ウルトラマン80第8話感想

 冒頭、登山家達が学者に山登りを止めろと言われる。警告を無視して登る登山達。すると地割れが起きる。

 地割れで落ちた登山家たちは鳴き声を聞きく。鳴き声の方向に行くと、巨大な目が。何か細長い物に巻かれて恐らく帰らぬ人に。こう、直接的な死亡描写は初めてですかね。

 矢的と中学生一行は鍾乳洞を見に。ファッション(女生徒)は、お菓子の砂糖と塩を間違えてしまい、男子たちにからかわれる。発言に年代を感じるが、1話の京子先生の描写とかから考えてわざとなんだろうけど。

 延々絡むもんだから、落語はファッションに吹っ飛ばされる。落語は頭を打って、血を流す。しかし、血はケチャップで矢的はやって良い事と悪い事が有ると怒る。とっさに血糊に使う用のケチャップ用意してるとか、変な方向にだけ準備いいな。

 学者とUGM隊員が言い争う。そこに矢的が。学者が言う事には、この山には怪獣タブラがいると言う。

 学者が言う事には、タブラは昔暴れて人を食っていた。そんな時上空から光の巨人が現れ、タブラと戦った。そして光の巨人がタブラを山に封じ込めたと。昔からウルトラマンが来ていたというのは、中々ロマンが有りますね。

 今一信じきれないUGM隊員。学者は象形文字が書かれた石を根拠として見せる。正直がばい根拠だけど、この世界怪獣とか宇宙人とか普通にいる世界ですからね。

 調査に行くUGM隊員と学者。タブラと遭遇する。動き出したタブラから逃げる一行。後半へ。

タブラが地表へ行こうとして、地割れが起きて京子先生と落語が落ちてしまう。落語はタブラの器官に巻かれてしまう。矢的と京子先生。それに駆け付けたUGMが綱引きをし、落語を救出。しかし、落石で閉じ込められ、タブラは地表に出てしまう。

 落石の除去に矢的が怪力を発揮し怪しまれるが、必死になると力が出るもんですねと誤魔化す。こういう描写好きですね。

 学者に諭され、生徒たちも反対方向から石を退かす。学者自身が積極的に規範を示すのが良いですね。

 石が退けられ、脱出に成功。そこへタブラが。UGM隊員達が反撃するが、質量差が有りすぎる。

 そこへ80が現れる。タブラのしっぽ攻撃に圧倒される80。距離を取ると今度は光線攻撃。過去のウルトラマン(?)が仕留めきれなかっただけあって、素で強いですね。

 距離を詰められたところから一転攻勢に出る80。飛んで跳ねて、のキレキレのアクション。最後は光線でフィニッシュ。

 学者にもっと早く対応していればと詫びる隊長。学者は気にするなと言う。学者さん普通に良い人ですね。

 学者さんは光の巨人は普段は人間の姿をしている言う。矢的ピンチかと思われたが、生徒達が矢的先生がウルトラマンな訳ない、ウルトラマンに失礼と言って危機は去った。

 矢的は明日は臨時のテストだと言って〆。大人げなくて良いと思います。8話終わり。

 矢的のメッセージもいいですが、今回は学者さんのメッセージもストレートで良かったなと思います。

 口だけでなく、自分から率先して動いて子供たちに規範を示したりと、良い人です。

 古代にウルトラマンが来ていたかもっていうのは、ロマンが有って好きです。当時のウルトラマンが倒しきれなかったから、敵が強いっていうのは説得力が有って良いと思います。最後に爆発しないだけの強度があるっていうのも強さを感じさせます。

 最後の〆も等身大の矢的を感じられて好きですね。次回も期待。

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