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時間をかけてじわじわと認知度をあげていこう

新しい製品が発売後すぐ爆発的なヒット商品となるというのは、ニッチな業界ではあまりないのかもしれません
スターエムの製品も然り
まだまだ知られていない製品がたくさんあります


あのCM見た?

日用品は新商品が発売されるとCMや新聞、雑誌などで広告が目に留まります
もちろんそれはそれぞれのメーカーさんが膨大な時間をかけて入念な計画、戦略をたてた上で発売の日を迎えるからというのもあります
そしてCMで見かけた私たちの間では「あれ見た?もう買った?」などと話題になります
今だとSNSの力もあって瞬く間にそれは広がっていきます
口コミというのは最大の広告なのかもしれません
SNSでのユーザーさんとの交流が話題になったりするメーカーさんもあり、すごいなと思います

売り場面積のどれくらいを占めているか

スターエムの主力製品は木工ドリルです
ありがたいことに木工ドリル業界では70%のシェアになります
しかしこの木工ドリルという製品を世の中のどれくらいの人がその存在を知り、さらにはどれくらいの人が使ってくれているかというとほんの一握りでしょう
日用品のようにすべての人が使うというわけではありません
宣伝をするところも限られています
弊社の製品はホームセンターさんの場合は、工具売り場にあります
ホームセンターさんの広い売り場、その中の工具売り場で木工ドリルの置いてある面積はどれくらいかというとほんのわずかというのが現実です
そして工具売り場に行っても、日用品売り場ほどのお客様はいらっしゃいません
それが悪いと言っているのではなく、それほど木工ドリルというものは日常生活においてはニッチな製品であるということだと思います
そういう私もこの会社に入っていなければスターエムのことも木工ドリルのことも知らなかったのですから

何年もかかっているけどまだまだ

とはいうものの、木工に携わる方にご愛用いただいている製品はたくさんあります
皿取錐&埋木錐もその代表的製品です
今でこそ多くの方にご愛用いただいていますが、実はこの製品は発売してから20年以上経っています
 2001年発売 ハイス皿取錐&埋木錐
 2002年発売 普通鋼皿取錐&埋木錐
発売当初はSNSはまだなかった、もしあったとしても今ほど使っている人はいなかったと思います
それこそ足を止めてもらう、見てもらう、知ってもらう為に展示会ではひたすら実演を行なっていたと思います
画期的な製品でしたが、爆発的ヒットというよりは、じわじわと広がっていったという方が合っているかもしれません
20年経ってようやくここまできたのです
そんな皿取錐&埋木錐も現在では、ユーザーさんが自ら使用しその使い方などをネット上で紹介してくださるようになりました
それでもまだ木工に携わる方の中には浸透しきれていません
まだご存知ない方もたくさんいらっしゃいます

地道にPRをし続けるしかない

発売当初からは想像もつかないほど「SNS」「ネット」というものが私たちにとって身近なものとなりました
これまでのPR方法にプラスこの身近なツールを使って
皿取錐&埋木錐に限らず、すべての製品を地道にPRをし続けるしかありません
今ある既存品を掘り起こして掘り起こして、何度でも何度でも伝えていく
SNSやネットでの発信を続けていく
でも、私たちだけでは力が足りません
ユーザーさんのお力もお借りしたい
「スターエムの製品でこんなのあったよ」
「スターエムのあの製品いいよね」
そんなお声を発信していただけると嬉しいです
実際に使った人の声ほど、力のある言葉はないと思うから

皿取錐で下穴あけ+皿取加工
共木で木栓がつくれる埋木錐
こんな感じで埋木がつくれます