RAGE2019 Spring 思考記録

0.はじめに

初note投稿。

ゲーム・TCG界隈では、有料noteの是非などで盛り上がっているが、終わってしまったイベントかつ、記事の公開時点ではALTアディショナルカードが追加されるメンテナンス中で古い情報であり、有料にする理由がないため、無料で公開することにする。

今回のRAGEシャドウバースはDay1成績5-1・Day2成績2-3という成績で終わってしまった。
Day2に進出している以上、5-2のマネーフィニッシュ以上の成績を目指したかったが、今の自分の「シャドウバースというゲームの練度」から言えば、Day2に進出出来ただけでも上出来ではとは思っている。
――とは口に出したものの、マネーフィニッシュという分かりやすい到着点があった以上、それに辿り着けなかったのは悔しい。人間というのは難しいものだ。

「実績も無いし、実績も出せなかったプレイヤー」の思考記録として、noteへ残しておこうと思う。

1.RAGEに至るまでーランクマッチ編

2019/1/10、シャドウバース公式よりアップデート内容が発表された。

Cygames、『Shadowverse』で1月16日に「炎獅子の大将軍」「光魔法の教師・ミラ」「忌まわしき紫竜」「翠嵐の斧使い」のカード能力を変更
(本来はシャドウバース公式の発表にリンクを貼るべきなのだが、アップデート予定がない状態での発表かつ、アップデート理由が後から発表されたため、発表当時のニュースサイトへリンクを貼った。)

《炎獅子の大将軍》の下方修正の発表。
当時はロイヤルをひたすら煮詰めていて、「ようやく勝てるようになった」という状態での下方修正の発表。
「単純に使用したデッキの勝率が高い」「今後の『複数枚展開するカード』へのデザインに制限がかかる」ということでの下方修正と、今は受け入れらて昇華出来ている状態だが、発表を聞いた当時の自分は、「ようやく勝てるようになったと思ったら数日で使えなくなる」というショックと憤りに支配されていた。
シャドウバースでショックを受けたこととしては、「MP9945の状態から、グランドマスターへ昇格できずに月末を過ぎたしまった」出来事と同じぐらいのショックではあった。

アップデート発表前からの話になるが、自分のプレイヤーとしての状態は、「グランドマスターを安定して取れないほどのプレイヤー」という状態であり、2018/10頃からシャドウバースのプレイ上達の方法論を色々と模索したが、「グランドマスターを取る」という結果が出ない状態が続いていて、行き詰まりを感じていた。
行き詰まりに対するブレイクスルーの方法を考えた結果、1つの結論に至った。
「上手いプレイヤーに教えを請う」ことである。

「上手いプレイヤーに教えを請う」行為。
こちらからしたら「是非受けたい」行為ではあるが、上手いプレイヤーからしたら「わざわざ教える理由がない」行為である。行動の全てには理由と対価が必要になる。ギブアンドテイクなんて当然のことだ。
「上手いプレイヤーに教えを請う」行為について、自分が出せる対価とは何か、と考えると、当然1つしかない。
現金だ。

「ゲームのコーチング」というのはビジネスの1つとして出始めている段階ではあるが、まだまだ未発展だ。「コーチングの相場」なんてものはない。その中で自分が取ったアクションは、「上手いプレイヤーに対価としての金額を提示した上での直接交渉」だった。
交渉した方(相手の方には「コーチングの実績として公開しても問題ないし、ゲームのコーチングという文化も是非広がってほしい」とお伝えはしているが、今回の件についてはまだ表には出していないようなので、プレイヤー名などは伏せさせていただく。以下同様なのでご容赦願いたい)は、シャドウバースでの経歴としては「JCG優勝数回・RAGEプレーオフ進出経験あり・マネーフィニッシュ数回」と申し分ない経歴であり、個人的にも「理解度も高く、ゲームが全般的に上手い」と感じていたプレイヤーで、Twitterのダイレクトメッセージにて直接交渉した結果、快くオフラインでのコーチングを受けていただいた。
その際に提示した金額だが、公開すると「ゲームのコーチングの相場はこれぐらい」と決まってしまう可能性があり、今後の「ゲームのコーチング」というビジネスに悪影響があることが考えられるため、具体的な金額は伏せさせていただくが、「既存のコーチングのマッチングプラットフォーム・GamerCoachで提示されているコーチング価格は『個人的には対価として安すぎる』と思っているので、その価格よりも大分良い金額」とだけこの場では書かせていただく。

事前に「シャドウバースのゲームについての解説テキスト」も頂いたのちに、実際にコーチングを受けた結果としては、「行き詰まりに対して個人的な回答が出た」というところであった。
ぼんやりとしたイメージがあった部分の説明・デッキに入っているカードの性質の解説・実際のプレイング指南など、内容としては非常にありがたいものであり、個人的には非常に満足して、コーチングを終えた。

コーチングを受けた後、ひたすらランクマッチにてグランドマスターを目指すことに集中する。
コーチングの際、マナリアウィッチとミッドレンジネクロの2つでプレイングの指南を受けたが、個人的な好みとしてはミッドレンジネクロのほうが好感触だったため、ミッドレンジネクロ1本でランクマッチを回していくことにする。

