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「拷問男」を観たよ


タイトルからして分かるように、スプラッタ映画です。
年齢制限はR15。2012年公開、オーストラリアの映画です。

オーストラリアといえば、1980年代に実際にあった誘拐監禁事件を元にした映画「アニマルズ」も気になります。あとで動画サイトで探してみます。


注意

グロいです。
これ18禁のほうが良くないか?と心配になるレベルです。

しかしながら、拷問をされる被害者には同情が出来ないので、途中から「ざまぁみろ」という感情もありました←


ネタバレあり結末までざっくりあらすじ


主人公デレクと元妻・ステイシーとの間に生まれた娘のジョージア

デレクステイシーが離婚した後、ジョージアステイシーに引き取られました。
デレクも時々彼女を預かり、良好な親子関係を維持していました。

デレクはサーフショップを経営しており、弟のトミーもそこで働いています。

ある日、ジョージアの6歳の誕生会を彼女のために盛大に行ったデレク。弟のトミーも来ていました。
離婚後ずっと独身をつらぬいていた兄へ妙に気を回した弟から、「ジョージアは預かっとくから、兄貴もデートしてきなよ!」と、デレクがパーティに来ていた女性とくっつくようにけしかけてきます。


トミーは恋人のシアンと共にジョージアを預かっていたのですが、シアンジョージアに要らんことを言ってしまいました。「お父さんは女の人とセイコウした」的なことをね。そりゃアウトだわ。
ジョージアはその意味を理解してはいませんでしたが、お母さんでおるステイシーにチクってました。

ステイシーからの苦情を聞いたデレクトミーを叱りました。
おまけに勤務態度もかなり悪かったトミーはクビになり、まさにダブルパンチですね。
限りなく自業自得だけど。


さて、その翌日。ジョージアが行方不明になりました。
ステイシーからの連絡を受け、大急ぎで駆けつけるデレク

警察、デレク、そして近隣住民たちも加わり、ジョージアの行方を大捜索。

やがて海沿いの釣り場で発見された彼女は、既に死亡していました。

前々から家の窓が壊れていて、デレクがそれを直せと何度も言っていたにもかかわらず放置し続けていたステイシー
その窓からジョージアは攫われたのですからね。


デレクはそれを責め、周りの人も「私は悪くない」と宣うステイシーに非難の目を向けます。


離婚した元夫から言われたことですから、意地になって無視してたんですかね。
ジョージアが攫われる直前にも、彼女に「パパが窓を直すように言ってたよ」と声を掛けられていたのを、ステイシー「アッハイ」って感じで苛立ちながら流してましたし。


それから半年。
娘を失ったショックから立ち直れずにいるデレクは、ほとんど引きこもって過ごしてました。
周りの友人の支えもあって、なんとか人間らしい生活をとりもどし始めてるところです。

ある日ひょんなきっかけから犯人が弟のトミーであることにいち早く気付いたデレクは、復讐を決意。

なんとトミーは、ジョージアどころか過去に何人もの少年少女を誘拐し、殺害していたのです。
許せますか?許せないよね。ね?(圧)

殺害してきた少年少女の記録を細かく記したノートや、家中に隠しカメラを仕掛けて隠し撮り(パーティを開催して、客たちが家中で盛ってるのを見てた)をしていることも分かり、まぁ清々しい程クズですね。



さて、デレクさんやる気スイッチが入りました。

1週間かけて自宅の地下室を拷問仕様に改装し、様々な研究を重ね、準備を完全に整えてトミーを拉致。

薬で眠らされたトミーが次に目が覚めた時、彼はビリヤード台に寝ていました。

喉にはストローが刺さっていて、叫んでも声が出ないようにされていました。ストローの口を押さえると声が出る仕組み。頭いい〜。

目が覚めたトミーにたんたんと話しかけながら、手足を次々と金具で固定していくデレク
ちゃんと電動工具でネジもとめてるよ!偉いねぇ。

デレクは手始めに、トミーの脇腹を死なない程度に深く切り裂いてバーナーで炙って止血してみました。
いい感じに苦しみ悶えてますよ。いい気味ですねぇ。

何故ジョージアを殺したのか問い詰めますと、「仕事をクビにしたから」だと答えるトミー。くだらねぇなぁ!

