違いを楽しみ、新しい発見をする。
先日、いつものようにシェアハウスでごはんを食べていた時のこと。
近くの牧場に勤める人と、いつものように仕事のお話をしていました。「最近、牛さんたちは元気?」「チーズの新商品ができたんですよ」「また新しいジェラートはできたなかな」。
会社員だったころの私は、農業や酪農、漁業など第1産業で働く人との接点はほとんどなく、実は、その仕事や業界についてなどまったく知りませんでした。
でも、移住してきて、色々なご縁でご一緒する機会が増え、皆さんの仕事が、自分自身の生活に密接に関係していることを知ったのです。
例えば、牛乳。私は大好きで、毎日飲んでいるのだけど、この牛乳がどんな牛さんから絞られて、どのように処理されてお店にならんでいるのかも、知らなかった。
そんな遠く離れた存在だった酪農の世界を知れたのは、こうやってシェアハウスで自然と顔を合わせ、色々と話を聞くきっかけがあったら。意識して勉強しよう、と思った訳でもなく、話をしている中での単純な興味から、色々と知ることができたのです。
先日も「最近、牛乳によく似た乳飲料が売っているよね」という話から、驚きの事実を知りました。
いつも見ている牛乳パック。上の部分にへこみがあるの知っていましたか?
あれは、「牛乳」の印なんだそう。
あ!そういえばあった!と。ビックリ。目の不自由な方にでもわかるように、へこみがあるそうですよ。
このへこみがないものは、牛乳パックと同じ容器でも同じようなデザインでも乳飲料になるそうです。
シェアハウスで暮らす人は、それぞれ仕事をしているので、こういうことがよく起きる。
大工さん、酪農家さん、フリースクールの教師、マッサージができる人から、ベトナム料理人まで、様々仕事の人が一つ屋根の下で暮らしているからこそ、お互いの違いを知り、そこから新しい発見がたくさんある。違う視点があるからこそ、新しいモノを生み出すきっかけが見えてくるのです。
シェアハウスって、日々の暮らしの中に、異業種交流ができる、そんな魅力もあるのかもしれませんね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。 シェアハウス、図書館、カフェ&シェアオフィス。まだまだ地域の資源を活かして、新しいコト、生みだします!遠くからでも応援してもらえるとうれしいです。