コーチングを受けた際にシェアされたデッキがこちらだったが、2コストフォロワーとしての《禁絶の腕・ニコラ》に使いづらさを感じたのと、自身の効果を使用するためのリソース確保としての《禁絶の腕・ニコラ》が前提の《幽霊支配人・アーカス》に違和感を抱いたため、その2種類を抜いて色々と調整して、ランクマッチを回していたデッキが以下になる。

デッキの解説は省くが、2019/1/19にローテーションMP2606の状態から使い続けて、2019/1/26にデッキの通算戦歴296戦172勝124敗の勝率58.1%にてMP10000を達成し、グランドマスターに昇格した。
ランクマッチを回しているときの報告やコメントは、Twitterハッシュタグ・#矢川あおいめもにて発していたので、そちらを参照していただくと幸いである。

グランドマスターに昇格したことで、ようやくRAGEに向けて準備をする段階となる。

2.RAGEに至るまでーリーダー選択編

ランクマッチが落ち着いたため、RAGEに参加するためのデッキを選ぶ余裕が出てきたわけだが、最初のリーダー選択の段階から難航していた。

厳密に言えば、「もう1つのリーダー選択が難航していた」と言うべき話なのだが。

「ランクマッチの傾向と、BO3環境での傾向は違う」と頭では分かっていたが、ミッドレンジネクロを使い続けていたランクマッチの戦歴を確認したところ、リーダー単位だとエルフには負け越し、それ以外のリーダーには勝ち越し(ただし対ネクロマンサーとロイヤルの先攻は負け越し)かつ、使用率が高かった、ウィッチ(対戦割合23.7%)には勝率63.4%、ドラゴン(対戦割合18.7%)には勝率64.3%と、圧倒的なパフォーマンスを叩き出していたため、ランクマッチでの練度もあることから、ネクロマンサーは使用することは確定していた。

もう1つのデッキ選びについては、リーダー選択の時点からRAGE前日まで難航していた。

以下はネクロマンサーの相方となるリーダー選択の思考記録である。
候補のサンプルとして提示したデッキはManaSurgeより引用させていただいた。

1-使わないことを決めたリーダー

・エルフ

アグロ/テンポ型は良いところが何も無い。先攻3ターン目に《森の女王・リザ》をプレイした上で、4ターン目にフォロワーが4体居る状態での《アーボリスト・ライラ》でフォロワー4体を+1/+1する動きが多少強い程度だ。
《絢爛の紡ぎ手・コルワ》を軸にしたタイプは、《絢爛の紡ぎ手・コルワ》と《森の戦士》のコンボでフォロワーを並べるデッキを完封出来るが、「《絢爛の紡ぎ手・コルワ》は5ターン目にプレイしたいが、2枚目以降の《絢爛の紡ぎ手・コルワ》が無価値になる上に、無価値になった手札を他のリソースに変換する手段がない」という不安定さから、使わないことを決めた。

・ヴァンパイア

絶禍十傑リリース後、3ヶ月間ずっと一線で走り続けてたリーダーであったが、次元歪曲リリースによるローテーションにて、《絡みつく鎖》と《純心の歌い手》を失ったことによるデッキパワーの低下と、他リーダーのデッキパワーが上がったことにより、選ぶ理由がないと判断し、使わないことを決めた。

・ビショップ

次元歪曲にて、《安息の狂信者》・《いにしえの聖域》・《審判の聖女・ライナ》・《聖騎士・ヘクター》と、カードパワーを感じるカードが多数追加されたが、「《聖獅子の結晶》関連でデッキ構築するか、それ以外でデッキ構築するかから決まらない」や、「叩き台になるようなデッキが見当たらなかった」などの理由で、「煮詰めるには時間が足りない」と判断し、使わないことを決めた。
カードパワーを感じるカードは多いので、「煮詰める時間さえあれば使用を検討出来たかもしれない」という点は反省点かもしれない。

以上の3リーダーを使わないことを決めてから、残りの4リーダーから使用候補を探すことになる。

2-使用候補になったリーダーの分析

・ロイヤル

ミッドレンジロイヤル・サンプルリスト
デッキ内のカードが持つ、エンハンス・アクセラレートのPP可変効果によって、「いつ引いてもある程度強い」カードたちから《高潔なる騎士・レイサム》に繋げ、以降の各種カードのバリューを上げて押し切るデッキ。
《炎獅子の大将軍》のコストアップにより、7ターン目の《白翼の戦神・アイテール》のサーチ先が《高潔なる騎士・レイサム》と《炎獅子の大将軍》の8コスト2種類になったことから、《炎獅子の大将軍》に寄せず、《高潔なる騎士・レイサム》に繋ぐことを意識した形。
OOT環境後期からデッキの方向性が変わった点としては、《クイックブレーダー》・《レイピアマスター》・《月の刃・リオード》などの軽いカードを増やして、アグレッシブに動くことも可能になったことだろうか。

