自分の書いた小説を紹介してみる



なんかこんなの来た



そんなに優しいか?わからんけど、褒められたのは嬉しい。どうも。
私も私の声は多少好きだよ(こら)


せっかくだから、自分なりに傑作だと思うやつと、他にもうひとつ紹介してみます。


自分では傑作だと思うやつ

わたしの愛した世界


R15指定。グロ表現あり。
主人公の生い立ちの闇が深い。

主人公の性格がおかしいというか、所々感情が麻痺してる所があるので、読んでて違和感を覚える人も居そう。
いま途中まで加筆修正してる。


あらすじとか




序盤で父親に殴り殺された主人公が、異世界(厳密には他所の惑星)に転移して、何故か知らんけど世界を救う旅に出るって話。
まず親に殴り殺されるって時点でおかしいんだけどね(笑)

主人公が転移した場所は、なんか一ミリでも足踏み外したら死ぬんじゃねぇのってくらい険しい山。
そこでクロスっていう魔法使いの少年が、小屋で一人暮らししながら彼女を待っていた。あ、主人公は女の子ね。

クロス曰く、「僕の師匠がこの世界の国々によくわからん“ねじ”を出現させたんや。それば壊さんと国が滅ぶ。
で、あんたが“ねじ”を壊す力をもっとるけん、一緒に旅して“ねじ”を探そうや」
ってことらしい。

なんでやねん、と思いつつも行くあてが無いので、クロスと行くことにした主人公。

初期パーティ構成は魔術師(クロス)とバーサーカー(主人公)。
途中同行者が増えたりしますが、すぐ死にます。

立ち寄った村の人も全員死んだりする。
5歳位の男の子も酷い殺され方します(個人的にはこれが最大の閲覧注意ポイント)

いやね、あの、「オーバーロード」っていうね、人がバッタバッタ死ぬ異世界転移ものの小説があるじゃないすか。アニメも面白いよ。

アニメ見て「たくさん人が死ぬ小説書きたいなぁ」って思ったから書いた。


構想自体は10代の頃に見た夢を元に温めてた。方針はその10年後とかに決まった。
で、思い立ってから4ヶ月位で書いた。
一応続編も考えてる。一応。


一応賞とれたやつ

極上の女

2018年とかかな、アルファポリス内で「第一回ホラー・ミステリー大賞」ってのがあって、それで特別賞をいただいたものです。
R15指定。グロはない。若干の性的興奮を表現する場面がある。


あらすじとか


親が離婚して母親と二人暮しの主人公の少女。
ある日母親のコネでやたら安い家を購入する事に。
そこが事故物件だったため、5歳くらいの男児の幽霊を度々目撃することになる。

それと同時に、隣人のイケメンから不自然なほどアプローチを受けたり、バイト先の店長に死ぬほど感じ悪い態度を取られるようになる。

作中の親からの虐待などの話は、60パーセントくらいは私の実体験を元にしてます。書く時すげぇ辛かったけど、書き終わった時はスッキリしてた。


幽霊ものを書きたかった........。
幽霊ものを書いたつもりではある。

自分としてはまだ不完全燃焼な感じなので、いつか加筆修正したい。


このふたつを紹介したわけ

主人公


どちらも「あ、結構上手くかけたな」と思う作品であると同時に、主人公の性格を自分に寄せすぎてキモイ←

「極上の女」は20代前半の私、「わたしの愛した世界」はアラサー〜現在の私ですね。
非常に書きやすかった。だって思ってることをそのまま書けばいいだけだからね。

たださぁ、書けば書くほど「私、大丈夫か?」って気持ちが強まったわ。とくに「わたしの愛した世界」。

もう病みに病みすぎて1周まわって普通になっちゃった人じゃんって。
まぁ普通ならいいか!?(笑)


一応テーマとか


一応ね、何が書きたかったかってのもあったので、簡潔に書いときます。

極上の女
自分でも気付かない暴力的な一面。
外見や態度など、表面的な所だけで人を判断してはいけない。
自分に恋する主人公。


わたしの愛した世界
血が繋がってなくても生まれる家族愛。
狂気を飼い慣らす。制御する。
人が沢山死ぬ。命は簡単に終わる。
世界中のものが大好きで大嫌いな気持ち。
人を信じたい。嫌いになりたいのになれない。
歪んだ博愛主義。自己防衛としての無感情。



最後に

まぁ別に「超面白いよ!」とは言えん。
自分の性癖に刺さる作品しか書いてないからさ。


少なくとも私には大好評です。
私は面白いと思ってる。そしてもっと面白く出来たのにとも思う。

以上。恥ずかしいからこれにて。

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