価されるスキルかどうかとか、立派かどうかとか、お金になるかどうかとか、そういうのは置いといて、「自分」中心に考えたわけでしょ。でもその自己中心的な「表現」が、誰かと繋がって、これまでにないネットワークや他者との新しい関り方をうんと拡大する視点でもあるってことに、気付けた?
月は11ハウス、新しい未来。一本の線じゃなくて、網目状につながって発展していく世界。しかも月は拡大の星、木星に「全肯定」されてるわけ。
そうそう、その調子!ってな。
11ハウスって、網目状に広がって情報を交わしあう粘菌ネットワークみたいな世界。1個の司令塔(脳)があってそこから末端に情報が伝達されるんじゃなくて、それぞれの繋がりが全体の「知性」を生み出してるんだよ。
おもしろいよねぇ。キノコって、菌糸の集まりが地表にポコッと出たほんの一部分なんだって。本体は見えない世界に張り巡らされた粘菌ネットワーク。
今度の満月は、大本になっている粘菌ネットワークの存在、アーダスの野原に気付けるタイミングなのかも。
Asc「電気的な嵐」
ネットワークで電気的な嵐とくりゃあ、インターネットの存在はやっぱり外せませんな!表現の5ハウスに太陽の「開封された手紙」、誰かのための活動6ハウスに悦びの金星、こりゃあnoteユーザーのみなさん!書きましょう!【分かち合えるものリスト】を!(笑)
いや、【分かち合えるものリスト】じゃなくてもね、自分について言語化してみよう。太陽のシンボルにある「手紙」ってのは「言語化」するってこと。
そしてコトバを伝達するのは、風のエレメント。そう、上昇気流の大三角形。満月を背景に熱気球が飛ぶってワケ。
気球を膨らませる
風の循環装置を仰せつかっているのが、金星、土星、それからドラゴンヘッド。まずはチャートルーラーでもある金星から。
金星「荒廃した家の中で燃え盛る暖炉」
暖炉の炎は、悦びの炎。荒廃した家は金星のいる6ハウスのことですな。6ハウスって、ワーキングスペース。ダメージを受けたのか捨てられたのかしたかつての仕事。そこにまだ、炎は燃えている!
土星「鷲へと変身する旗」
社会を表す10ハウスに、仕組みや構造を造る土星。旗ってのは信号とか目印だよね。表現しているもののシンボル。イメージしていたものが命を持って飛び立つってこと。荒廃した家を建て直そうという動き。
ドラゴンヘッド「工場を取り囲むストライキ集団」
セレス「油田をドリルで掘る労働者」
ドラゴンヘッドにくっついているセレスも併せて読む。変化を求めて何が必要で何が不満なのか「表明する」って全体像が見えてくるね。社会のスケールでいうなら、そのまんま、蔑ろにされていた「労働環境」に関してなんらかの構造の手直しが動き出すとも読める。
個人レベルでこのムードをなぞるなら、【分かち合えるものリスト】なりなんなりで「自分」に向き合った人は、自分に何ができるのか、に気付いたでしょ。もしかしたらそれは「こんなの価値ないよな」と捨ててしまった自分の良さかもしれない。それが荒廃した家の暖炉に燃える6ハウスの金星。
暖炉の炎に気付いたら、育みの星セレスが、自分の奥底にある油田を掘り始める。それは2ハウスにある、自分自身の持つ資源。もしかしたらその資源は、現行のシステムだと活かせないのかもしれない。じゃあ何が改善すべきポイントで、自分は何を求めているのか?
脱すべきポイントドラゴンテイルと共にあるジュノーは、受け取り手としての権利の主張を象徴している。シンボルは「金髪の幸運の女神の演劇的表現」。自分に必要なものを「不満」という曖昧な感情で濁さずに、被害者ぶって満足せずに、ちゃんと言葉にする。
そうやって立てた目印の全体像を見渡して、新しいシステムや仕組みを明確にしていく。これが土星。
言葉にしてみることで、気付けること、思い出せることがある。気球は大地を離れてこそ、魅力がある。上昇気流にのってコトバを膨らませよう。(この本、とっても面白かったよ!)
まとめ
グランドトライン!って幸運の大三角形って言われるじゃん。だから私のトキ読み読んだ人はちょっと期待外れだったかもしれない(笑)なんかあんまり「この満月は幸運です!順風満帆、追い風来たれり!」って感じじゃなかったよね(笑)
でも、幸運って「なんにもしなくてもなんか得しちゃった~」ってもんじゃないんだろうね。上昇気流に乗りたいなら、その心づもりをしないと。
幸運は、準備のできた心に宿る。―細菌学者ルイ・パスツール
もりもり書くエネルギー(''◇'')ゞ燃料投入ありがとうございます!!