○良いところ
1.「いつ引いてもある程度強い」カードが多いため、デッキの動きが安定している。
2.従来の「《高潔なる騎士・レイサム》からの各種カードのバリューを上げて押し切るプラン」に加え、「アグレッシブに動いて、《月の刃・リオード》進化で《隠伏天誅》をハンドに加え、《アサシン》で各種指揮官に潜伏を付与してリーサルまで持っていく」プランが追加されたため、能動的に動くことも可能になった。
×悪いところ
1.「デッキの動きが安定している」ことの裏返しとして、「これと言ったぶん回りがない」こと。
2.同じようなデッキ速度のミッドレンジネクロと比べて、「ロイヤルを選択すること」の強みを感じられなかった。(今回はセカンドチョイスとしての立ち位置なのでさほど問題はないのだが)

・ウィッチ

マナリアウィッチ・サンプルリスト
使用率No.1リーダー。
「スペルを手札に加える1PPのスペルかつ、自身も加えるカードもタイプ:マナリア」という超絶スペックの《マナリアの知識》と、《マナリアナイト・オーウェン》のタイプ:マナリアのフォロワーのサーチにて、コストが下がった《光魔法の教師・ミラ》をプレイして進化させて、タイプ:マナリアのスペルを2枚ハンドに加え、コストを下げた《光魔法の教師・ミラ》・《マナリアの魔導姫・アン》・《真実の狂信者》などのフォロワーをプレイしつつ、《マナリアの魔導姫・アン》のチョイスで手に入れた《アンの大魔法》を10ターン目にプレイして勝つデッキ。

○良いところ
1.「各種タイプ:マナリアカードをプレイ→5ターン目《光魔法の教師・ミラ》進化→コストを下げた《光魔法の教師・ミラ》・《マナリアの魔導姫・アン》・《真実の狂信者》などのフォロワーを大量展開」といった明確なぶん回りパターンが存在する。
2.《アンの大魔法》で15点前後のダメージが入るため、10ターン目に簡単にゲームが終わらせられる、分かりやすい勝ち筋が存在する。
3.《マナリアの竜姫・グレア》・《真実の宣告》・《マナリアの防陣》・《マナリアの秘術》・《アンの大英霊》といった守護フォロワーが多いため、相手のフォロワーによってライフを削られにくく、《アンの大魔法》までの時間を稼ぎやすい。
×悪いところ
1.今までのウィッチでよく遭った、「ドローが『スペルブースト持ちのカード』と『スペルブーストするカード』のどちらかに寄る」パターンに加え、「『「スペルブースト』と『タイプ:マナリア』のコスト軽減カードが混在している」ことにより、カード同士が噛み合わなかった時が悲惨。
2.先に10ターン目を迎えて、先に《アンの大魔法》をプレイ出来る先攻が分かりやすく有利なため、マナリアウィッチ同士のミラーマッチで後攻を引いたときが悲惨。

マナリアウィッチ以外にも、《オリハルコンゴーレム》のアクセラレートなどのバーンカードを《魔術の始祖・マナリア》で強化する、土の秘術シナジーに寄せた形のウィッチもあるが、ランクマッチでマッチングした際に強い印象が無かったので候補から外した。
終わった後に振り返れば、《ゴブリン》まで入れた、アグレッシブなタイプは検討する余地もあったかもしれないが。

・ドラゴン

テンポドラゴン・サンプルリスト
ランプドラゴン・サンプルリスト
サタンランプドラゴン・サンプルリスト
サンプルリストとして3つのデッキを提示したが、基本的な構造としては同じで、《竜の託宣》・《斬竜剣士・ロイ》の《活竜剣》チョイス・《竜剣の少女・アイラ》の進化時によるPPブーストから、《ポセイドン》などの高コストカードをプレイしていくデッキ。
ランプドラゴンを基準として比較すると、
テンポドラゴンは、《忌まわしき紫竜》などの5~6コストのカードを抜いて、《正義のドラグーン》・《オルカの大渦》といった、序盤でも終盤でもプレイ出来るカードを入れ、序盤の行動を強めた形。
サタンランプドラゴンは、フィニッシャーである《アジ・ダハーカ》などを抜いて、《氷獄の王・サタン》を早いターンでプレイすることを前提にプレイし、コキュートスデッキのバリューが高い各種カードをプレイして勝つ形。

○良いところ
1.各種高コストカードを相手より早いターン数でプレイ出来る、PPブーストという行動の強さ。
2.《ポセイドン》のカードパワーが単純に高い上、10PPでの《暴竜・伊達政宗》との組み合わせにて、相手のボードをクリアした上、高サイズフォロワー・守護フォロワー2体・必殺フォロワーの4体が並んだ状態を作れるため、返しのターンで相手の処理が難しい盤面を作ることが可能。
3.《侮蔑の信者》・《侮蔑の従者》・《忌まわしき紫竜》・覚醒時《竜の託宣》など、ドローするカードが多いため、終盤に有効な高コストカードを揃えやすい。
×悪いところ
1.《竜の託宣》・《活竜剣》の「カード1枚とPPを消費したが、そのターンは何もしない」性質上、序盤から行動するアグレッシブな動きをされると、高コストカードをプレイする段階で巻き返すことが難しいことが多い。
2.「PPブーストが出来ず、重いカードのみがハンドに入る」といった事故が発生しやすい。
3.3コスト以下のカードの枚数は十分で、7コスト以上のカードパワーは高いが、中間の5~6PPのアクションの弱さ。
4.ランプサタンドラゴンの場合、《氷獄の王・サタン》をプレイしただけでは勝ちに直結せず、コキュートスデッキからのドロー次第でゲームが決まること。

