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GR IIIxの旅スナップ|サブカメラとして持ち歩き、シャッターチャンスを逃さない

今年に入ってから使い始めたGR IIIx。

どこにでも持ち歩けるコンパクトさ、それでいてAPS-Cセンサーが描き出す画の美しさが魅力的です。ちょっとしたお出かけのときに持ち歩くのにぴったりなんだけど、それに加えて僕は旅行のときにも持っていくようにしています。

旅行のときって、たいていメインカメラ(僕の場合はα7 IIIかX-T4)を持っていくのだけれど、こういうカメラは物理的に大きいのです。カバンから取り出すのも大変だったり、その大きさのせいで撮影時に周りを威圧してしまったり。

だから、メインカメラに加えてサブカメラであるGR IIIxも持っていくようにしています。こうすることで、メインカメラではシャッターチャンスを逃してしまうシーンも切り取ることができる。

こうして撮った写真たちを、この記事でご紹介します。

ちなみに、この記事の中の写真は(断り書きを記した写真を除いて)全てGR IIIxで撮影したものです。


車の中で撮る

僕が旅に出るときは、ほとんど車で行きます。そのため、移動中の写真を撮るためには前席の狭い空間にカメラを置いておかないといけません。

こういうとき、大きなカメラだと置き場に困ってしまいます。CX-60はセンターコンソールが広いとはいえ、大きなものを置く場所はあまりないのです。せいぜいドリンクホルダーとスマホ置き場くらい。

大きなカメラを置く場所はない [SHOT ON FUJIFILM X-T4]

そんなとき、GR IIIxだったらスマホの上に重ねて置いておけるし、ドリンクホルダーに立てかけておくこともできる。

ドライブ中は絶えず景色が移り変わっていき、シャッターチャンスは一瞬。すぐに手が届く場所に、起動時間が早くて画質のいいカメラを置いておく。そうしておかないと撮ることができなかった写真もたくさんあります。

スマホでは出せない質感の写真ばかりで、GR IIIxのよさを最大限活かすことができる使い方だと思います。もちろん運転中はカメラを操作できないので、助手席の妻に撮ってもらっていますよ。


ちょっとした外出で撮る

旅行中でも、ホテルの部屋に荷物を置いて食事に出るときとか、目的地に着いたときに車から身軽に降りたいときとか、常に大きな荷物を持っているとは限りません。そういうときに、機動力の低い大きなカメラは邪魔になってしまいます。


例えば、箱根にあるポーラ美術館の駐車場に車を止めて館内に入場したとき。

このときは1泊の旅行で、バックパック1つに荷物を詰めていたのですが、さすがにそれを持って館内に行くのも違うので、身ひとつで車を降りました。こういうときにGR IIIxが活躍します。

財布とスマホとGR IIIxを持って館内へ。手に持っていたのかポケットに入れていたのか小さいバッグを持っていたのか忘れたけれど、たぶん手に持っていたような気がします。


そして、ホテルにチェックインした後にご飯を食べに外出するとき。

これは先日長野に行ったときの写真ですが、予約していたスペイン料理屋さんから帰る途中に撮りました。ちょうど「長野びんずる」という夏祭りをやっていたんです。

夜の街の中に提灯が灯されているところを撮りました。大きなAPS-Cのセンサーはスマホと比べてより多くの光を集めることができるので、コンデジとは思えないほどの画質の写真が出てきました。これにはびっくりした。


また、ホテルの中で食事をとるときも、大きなカメラを持っていくのは気が引けます。そういうときもコンデジであるGR IIIxなら楽勝です。

6月に箱根の「佳ら久」に泊まってきたときは、夕食会場・朝食会場のどちらにも持っていきました。

結婚記念日は「箱根強羅・佳ら久」に泊まってきた(ブログ記事)

こういう場面、GR IIIxを持っていなかったらスマホで撮っていたと思います。でも、GR IIIxなら目の前の光景をさっと収めることができるので、心が動いた瞬間そのものの光景を記録することができるのです。しかも画質も申し分ないと。最高じゃないですか。


テーブルで撮る

旅といえばおいしい食事が楽しみのひとつです。とはいえ、テーブルで大きなカメラを構えるのはちょっと恥ずかしいし、店員さんに余計な気を遣わせてしまいそう。

だからといってスマホで撮ると質感が出ないんですよね。食べ物に寄って後ろをぼかしたいこともあるので、そもそもスマホには限界があるし。

そこでGR IIIxですよ。威圧感のないコンパクトボディに、F2.8のレンズとAPS-Cセンサーを搭載しているから、テーブルでも気軽に高品質な写真を撮ることができるのです。最高だな?


そして、最近は犬OKのテラス席で食事をとることも多くなりました。

GR IIIxはテーブルの上に出しているので、かわいい瞬間があったらすぐに撮影することができるのもいい。大きなカメラだったらそうはいかないはず。

こうやって、カメラで写真を撮るハードルを最大限低くできるのがGR IIIxのいいところですね。


カメラを渡して撮ってもらう

旅に出るときは、メインカメラと別にサブカメラとしてGR IIIxを持ち歩くと書きました。ということは、僕がメインカメラを使っているときはGR IIIxはカバンの中で眠っているのです。

だから、そういうときに妻に渡して適当に撮ってもらったりしています。

僕にはなかった視点の写真が撮れたりするし、僕自身を撮ってもらえたりするのです。カメラマン役に徹していると、自分自身の写真ってあまりないので、とてもありがたいですね。

このときのメインカメラはX-T4

最高のサブカメラ

以上のように、旅においてもメインカメラと別にGR IIIxを持ち歩けば、ちょうどいいシチュエーションは必ず訪れます。

メインカメラと位置づけが異なるGR IIIxでないと撮れない写真は必ずあるし、それはスマホでは代替不能。メインカメラとスマホの間を埋めることができる貴重な存在なのですよ。


購入当初は、カバンに忍ばせていつでもどこでも持ち歩ける「メインカメラ」として購入し、日常で使うことが多いと想定していました。

確かにそれは予想どおりだったのだけど、その他にも「旅のサブカメラ」という役割を与えることができたのは、いい意味で予想外。評判のいいカメラだからなんとなく買いましたが、こんなに活躍してくれるとは思わなかったよ。

という感じで、これからも唯一無二の存在として使い込んでいくつもりです。GR IIIx、とてもいいカメラだから、迷っている人は今すぐ買っても後悔しないと思います。


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