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リトルレッドナニモン!?育てたおかんリスペクト

ハロー!スターライトライブラリー!
パーソナリティのあきこ☆すたーらいとです。

この番組は絵本が大好きなあきこが図書館でビビッときた絵本のことをパパッと感じたままにお話しする番組です。

stand.fmから音声でも配信しているので合わせてお聴きください。

今日のビビッと絵本は、こちら!
リトルレッド~あたらしいあかずきんのおはなし
ベサン・ウルヴィン作 関根麻里 訳
2020年12月7日に文化出版局より発行されました。

リトルレッドの目つきと色使いに惚れた

リトルレッドはね、表紙がめちゃくちゃインパクトあるんよね。色は3色使とって、赤白黒でね。女の子ね、赤ずきんちゃんが中央にでーんと描かれとって、目つきがなかなかええやん。ギロッて睨んでるかんじの。なまいきそうな。

やから、表紙からしてこれ普通の赤ずきんちゃんの話しちゃうやろな~って、どんな話やろう?って興味持ったんよね。

アート画集みたいな作画に惚れた

あとさ、本のサイズがさ、25cm四方の正方形で、形がおもしろいねんよね。わりと大型めやから絵が全体的に大胆に大きく描かれとって迫力あるんよね。

本編の色使いは表紙の赤白黒に加えてグレー・灰色が入って4色使われてんねんけど、1ページ1ページフレームにして飾れるくらいアートな作画やね。そういうの好きやわー。赤が好きなわたしにはドンピシャの絵本やね。

でもこれって、子どもに読み聞かせるんは難しいんちゃうかな~。赤ずきんちゃんのお話を斬新な切り口で描いてんねんけど、実際、ストーリーもぶっ飛んどってね。これ出版してええんか!?ってビックリしたもんね。

こんな話、ある意味サスペンスホラー

簡単なあらすじを言うと、リトルレッドがちょっと変わってるねんよね。普通の赤ずきんちゃんとちゃうねん。

おかあさんから、おばあさんにケーキを届けてきてって頼まれて、リトルレッドが森の中を歩いていくわけね。ほんだら途中でオオカミに出会うねんよ。

で、まぁ、オオカミがおばあさんを食べる、までは童話の赤ずきんちゃんと同じね。やけど、そっからがすごいねん。

たいていの女の子はさ、オオカミ怖いやん。きゃーとかゆうてさ。でもリトルレッド強いで。オノ持ってるねん!怖ない!?そのオノどうすんの!?って。

オオカミが「おまえを食べるためさー!」って襲ってきたところで、リトルレッドの顔が見開き1ページでドアップになって、次のシーンはオオカミの毛皮をかぶったリトルレッドがニヤッて笑って家に帰ってるという・・・。

怖ない!?オノでどないしたん!?
リトルレッドナニモン!!?

動じないおかんが一番大物

そんなさぁ、変わったユニークなリトルレッドを育てたおかあさんすごいと思わん?絵本の中ではおかあさんの体だけ見えて、顔は描かれてへんねんけど。

子どもの個性をつぶさんと、のびのびとリトルレッドを育てたんやろなーって思うわ。おおらかなおかんなんやろうなー。

オオカミの毛皮被って家に帰ってきた娘を見て、このおかんなんてゆうんやろうって気になるねんよね。リトルレッドもすごいけど、おかんが一番キモ座ってると思うわ。

もしあきこやったら、あんたその毛皮どうしたん!てか、中の肉は!?持って帰っといで!晩ご飯にしようや!っていうかな~。

てか、最初に食べられたおばあさんどこ行った!?
ってちょっとシュールなリトルレッド~あたらしいあかずきんのおはなしの絵本についてしゃべってみました。

ほんまこれ、大人が見て楽しめる絵本やと思うからぜひぜひ図書館で借りてみてね。

終わりのことば

今日のスターライトライブラリーはいかがでしたでしょうか?
イイねやフォローよろしくお願いします。コメントやレターであなたのおすすめの絵本も教えてくださいね。番組内で紹介させてください。

それではまた。
あきこ☆すたーらいとでした。
チャオ―!!

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