・ネメシス

アーティファクトネメシス・サンプルデッキ
《魔鉄の獅子》・《イカロス》などの、アーティファクトカードをデッキに入れるカードをプレイし、《意地悪な少女・ミリアム》・《熱狂の機兵士》などのデッキ内のアーティファクトをハンドに入れるカードをプレイして、バリューの高いアーティファクトカードをプレイしていく動きを、《デウスエクスマキナ》の「カードをプレイして共鳴状態にすれば、ターン終了時にハンドが6枚になる」という異常なデッキの回転力と、《加速装置》の「アーティファクトカードに突進を付与した上に、PPまで回復させる」というアーティファクトカードのバリューを更に上げるカードでサポートする、といった動きが基本のデッキ。
過去のアーティファクトネメシスとの違いは、《異次元からの侵略》というパワーカードが追加された点、フィニッシャーが《造られし獣人・サフィラ》のエンハンス10に依存していたのが、《オートメーション》でデッキに入れた《レディアント・アーティファクト》の疾走で勝つ形に変化した点、《破壊の絶傑・リーシェナ》進化からの《黒き破壊のアーティファクト》プレイによる勝ち手段のプランが増えたことにより、《デウスエクスマキナ》の回転力に頼らずとも勝てるようになった点だろうか。

○良いところ
1.「《デウスエクスマキナ》のデッキの回転力から、アーティファクトカードと《加速装置》を絡めたボード処理能力の高さからの《レディアント・アーティファクト》の疾走で勝つ」プランと、「《破壊の絶傑・リーシェナ》進化からの《黒き破壊のアーティファクト》」プランの2種類とも強力。
2.「『アーティファクトカードをデッキに入れるカード』と『デッキ内のアーティファクトをハンドに入れるカード』が噛み合わない」ことが多そうに見えて、両者のカードとも最低限の強さがあることから、事故が起こりにくい。
×悪いところ
1.「《デウスエクスマキナ》を使うか」「《破壊の絶傑・リーシェナ》進化を使うか」でプランニングが真逆な上、「デッキ内のアーティファクトの比率を高める」ことを意識する必要がある、プレイングの難しさ。
2.「《デウスエクスマキナ》が発動している状態で、《加速装置》を利用して《アナライズ・アーティファクト》・《エンシェント・アーティファクト》を連続でプレイしてフォロワーを処理する」動きがあるため、「1ターン90秒の中で、『プレイングを考えつつも、カードをプレイして攻撃するのを繰り返す』必要がある」ことの難しさ。

アーティファクトネメシス以外にも、《破壊の絶傑・リーシェナ》進化で《黒き破壊のアーティファクト》を着地させることを第一に考え、《操り人形》シナジーを利用した形もあるが、「《破壊の絶傑・リーシェナ》の依存度が高い」ことから見送った。

以上が候補になった4リーダーの個人的な分析である。

3-使用リーダー選択の方針

ここから実際に候補となったリーダーから、使用リーダーを検討するのだが、使用リーダー選択の方針を探ることとなる。

・個人的なデッキパワー評価
A ネクロマンサー
B マナリアウィッチ・ドラゴン(アーキタイプ問わず)
C ロイヤル・秘術ウィッチ
D その他
? ネメシス

ネクロマンサーをずっと使っていた関係もあると思うが、ネクロマンサーが1つ抜けているという印象。
ネメシスは評価が難しいところで、「ランクマッチで当たればお客様」と思っていたが、チーム内では「きっちり回せれば強い」という評価で、自分では判断できず。

・使用率予想
マナリアウィッチ>ドラゴン>>>ネメシス>ネクロマンサー>ロイヤル>その他

基本的にランクマッチの使用率準拠で考えて、「RAGEという場であれば、ネメシスに自信があるプレイヤーはネメシスを使う」という予想の元、ネメシスの使用率をやや多めに見積もった。

・個人的なデッキ相性
マナリアウィッチ:有利 ドラゴン 不利 ネクロマンサー
ドラゴン:有利 ロイヤル 不利 マナリアウィッチ
ネメシス:分からず。
ネクロマンサー:「ロイヤルに不利」とは言われてるが、使っていた感想からすると怪しい。大体のデッキに有利。
ロイヤル:有利 ネメシス ネクロマンサー(怪しいと思ってる)

デッキ相性の有利不利は正直分からず。

デッキ相性が分からない状態だったために、BO3のデッキ選択として、一番分かりやすい、「自分が一番強いと思っているデッキを持っていく」という方針に決定した。

3-使用リーダーの検討

方針が決まったところで、実際に使用リーダー選択の段階に入る。

・ウィッチ

「ぶん回りパターンがあって、勝利手段も分かりやすいため、プランニングも楽」と、長期戦かつ連勝が必要な、RAGEのような大会には向いているデッキではあるのだが、先述した「先に10ターン目を迎えて、先に《アンの大魔法》をプレイ出来る先攻が分かりやすく有利なため、マナリアウィッチ同士のミラーマッチで後攻を引いたときが悲惨」という点が引っかかった。

