見出し画像

抗がん剤治療、切っても切り離せないウィッグの話

春めく東京より、おはようございます。

抗がん剤治療が来週3クール目、やっと折り返し地点です。

闘病記録にしたいわけではないのですが、記録するにはnoteが適しているので、今日はタイトルどおりウィッグの話。

 

抗がん剤治療で髪が抜けてしまうというのは一般的なイメージだと思うし、漠然とではあるだろうけれど、がんに罹患したことがなくても多くの人が知っていることだと思う。

実際に体験してみると(これは何であってもそうだとは思うけれど)、想像していた以外のことも大変だったりする。

 

ちなみに、どの程度、いつ脱毛してしまうのかということは、きっとそれこそネットで調べたら事前に知ることができたと思う。

わたしは、それはしなかった。

予備知識をたくさん仕入れて、徒に悲しい気持ちになることはしたくないなと思ったから。

 

さて、想像できた範囲のこと、つまり主に髪が抜けてしまうということに関しては、ウィッグを買っておいたり、スキンヘッドのケアの方法をネットで調べたり、事前に少しは備えておくことができた。

それでも、いざ脱毛が始まってウィッグが必要になると、先に書いたように想定外の困ったり気にすることが出てきた。

 

お部屋用ウィッグ

おうちでだけ着けるためのお部屋用ウィッグは事前に買っておいていた。わたしは旦那さんとふたり暮らしで、髪の毛のなくなってしまった姿は見られたくないと思っていたから。

髪がごっそり抜け始めた最初の日、自分ではこんな色には染めないだろうなという明るい色のお部屋用ウィッグを家で着けてみた。

ニセモノの匂いがした。人工毛だったから、当たり前なのだけど。

頭を覆うものは他に持っていなくて、着けたまま眠った。

まだ新しいウィッグだったからかもしれない、と今なら思うのだけれど、頭部をホールドされている感じが強すぎて、その日は何だか妙な夢を見た。

当然ゆっくり眠れなんてしなくて、翌日すぐにナイトキャップを2つネットで買った。

ちなみに、ナイトキャップも結局頭皮の呼吸を妨げていることには変わりないので、ナイトキャップを着けるようになったから頭が休まっているかといえば、実はそんなこともない。

 

ウィッグキャップ

ウィッグはじかに頭に被るのではなくて、ウィッグキャップという水泳帽のようなぴたっとしたキャップの上に被る。

そのウィッグキャップだけれど、最初に買ったウィッグのサロンで付属品として購入したものはウレタンのメッシュ生地のものだった。

これが、装着力はあるのだけれどきつくて、締め付けが苦しくて毎回頭痛を起こしてしまい、コットン製のウィッグキャップを2つ買い足した。

わたしは肌が弱いのでこれは予想できたことかもしれないけれど、あんまり考えてはいなかったことだったので、また追加で出費がかさむのかとおもって少しげんなりした。

コットン製のウィッグキャップは、化繊製のものよりお高いのだ。

そして消耗品だな、と思うと今また少しげんなりした。

 

ウィッグのシャンプーの香り

これはただの文句になってしまいそうだけれど、最初にウィッグを買ったサロンでは初心者パックのようなものを販売していて、あまり深く考えずそれを購入し、入っていたのがウィッグ用のシャンプー、トリートメント、その他諸々のお手入れ用品である。

このシャンプー、トリートメント、諸々のお手入れ用品の香りがわたしは苦手、というかもはや嫌いの域の香りで、使うたびたまらなくつらい。

ネットで無香料のウィッグ用シャンプーを調べているところ(もうウィッグ関連で余計な出費はしたくないので、買ってしまったら使わなくてはいけないと思うと慎重…)。

多分人工毛が多い中、先ほど書いたようなニセモノの香りを少しでも和らげようという配慮なのだろうけれど、好きでもない香りにされるくらいなら無臭が良かったなと心底思う。洗ったのにクサいと感じるのは結構つらいものがあるので…

 

ウィッグの話として書きたいトピックはまだいくつかあったのだけれど、今朝はこのくらいにしておこうと思います。

不満と苦労ばかりが強調されるような文章になってしまったと思って少し反省しているのですが、実際良いと感じられる点はないのでゴメンナサイ…

それでもここまで読んでくださった方にはお礼を申し上げます。

どうもありがとうございます!

 

今週のお仕事が今日から始まる方(わたしも!)も、今日は休日な方(いいですね!)も、良い1日でありますように♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?