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発育発達のための『大切な栄養』

こんにちは。

”無理なく自然にこどものできることを増やす”

個性をはぐくむ運動発達サポートStarsの中野雄公(ゆうき)です。
今日は僕がお届けします。


桜が咲き始めましたね。

昨日久しぶりに友人に電話しました。

友人が住む石垣島には桜がないらしく、「羨ましい」と言っていました。

それを聞いた僕は、「ないものねだりだな」と思いました。

桜があっても「いつでも見られるから」とわざわざ見に行きません。

そして、僕は石垣島の海を羨ましく思ったからです。笑

忙しすぎるからでしょうか。

それとも…

人間は普段そこにある幸せには気づきにくいものですね。



さて、

僕がこどもにレッスンをする時に、必ず行うことは「バリエーション」をつけることです。

「バリエーション」とは、「変化、差異(違い)、変化の程度」という意味します。

人間の脳の重さは、3歳までに大人の80%まで成長します。脳の増大は、おもに神経細胞のつながりが増えることによるものです。

脳は回路をつなぐことで脳自身を整理し、からだと動きの地図をつくり、認知のしくみをつくり、感情を処理します。

そして、脳が成長するのは、新しいことやそれまでと異なること、背景から際立っていること、普段の生活や心身の習慣ではないことを認識するときです。

「バリエーション」を取り入れることは、脳が違いを認識するための最もわかりやすい方法です。

一つのことをいろいろな方法で行うことができる程、適当能力が高いと言えます。いろいろな方法を考えることで工夫する力や新しいことを学ぶ力が高まります。

アナットバニエル著「限界を越えるこどもたち」より←障がいのお子さんを抱える親や支援者にとって良本です。是非ご一読ください。

僕がこどもとレッスンをする上でバリエーションを取り入れる方法はいくつかありますが、

例えば、手を引っ張り合う時に強く引っ張ってもらったり、弱く引っ張ってもらったり、その真ん中の強さにしてもらったりします。

ストレッチポールを使う時には、ポールの種類を変えて(大きい・小さい、硬い・柔らかい、長い・短い、円・半円など)行います。そうすることで、自ずと身体の扱い方、力の入れ方に違いが出るので、こどもたちはその違いを脳で感じます。

この他にも床の硬さを変えたり、頭の高さを調節したりと、あらゆることにバリエーションを取り入れることができます。

そういうことを日常的にやっていると、個性的で創造的な動きが自然と引き出されていきます。

成長と脳の発達には、「バリエーション」が不可欠なのです。

こどもにとってはそれは発育発達のための『大切な栄養』と言えるものであり、大人にとってもより良い人生を生きる潤滑剤になるものと言えます。

脳は新しい刺激にとても敏感です。是非皆さんの日常にも「バリエーション」を取り入れてみてくださいね^^



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