ミラーマッチで、後攻が先攻に勝つためには、
1.相手より早く、《光魔法の教師・ミラ》・《マナリアの魔導姫・アン》・《真実の狂信者》などのフォロワーを並べて、10ターン前に決着を付ける。
2.8ターン目に《マナリアの見習い教師・パスカル》をプレイして、《才能の開花》を用いて、《マナリアの見習い教師・パスカル》を進化させて、予め手に入れておいた《アンの大魔法》を9コストにして、9ターン目にプレイして決着を付ける。
3.8~9ターン目に《真実の宣告》をプレイして、先攻10ターン目の《アンの大魔法》15点前後で負けないライフまで回復した上で、後攻10ターン目に《アンの大魔法》で決着を付ける。
あたりが考えられるが、
1.については、「相手の50点のドローと動きに対して、自分は80点以上のドローと動きで勝利する」と同義であること。
2.については、「8ターン目に《マナリアの見習い教師・パスカル》進化にて、《アンの大魔法》を9コストにするためには、7ターン目に《マナリアの魔導姫・アン》をプレイした上で、タイプ:マナリアのカードも十分な数をプレイする必要がある」ことの難しさ。
3.については、「《真実の宣告》のスペルブーストを十分溜めた上で、ライフ回復のランダム要素をある程度引く(ラインとしては5~8回)必要がある」ことが求められるため、噛み合い方の問題が発生する。
と、どれも「ドローなどの運任せ」かつ「満たすことへのハードルが高い」要素であり、かなり不安定である。
上記の3つ以外のミラーマッチへのシークレットテクでもあれば簡単なのだが、そんな簡単なゲームではない。

使用率が高いことが予想される以上、自分がマナリアウィッチを使った場合、当然ながらミラーマッチも多数発生することが予想される。
BO3というルール上、マナリアウィッチミラーに負けても、相手の残りのデッキ相手に2回勝てば良いだけの話だが、精神衛生上の問題や、3ゲームやることで時間がかかり、ラウンド間の休憩時間が十分に取れないことが予測されるため、マナリアウィッチを使うことは選択肢から消えた。

・ネメシス

「プレイ難易度が高い」と、「デッキパワーを把握しきれていないため、自分で試して検討する必要がある」という2点が引っかかった。

プレイ難易度が高いと当然ながらプレイミスも起きやすいわけであり、長期戦であればプレイミスが起きる回数も増える可能性が高い。
更に、「自分で試して検討する必要がある」ということにより、「デッキを試す時間を確保した上で、実際に使用リーダーに選択した場合、プレイ難易度の高さを超える練度が必要になる」という点から、ネメシスを使うことは選択肢から消えた

2リーダーの選択肢が消えた段階が2019/1/31 12:00・RAGEのデッキ登録まで残り36時間というところまで来てしまった。
後はもう「賭け」というラインである。

・ドラゴン

ミラーマッチの強さで言えば、デッキ内のコストが高いカードが多い分、テンポドラゴン<ランプドラゴン<サタンランプドラゴンという形になるが、サタンランプドラゴンの、《氷獄の王、サタン》の、「プレイしても直接ゲームが決まらない」という点が引っかかった。
使用率が高いと予想されるマナリアウィッチに弱いという点も引っかかるところであり、一旦保留する。

・ロイヤル

「根本的なデッキパワーの低さが気になる」という問題があるが、「練度などの理由で、選択肢から消えたリーダーを選択するよりかは良いだろう」といった感覚。

「ロイヤルはネクロマンサーに強い」とは言われているが、「強い」と言われている根拠が、「《簒奪の絶傑・オクトリス》のファンファーレで、各種ラストワードが奪われるので厳しい」ことが一番の根拠として認識していて、
「ネクロマンサーで一番強いラストワードであり、一番強いタイミングである、後攻4ターン目の《オシリス》進化時のラストワードを、先攻5ターン目の《簒奪の絶傑・オクトリス》で奪われる」という展開になったと仮定した場合、
1)墓地が4枚の状態で、先攻5ターン目に《簒奪の絶傑・オクトリス》をプレイ。
2)墓地が2枚の状態で、先攻5ターン目に《簒奪の絶傑・オクトリス》をプレイし、進化時の効果でハンドに入った財宝カード2枚をプレイ。
の2パターンで、後攻5ターン目にこちらが《簒奪の絶傑・オクトリス》を破壊すれば、奪った《オシリス》進化時のラストワードのネクロマンス5を発揮出来る。
1)の場合、「1~4ターンにフォロワーをプレイして破壊される・スペルをプレイして墓地を4枚にする」というハードルが高いこと。
2)の場合、「《簒奪の絶傑・オクトリス》を進化させた上で、ハンドに入った財宝カードを空打ちに近い状態で消費する」というアクションの弱さ。
という問題がある。
確かに《オシリス》進化時の強力なラストワードは奪われるが、ファンファーレのラストワード付与も強い効果であるし、ロイヤル側には上記の問題もある上、実際に後攻5ターン目に《簒奪の絶傑・オクトリス》のラストワードが発動した場合でも、「リアニメイト1・3で強いフォロワーが出てくるか」という問題が出てきて、「《ゴブリン》を採用したロイヤルであれば、リアニメイト1は強いが、採用していなければそこまで驚異ではなく、リアニメイト3も、何とか処理は出来るレベルである」ため、先攻5ターン目の《簒奪の絶傑・オクトリス》はさほど驚異ではないと考えた。
他にも、先攻5ターン目の《ヴェイン》進化の処理が難しい、《簒奪の使徒》が生き残ってしまうと、延々ボードコントロールされて負けにつながるなども、「ロイヤルはネクロマンサーに強い」という根拠に挙げられるが、それらも適切にリアクションを取れば問題ないと考えた。

