(詩)頑張る、頑張って


記憶が飛んで意識も飛んで
右耳も聞こえにくくなって
足も痛くなって
すごく眠くなって
会話した内容もぼんやりとしか思い出せない
助けてって体が言ってるのに
無視することしかできない

自分の疲れは自分一人で処理してって
僕には関係ないからって
背中を突き飛ばされて
なのに君の味方だって真顔で言えるの凄い

それでも一歩踏み出さなきゃいけないのに
生活する為にはそうするしかないのに
おかしいな、死にたい

何のために生きてるのか、そんなことはどうでもいい
何のためだろうが、生まれた以上は社会に出て生きなくてはいけない
例えそれが苦痛でも
例え誰にも気遣ってもらえなくても
味方が誰一人居なくても
どうせ誰も心配してくれない
どうせ価値のない人間

生きるために生活して
生活のために働いて
ボロボロになるまで働いて
死にたくなった

相手の側に立って考える余裕
苦手だよそういうの
悪い頭で精一杯考えてやってるつもり
相手の側に立って考えるってことを
よく知らないけど、やろうとしてるつもり

自分の中では全力でやってる
自分の中では頑張ってる
でも皆には見えてないから
いつまでも私は頑張ってない人




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