見出し画像

「BORUTO」初編のアニメ感想。


こんにちは、雲州はとむです。メンタルの薬の副作用で数日すっかり寝込んでしまい、ここ一週間は録画していたアニメを色々見返していました。しかもいざ録画をスタートさせたら、カカシ先生の過去とかイルカ先生との「涙の結婚式」に今更どハマりしてしまい。

「BORUTO」のBlu-rayBOX②初回限定版を、Amazonの中古優良品で購入。何やってんだ私は……。

そんなかんなで、今日は「BORUTO」のアニメ初期の感想を更新します。元々AmazonでディスクBOXを購入した時に書いたものでしたが、あれから四年も経過したので、noteに持ってきました。




元々は、「頭文字D」や「ジョジョシリーズ」「サイコパス」「ガンダムオリジン」目当てに加入したアニマックスで、偶然観た「BORUTO修学旅行編」が普通に面白かったので、dアニメストア無料配信期間を利用して全話観ました。今ではテレ東放送を毎週録画しています。

ガンダムなどのサンライズアニメ、聖闘士星矢から幽遊白書、スラムダンクで育った世代なので、「NARUTO」も原作を読んだりアニメを観ていましたが、どうにも登場人物の過去や設定が重くて。

ナルトはいちいちうるさいしサスケは復讐に囚われて余りにも長過ぎる話に突入してしまうし、サクラはサスケにただ夢中で……。
正直なところ全くメイントリオに感情移入出来ずに、時々飛び飛びで気紛れに観ていた前作「NARUTO」でした。

しかし、次世代話はキャラクターが普通に私達と変わらないそこそこ裕福な中流家庭の「普通の子供」として伸び伸び明るく素直に育っていて、主役のボルトもお育ちの良さや妹ヒマワリの存在もあってか、子供の頃のナルトと比較して幼稚では無く、それなりに大人びていて言動も物腰も品が良い。

サラダも母親のような恋愛体質では無く、男子同士の友情の間に押し入ってくることもなくクールな性格だし、ノンストレスで「気楽に楽しく鑑賞出来るアニメ作品」になっていると思います。

あえて原作を読んでいないのでそれも逆に苛々せずに良いのかもしれないので、これからも読む予定はありません。

ただ、果たしてこれをこの値段で買うかどうかはかなり迷います。

声優オーディオコメンタリーやイベント応募優先券が付いてくるわけでも無くDVD画質……今のところアニマックスを高画質録画していれば充分だし、しかもこれからまた長くなりそうな「ミツキ奪還編」が始まるので…。「イナズマイレブン」の時のような、どハマり速攻一気買いは躊躇するところです。

私は、よくレビューでも見かける「ミツキ→綾波レイ説」に惹かれて、彼とボルトがこれからどうなるのか、大蛇丸に作られた人口生命体が果たしてレプリカントやマインドコントロールを外されたファティマの様に精神的に成長する事が出来るのか注目しています。

ボルトやシカダイ他、次世代キャラクター達の現代っ子ぽいベタベタしない友情も好感が持てるし、近代的な街で暮らす自分の子供時代と被る部分が多い。

ボルトがナルトの様に成績の悪いやかましい主人公では無く、火影七代目と日向一族の姫の間に生まれたサラブレッド御曹司らしく、落ち着いて思考行動する少年であり、また父親の永遠の好敵手でもあるサスケの弟子…もう一人の息子同然というポジションも微笑ましい。

偉大なる父の存在や周囲から信頼される生来のカリスマ性、大切な妹や母ヒナタへの優しさや愛情など、「赤い彗星のシャア」を彷彿とさせる様なボルトが、いずれ襲ってくるであろう再びの大戦にどう立ち向かうのか。そしてまずは「君は僕の太陽だ」と純粋無垢な信仰にも近い友愛を向けられていたミツキとの関係にボルト自身はどう応えるのか期待しつつ観続けていこうと思います。

それにしても、かつてはジャンプアニメの少年主役と言えば、竹内順子ちゃんだったものですが、現在はボルトに続いてリメイク版「キャプテン翼」でも主人公が三瓶由布子さんにチェンジして声優の世代交代も着々と進んでいるし、ジャンプアニメがゴールデンタイムに放送されることも無くなり、再放送を昔のように気軽に無料で地上波鑑賞する場所も無くなってしまい、寂しく感じます。

私は最近の深夜アニメや乙女ゲーム系アニメを全く観ないので、井上和彦さんや関俊彦さん、森久保祥太郎さんなどの声が聞ける貴重なアニメかもしれません。

個人的に、ボルトとシカダイの二世代続く名コンビと、ミツキのボルトへの無償の想いと自分探しの旅の行方が気になるのと、短編が特に面白いので余裕が出来たら好きなエピソードの入っているBOXのみ買いたいですね。「ザ・ラストムービー」「BORUTO映画版」Blu-rayは持っているので……。

でも「BORUTO」の劇場版がかつての「NARUTO」のようにガンガン製作されることはなさそうかな。
「銀魂」もついに終わってしまったし、いよいよジャンプの時代も終焉を迎えようとしているのかもしれません。もしかしたら、私にとって「最期のジャンプアニメ鑑賞」になる作品、のんびり観ていこうと思います。




……な〜んて!!!! 2018年12月は、「BORUTO」にこんな感想を抱いていました。結局、あれからも途中飛ばしつつダラダラ見続けていまして。

2022年の夏から秋にかけて放送されていた「カワキ&ヒマワリinアカデミー潜伏作戦」は、なかなか面白かったなあ。声優も内田雄馬くんと早見沙織ちゃんという、武道館ライブしちゃうくらいの旬の人ですし。どうして二人のデュエット曲とか、エンディングに企画しないんだろう?「BORUTO」は本当にそういうところが勿体ないです。


それにしても、「BORUTO」のアニメは国内人気も全然ないし、リアタイで騒いでいるのは海外の熱烈なファンくらいなんですよ。Twitterの盛り上がりの無さが気の毒になるくらい。まあ今やジャンプアニメと言えば「SPY FAMIRY」「チェンソーマン」ですからね……。お洒落だもんなあ、作画も音楽も……。

ただ、私のようにそんな令和のアニメに全然ハマれなくて、こうして昭和から平成の名作作品を今更、Blu-rayBOXで買い揃えて日々、心を救われている人間もいるわけです。

Amazonの中古品がめちゃくちゃ安くなっているので、多分「カカシ先生とボルト七班の鈴取りテスト」も買っちゃう。あの話はカカシ先生とイルカ先生の、井上和彦&関俊彦の阿吽の呼吸が本当に素晴らしいから!!

リアタイでは原作通り、ボルトの義兄弟としてナルトを慕う秀才忍者カワキも登場したけど、このまままた、数年間グダグダな長編を続けるつもりなのか。メイン声優陣もどんどん年をとってしまうし、製作側もきっとこれからの進行計画を悩んでるだろうとは思います。



いつも「スキ」して下さる方々、ありがとうございます! 「創作を学びあう会」にてコメントに反応して頂きとても嬉しい! そしてご新規さんや偶然立ち寄られたそちらのあなたも、是非にコメントやフォローよろしくお願い致します!

マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。