という思考をまとめたところで2019/1/31 18:00・RAGEのデッキ登録まで残り32時間という段階。
ロイヤルは以前からチームメンバーからシェアを受けていたものがあったが、チーム内の通話にて話し合っていたときに、使用リーダーについて相談したところ、新たにサタンランプドラゴンをシェアを受けた。
この時点では、「一旦ロイヤルをデッキ登録しておき、サタンランプドラゴンの感触が悪ければ、ロイヤルを使う」という考えだった。

ここから実際にデッキの感触を確かめることになったが、思っていたよりサタンランプドラゴンの感触が良く、サタンランプドラゴンを使うことを最終決定したのが2019/2/1 18:00であった。

翌日の集合時刻まではリフレッシュと睡眠と会場の幕張メッセへの移動に充てた上で、RAGEに臨むこととなった。

3.RAGEに至るまでー使用デッキリスト・カード解説編

・ネクロマンサー

ランクマッチを回していた際のリストから、カードを取捨選択して調整した形になる。
14種3枚の42枚から2枚削って40枚のデッキに仕上げた。

採用・非採用が分かれると思われるカードの解説

○採用カード
《伝説の幕開け》
先攻・後攻問わず、1コストフォロワーの《ゴブリン》・《グレモリー》をキープしてプレイ出来る理由の1つ。
1ターン目《ゴブリン》→2ターン目《伝説の幕開け》で、「相手に2コスト3点ダメージのスペルがなければ、《ゴブリン》と相手のフォロワーで1:2以上のトレードが可能」という極悪なトレード性能を発揮する。
その他にも、《沈黙の信者》との組み合わせも強いし、《怪物の少女・フラン》本体に効果が付与されても十分すぎる強さである。
後半にドローしてプレイしてしまうと、10ターン目の「《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》の5ドローから《幽想の少女・フェリ》のファンファーレ+α」のリーサルパターンを取る際に邪魔になり、ハンドで腐る可能性もあるので、3枚から削り、2枚採用に留めた。
《沈黙の信者》
現在のネクロマンサーは、「6PPのアクションが弱い」というネックがあり、その部分を埋めるために、元々は《スケルトンプリンス》だった枠。
「3コストの守護フォロワー」という点では、《伝説の幕開け》との相性も良く、《オシリス》進化時のラストワードの対象としても中々である。
エンハンスでプレイすると、「3/7守護」と場持ちも見込めて、7ターン目の《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》や《グレモリー》エンハンスに繋げやすいスタッツであり、交戦時のテキストも、ネクロマンサーのミラーマッチでは《怪物の少女・フラン》エンハンスでようやく処理が可能、《幽霊支配人・アーカス》ファンファーレ下では、《ゴースト》を完全にシャットダウンが可能なため、《フランの呪い》・《冥界の闘犬・ケルベロス》・《禁絶の一撃》などのカード2枚を使って無理やり突破しなければならないため、ミラーマッチで有効であると考えられ、ネメシス相手でも、《加速装置》・《操り人形》といった軸になるカードにも有効であると考えられた。
「6PPのアクションとしても1枚で補え、3コストのフォロワーでもあるのは有効」と見込み、3枚採用した。
《怪物の少女・フラン》
採用しない理由としては、「《オシリス》の進化時ラストワードで出てくると弱い」という点だと思われるが、今回のデッキでは、《伝説の幕開け》と《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》・《グレモリー》エンハンスと、0/1というスペックでも活かせる構築にしていて、3コストフォロワーに《沈黙の信者》も採用しているため、「《オシリス》の進化時ラストワードで《沈黙の信者》が出てくることもあるし、《怪物の少女・フラン》が出たとしても活かせるので、《オシリス》が入っていても、《怪物の少女・フラン》を採用することのメリットのほうが大きい」と判断し、3枚採用した。