デレクトミーの頭部に万力のようなものを装着し、すこし締め付けるとかなり痛そうにのたうち回りました。
というのも、それは内側に釘が着いており、締め付けると徐々に頭部に刺さっていく仕組みなのです。

とりあえずトミーが殺してきた子供達にしたことを、彼自身にも体験してもらおうと考えたデレク

ノートを参考に指をあっさりと切断していましたところ、お母さんから電話。
普通に会話して電話を終わらせると、切断した指の傷口にワックスを塗って止血しました。


しばらくして、両親が家に来たのでデレクは応対しに行きました。

途中、洗濯物を乾燥機に入れるために地下に戻り、ついでにトミーの膝をひと刺し。何時でも目的を忘れない、有能な男ですねえ。



さて、父親から12年前の殺人犯が刑務所でどんな拷問をされたのかを聞いて、面白そうだったのでトミーで試してみることにしました。

大急ぎで太めのパイプを入手したデレクは、地下室に入ると新しい玩具を見せびらかす子供のように「おい!トミーこれ見てみろよ!」と弟に話しかけます。

彼はこれからトミーのアナr........えっと、彼のおケツの穴にパイプをツッコみ、パイプの中に有刺鉄線を入れてくのです。なるほど、パイプを抜いてくと有刺鉄線が内部に突き刺さりますねぇ。

妙に明るいテンションでおケツにパイプを入れるデレク。
「おぅ、鋭いぜ!」と言いながら有刺鉄線を掴み、許しを乞うトミーの声を無視してパイプの中に挿入。


同時期、犯人の目撃情報から似顔絵を作成した刑事さんがデレクの店訪ねますが、彼はその場にはいませんでした。
デレクの店の共同経営者であり友人のコリンにもその似顔絵を見せると、おもっくそトミーだったので頭を抱えてしまいました。

トミーのおケツからパイプを抜き、いよいよ有刺鉄線が内部に突き刺さります。あいたた。


その後トゲトゲの膝分裂期(ちなみにデレクの手作り)で膝をバッキバキにされ、キャーキャー騒ぐトミー
その後仮眠しに行き、戻った時にトミーが逃げ出そうとしたことに呆れ、右手を切断しようとします。が、刑事さんが家に来たので応対します。
似顔絵を見せられ、トミーの行方を尋ねられましたが、いい感じにとぼけました。


刑事さんを帰した後、トミーに未発見の子供の死体をどこにやったのか問い詰めました。ケツの有刺鉄線は効果抜群、引っ張ると痛みに卒倒しかねん勢いです。
そうして一人の死体の在処を聞き出すと、匿名で警察に通報しました。


拷問は順調で、麻酔なしで歯を抜いたり、右手は今度こそ完全に切断されたりと、もうこれ完全に元の生活は無理ですねって感じ。


色々と疲れてきたデレクは、ある日コリントミを見せました。
当然ながらコリンは警察に通報、デレクは警察来てお祭りになる前に植木バサミでトミーを殺そうとしますが、

「人殺しは一人で十分やわ」

そう言い、拷問をやめてしまいます。
トミーと同じクズに成り下がって溜まるかってやつです。

デレクは警察に捕まり、トミーも生きたまま発見され、病院に。
でもトミーは後々逮捕されます。文字通りズタボロのまま逮捕できひんしな。右手無いし。


エンドロールでその後のことがニュース番組の音声風の声と、新聞記事の映像でわかります。

まず「8年の刑に対し3年の服役で........」の音声
「娘の殺人犯を拷問。実刑判決」の新聞記事
これはデレクですかね?わからんけど、もしそうなら周りも事情を考えて仕方ないと思ったんでしょうね。

「トミー・ライリー25年の懲役刑」の新聞記事
えっ少なすぎん?

「被害者の父、死刑を要求」の新聞記事
そりゃそうだ!もっとやれ!

その後のやつはおそらく別のものかと

「性犯罪者を殺害し公園に遺棄」
「誘拐された少女、ダムで遺体で発見」
「実の父親から15年間の性的虐待」などの新聞記事

ニュース番組の音声では様々な性犯罪、誘拐事件、殺人事件のことを言ってます。

感想

デレクは復讐を遂げましたが、晴れ晴れした気持ちにはならんでしょうね。
実の弟がこんなドクズだなんて、めちゃくちゃ辛いやろ。

にしても、コレ観た後だと電動工具を今までと違う気持ちで見てしまう。便利だねぇほんと。

まじで拷問は痛そうだし可哀想なんだけども、正直それ以上にざまぁみろアホが!って気持ちが強かったwww
あと拷問されながらトミーの乳首が立ってたのが時々気になった。

エンドロール見て思ったんですが、なんとなくオーストラリアの誘拐とか行方不明とかの事件はたまに見る気がする。
行方不明になった女の子の写真が道に落ちてたとか、10歳から18歳まで監禁されてた女の子とか、色々あった気がする。

まぁオーストラリアだけじゃないけどね。世界中であることだ。怖いな。


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