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誰でもなれるできるネゴシエイター!!〜交渉力向上のポイント〜

"交渉=ある目的を達成し、問題を解決するために人が行う行為のこと"


交渉は、コミュニケーションの一つです。
大人も子供も誰だって日々、家族 / 友達 / 恋人 / 仕事などで必ず誰かと交渉しながら生活しています。

当たり前のことですが『 満足度の高い日々を送るには、自分の要望通りの結果へ導くための交渉力は必要不可欠 』です。

’’交渉力は、一生もののスキルとなります ’’
今回は誰にでもできる交渉力を向上させるポイントについてご紹介したいと思いますのでご参考になれば幸いです。

まず交渉の際には、必ず目的があり、そして人に対して行うものです。
そのため相手がこちらに対して下記の【 3つの認知 】
①『 信頼 』
②『 共通認識(同じベクトル)』
③『 ベネフィットの認知 』
を理解してもらえなければ失敗しますし、理解していただければ解決に至ります。

上記を相手に認知してもらうためにはどうすればいいかを考えるマインドが非常に重要になります。

まず基本的なことですが、交渉スタイルには、競争型 / 問題解決型 / 妥協型 / 順応型 / 回避型があり、
そして志向的には、協力志向 / 競争志向があります。
上記について、いろいろな本やセミナーで紹介されていますがこんなことは全く考えなくてもいいです。
ただただ時間の無駄だと思います!!

”大切なことは、上記の【 3つの認知 】をいかに相手に理解してもらえるかどうかです”

これができればあなたは優秀なネゴシエーターになれます。

では、この【 3つの認知 】を理解してもらうにはどうすればいいかをご紹介します。
交渉で成果を上げるポイント
①積極的な準備
②目標を高く設定する
③相手の話に耳を傾ける
④誠実である

①相手の話に耳を傾ける(傾聴)
全ての段階で聞くことは最重要です!!

”情報はチカラ、相手の話を聞くことで情報を得られる”

分かっているようでできていないのがまさに聞くことです。

何をするにしても情報がなければ何も対策ができません。
必要な情報(問題解決のための情報)は全て相手の口から出てきます。
こちらから喋るのは、
『 質問を投げかける時 』
『 相手が理解しているか確認する時 』
『 議論の流れを確認する時 』
のみ、あとは相手の言うことに耳を傾けます。
要は、"必要な情報を入手する時相手の理解度の進捗状況を確認する時"にこちらから喋りかけるイメージです。

②積極的な準備と提案
情報がある程度入手できたら次は準備です。
日々面会時に準備はしていると思いますが、ここで意識することは『 必ず相手の問題解決(有意義な情報)に繋がる準備と提案 』をすることです。

よくあることですが、面会時にこちらの伝えたいメッセージのためにストーリーを組み立てて準備や提案をすることがありますがそれはやめましょう、あくまで相手の問題解決(有意義な情報)のための提案を念頭に置いて準備をします。

分からなければ不明な点を話してくれるような質問を投げかけて必要なものを把握しましょう。
むしろ相手が抱えている問題点を話して貰えない不十分な段階で提案しても、成果には絶対繋がりません。

相手の問題解決(有意義な情報)を意識して面会準備をして提案することで相手とのWINーWINの関係性が構築しやすくなります。

③目標を高く設定する
"高い目標を達成することで与えられた問題に対し、より良い結果を引き出す可能性がある"

なぜなら、苦労して難題をクリアするその過程で建設的な協力関係が構築でき、より現実的で最良な結果に繋がり、具体的な目標を達成できるからです。

重要なことは、最低ラインで妥協しない!!

普段無意識でやってしまうことが、
『 最低ラインで妥協してしまうこと、もしくは最低ラインに気を取られてしまうことです 』

情報提供時にありがちなのが、
『 沈黙を遅れて求めてない情報まで話してしまう 』
『 相手が考えている間を遮り、話しかけてしまう 』
『 相手の反応が薄い時、焦って早口になったり短時間で終わらせてしまう 』

手の内を全てを話すことが良いことではないですし、これだと本音を聞き出す機会を完全に失っています、また状況によっても違いますが地位はどうあれ相手も同じ人間です、過剰に焦る必要はありません。

とにかく最初は相手の問題解決に対する提案を行い、目標の中で最大限の成果を目指すことが重要です。
その後は最低ラインを視野に入れつつ、目標との軌道修正をしていくことを習慣づけることです。

また目標は頭に入れているだけでなく、実際紙に書き出していつでも目に入るところに置くか携帯しておきましょう。

これは、心理学的に目標達成の意欲を掻き立てる効果だけではなく、目標を達成しなければという責任感も強くなるためです。

よく受験生が部屋に志望校合格など紙に書いて貼り付けてありますよね。
あれも日常的に視野に入れることで心理学的に意欲向上や継続に繋がるため非常に役に立ちます。

日常生活では、目標をスマートフォンなどの待ち受け画面にしておくといいと思います。
最初は恥ずかしいですがそれだけ意識できるということです、周りからの評価も少なからず上がりますよ。

④誠実であること
できるネゴシエーターは、信頼できる、約束を守る、ごまかさない、嘘をつかない、実行しないことに対し期待を持たせない。
"しかし自分の手の内を全て曝け出すわけではない"
これは自分の誇りと名誉を大切に考え、必要に応じて自分を恥じることなく、他人に説明できるような倫理観を持って粘り強く交渉にあたるようにしましょう

日常生活に取り入れて意識するだけで、交渉力は飛躍的に向上します。

交渉力は、実行すればするほどスキルが上がります。
そして習慣化、交渉力の向上と共に大きな成果に繋がります。

少し意識すれば誰でもできることなのでぜひ試してみてください。
今からLet 's start!!

気づきと行動をパッケージ化しましょう! 行動した瞬間から一気に考え方が変わると思います。 そんなきっかけになる情報をお届けしたいと思いますので今後ともサポート宜しくお願いします。