×非採用カード
《ゴブリンファイター》
ウィッチの《マジックミサイル》・《マナリアナイト・オーウェン》・《未来視の魔女》といったカードに簡単に処理されるサイズであることがネックで、ファンファーレで入るカードが、《ゴブリン》であれば、3ターン目で2コストフォロワー+ゴブリンと動けるのは多少は評価出来るが、今回のデッキでは3コストのカードとして《沈黙の信者》を採用しているので、そこまで有効ではないこと、《ゴブリンリーダー》であれば、先攻4ターン目の動きとしては強い方ではあるのだが、今のネクロマンサーには《ボーンバッファロー》エンハンスという、それ以上の強力な動きが存在しているため、トータルとして、そこまで強くないと感じたため不採用。
《禁絶の腕・ニコラ》
《幽霊支配人・アーカス》ファンファーレ下であれば、1枚で完結するカードとして強いのだが、《幽霊支配人・アーカス》を採用しないことを決めたため、「無限に使えるリソース」という点を評価することになるのだが、最初の1/1というサイズがどうしても弱く、プレイするタイミングが無いと感じたため不採用。
《沈黙の絶傑・ルルナイ》
3コスト3/3というスペックが単純に強力で、ファンファーレもウィッチなどの相手に強いことが見込めるカードで、《オシリス》の進化時ラストワードで出てくる中では一番強力なカードであり、使用デッキでも、元々は《怪物の少女・フラン》のスペースが《沈黙の絶傑・ルルナイ》だったのだが、チームメンバーから、「リアクションのカードが少ないのが流石に気になる」と忠告を受け、採用を諦めた。
スクリーンショットでのデッキ名が「ルルナイネクロ」なのはその名残りである。
《幽霊支配人・アーカス》
今回使うデッキのテーマとしては、「《心眼の双葬女・レディ・グレイ》・《オシリス》・《冥界の番犬・ケルベロス》といったカードで横に並べ、カードを押し付ける動きから、7・8ターン目に《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》・《グレモリー》エンハンスで、盤面に残っているフォロワーを強化して押し切るか、10ターン目に《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》の5ドローから《幽想の少女・フェリ》のファンファーレ+αで決着を付ける」ことがコンセプトだった。
そのため、7ターン目の動きの理想は、《飢餓の絶傑・ギルネリーゼ》か《グレモリー》エンハンスであり、その2つのカードがプレイ出来ないような、リアクションに追われる状態であれば、《幽霊支配人・アーカス》もプレイ出来ないと考えたため、非採用。

・ドラゴン

チームメンバーからシェアされたサタンランプドラゴンから、数枚変えたデッキ。

採用・非採用が分かれると思われるカードの解説

○採用カード
《異界を統べる者》
今回のRAGEのMVPカード。ストリーミング配信での活躍は皆様印象に残っているだろう。
いくらカードパワーが低いベーシックカードとはいえ、コスト-3した上で2枚もハンドに入るのは相当強力な動き。
「4/3/4進化時能力持ち」はEPが切れていたら弱いカードになるが、「1/3/4進化時能力持ち」となると、EPが切れていてもスタッツとしては十分なカードでありながら、EPがあれば進化時能力も使える、超強力カードと化す。
単純なパワーカードで3枚採用でも良かったのだが、2枚採用になってしまったのは反省点。
本戦で一度もプレイしませんでしたが。
大いなる調停者・ゾーイ
《氷獄の王・サタン》プレイ後のコキュートスデッキでは、入っているカードパワーが異常なため、1ドローの価値が高い。
コキュートスデッキ状態での《大いなる調停者・ゾーイ》のアクセラレートは、1ドローが単純に強い上に、デッキ枚数が少ないコキュートスデッキだと、アクセラレートでデッキに入る10コストの《大いなる調停者・ゾーイ》のドロー確率も上がる。
最悪の場合、《氷獄の王・サタン》を引くための《知恵の光》(厳密に言えば打った後のデッキの状態が違うが)と使っても良く、サタンランプドラゴンと相性は抜群なため、3枚採用。

×非採用
《忌まわしき紫竜》
《大いなる調停者・ゾーイ》では「1ドローの価値」の話を出したが、「ドロー枚数が多い《忌まわしき紫竜》が何故非採用なのか」と思われたかもしれない。
下方修正前の5コストであれば、「5・6PPのアクションが弱い」問題を、「5PPで《忌まわしき紫竜》進化攻撃で2ドロー」・「6PPで《忌まわしき紫竜》進化攻撃+《侮蔑の炎爪》or《侮蔑の信者》で4ドロー」で埋めることが出来て、次のアクションの幅が広がったのだが、6コストになると、「6PPで《《忌まわしき紫竜》進化攻撃で2ドロー」しか取ることが出来なくなるなり、7PP以降であれば、ドローにアクションを費やすより、ハンドの7コスト以上のカードをプレイしたほうが単純に強い。
10PPで「《忌まわしき紫竜》+《暴竜・伊達政宗》で2ドロー+必殺」も良いのだが、今度は「ドローしたカードの使いみち」の話になる。
サタンランプドラゴンは、一言で言うと「《氷獄の王・サタン》の着地に全力を注いで、コキュートスデッキの高バリューに任せる」デッキであり、《アジ・ダハーカ》などの「直接ゲームが決まる」カードが非採用になっていて、「ドローしたカードが使えないまま負ける」状態になってしまう恐れがある。
《「氷獄の王・サタン》でコキュートスデッキにした後に《忌まわしき紫竜》+《暴竜・伊達政宗》をすれば、コキュートスデッキの高バリューカードをドローすれば良いのでは」と思われるだろうが、「《忌まわしき紫竜》でドローしすぎてデッキ切れで負ける」リスクが出てくる。
簡潔にまとめると、「サタンランプドラゴンにおいては、『多少重いが大量ドロー』より『軽い1ドロー』の方が価値が高い」と判断し、非採用になった。

(コキュートスデッキ後の《忌まわしき紫竜》でドローさせて勝った場面)

