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ちょっとLCQの観戦が楽しくなる各チームの特徴について

LCQ EAST ASIAの日程が順調に進み、日本代表の3チーム全てがトーナメントに残っている状態です。
ここまで残っているOn Sla2ers・KONE・EDward Gaming・Crazy Raccoon・REJECT・NORTHEPTIONらのチームの特徴をデータから見ていきましょう。
(※データはLCQの試合結果のみから抽出しています)

用語説明
ACS:平均バトルスコア
ADR:ラウンドごとの平均ダメージ
FK:マップごとの最初の合計キル取得回数
FD:マップごとの最初の合計デス回数

On Sla2ers vs Crazy Raccoon

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上図が次に対戦するOn Sla2ersとCrazy Raccoonの、これまでのLCQにおける試合データから抽出したグラフです。事前に書いた記事通り、CRのMeiy選手のパフォーマンスは高いことがわかります。この対戦カードでキープレイヤーになりそうな選手を各チームから1人ずつ上げるとしたら、ONSからはBazzi、CRからはAstell選手らでしょう。
Bazzi選手はFK・KDのグラフからわかる通り、積極的に撃ち合いまたはファーストピックを取りに行く場面が多いでしょう。その場面においてCRはファーストピックを取られずに自分たちのプランを遂行するか、撃ち合いに勝つかといったところが勝敗に深く関係してきそうです。またAstell選手のFDを少なくなることでラウンド勝率は上がり、安定して勝利を収めることができるかの要となるでしょう。

KONE vs REJECT

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上図が次に対戦するKONEとREJECTの、これまでのLCQにおける試合データから抽出したグラフです。この対戦カードでキープレイヤーになりそうな選手を各チームから1人ずつ上げるとしたら、KONEからはNinebody、RCからはiNTRO選手らでしょう。
Ninebody選手はONSのBazzi選手同様なプレイスタイルから、RCもCR同様に相手のプランに撃ち勝つか、自分たちのプランを遂行するかといったところが勝敗に深く関係してくるでしょう。またiNTRO選手のプレイの向上や味方へのサポートの質が向上されなければ厳しい戦いになりそうです。

EDward Gaming vs NORTHEPTION

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勝利したほうがGRAND FINALへ進出する大注目の対戦カード、EDward GamingとNORTHEPTIONのグラフです。この対戦カードでキープレイヤーになりそうな選手は、EDGからnobody、NTHからMeteor選手でしょう。
nobody選手よりもスコアが高いZmjjKK選手やLife選手らに注目が行きがちですが、彼らを最初に撃ち合い等で退場させたとしても、ACSとADRが安定して高いスコアを出しているnobody選手がEDGの砦となって立ちはだかるでしょう。彼がEDGの基盤となっているのがうかがえます。そういったプレイヤーを保持するEDG相手に、NTHのMeteor選手がどのようにして勝ち筋を切り開いていくのか注目したいです。

最後に

これまでの国際大会では初戦敗退のイメージが強かった日本のチームが勝ちあがってるのはとてもうれしいことです。今回のLCQEAのFINALが日本チームの対戦となることを願っています。
#RCWIN
#CRWIN
#NTHWIN

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