以上が持ち込んだデッキの解説になる。

4.RAGE本番編

ここまでが本番への準備段階。
ここからはRAGE本番の話になる。

1.RAGE本戦レポート

今回は第1ブロックだったが、睡眠時間もきっちり8時間睡眠、持ち込むアイテムも前日に大体用意して、当日は6時に起床して朝食も摂り、準備万端な状態で幕張メッセへ向かった。

以下は試合結果を列挙していく。
全ての集中力をゲームプレイに充ててたため、対戦内容・対戦相手はほとんど記憶にない。
せいぜい覚えているのは、「《氷獄の王・サタン》が7・8ターン目に着地し続けられた」と「せっかく入れた《異界を統べるもの》を1度もプレイしてない」程度。

Day1

・ラウンド1 ウィッチ/ビショップ
後攻 ネクロマンサーvsマナリアウィッチ 負け
後攻 ネクロマンサーvsビショップ 負け(通信エラーによる判定負け)

タブレット(Fire HD 8 2016)+iPhone SEでテザリングをシャドウバースプレイ用に持ち込んでいて、過去のRAGEまでは問題がなかったのだが、
1.auから楽天モバイル(ドコモ)にMNPしていた。
2.会場が幕張メッセに移行した後のRAGE開催中に、「ドコモ回線の通信エラー」の話を数回聞いていて、ドコモ系のMVNOの楽天モバイルだと更に通信エラーが起きやすい状態だった。
と、通信エラーが起きる確率が高かったのと、「楽天モバイルへのMNP後に、テザリングによるプレイを試していなかった」こともあり、通信エラーのリスク回避手段を何も用意していなかった。
次回ラウンド以降はiPhone SEでプレイすることになるが、次回以降は、「セルラーモデルのタブレットを持ち込み、au系の使い切りSIMで参加」の選択肢を取りたいと思う。

初戦を通信エラーで落として後がない状態で次回ラウンド以降を進むことになるが、意識を切り替えるために一旦一服して落ち着ける。

・ラウンド2 ネメシス/ドラゴン
後攻 ネクロマンサーvs人形リーシェナ 勝ち
先攻 ドラゴンvs人形リーシェナ 勝ち

・ラウンド3 ネメシス/ネクロマンサー
先攻 ネクロマンサーvs人形リーシェナ 勝ち
先攻 ドラゴンvs人形リーシェナ 勝ち

・ラウンド4 ロイヤル/ウィッチ
先攻 ネクロマンサーvsミッドレンジロイヤル 負け
先攻 ネクロマンサーvs秘術ウィッチ 勝ち
後攻 ドラゴンvs秘術ウィッチ 勝ち

・ラウンド5 エルフ/ウィッチ
後攻 ネクロマンサーvsマナリアウィッチ 勝ち
先攻 ドラゴンvsマナリアウィッチ 勝ち

・ラウンド6 ウィッチ/ドラゴン
後攻 ネクロマンサーvsマナリアウィッチ o
先攻 ドラゴンvsマナリアウィッチ x
後攻 ドラゴンvsサタンランプドラゴン o

0-1からの5-1でDay2進出のサブマリン成功。
疲れを癒やすために銭湯に入って帰ろうと思ったが、帰宅ルートに銭湯・スパ施設が無く、別に移動してしまうと睡眠時間が十分に摂れない懸念があったため、「つけ汁が甘い上にぬるい」嫌いなタイプのつけ麺を食べて、そのまま帰宅し、配布されためぐりズムを使って就寝。

Day2

ラウンド1 不戦敗
詳細は書かないが、こちらの過失である。
むしろ次回ラウンド以降も参加できたことがありがたいと思う。

Day1は「ラウンド1の判定負けからのサブマリン」だったので、むしろ逆に「むしろ逆にDay1と同じ流れが来てるのでは」と思うことにし、Day1と同じく一服して落ち着ける。

ラウンド2 ウィッチ/ネクロマンサー
後攻 ネクロマンサーvsマナリアウィッチ 勝ち
後攻 ドラゴンvsアーカスネクロマンサー 勝ち

ラウンド3 ネクロマンサー/ドラゴン
後攻 ネクロマンサーvs多分アーカスネクロマンサー 勝ち
後攻 ドラゴンvs多分アーカスネクロマンサー 勝ち

ラウンド4 ロイヤル/ウィッチ
先攻 ネクロマンサーvsロイヤル 負け
後攻 ネクロマンサーvsマナリアウィッチ 勝ち
後攻 ドラゴンvsマナリアウィッチ 負け

実質初の負け。
3戦目に時間が掛かりすぎて、次回ラウンドへのインターバル時間が無い状態で、リセットする時間が無かったのが痛い。

ラウンド5 ネメシス/ドラゴン
後攻 ネクロマンサーvsランプドラゴン 負け
後攻 ネクロマンサーvsアーティファクトネメシス 勝ち
先攻 ドラゴンvsアーティファクトネメシス 負け

2-3して、マネーフィニッシュの目も消えたため、ドロップ。

2.おまけ・RAGEへ持ち込んだアイテム

・矢川葵さんのチェキ
最重要アイテム。
お守りとしてネームプレートに入れていた。

(Solitude HOTEL 5F物販ランチェキのトレードで手に入れたサイン入り。
矢川葵さんは神。)

・身分証 
必須アイテム。
身分証リーサル回避のため、パスポートまで持ち込んでケアする。
実際に参加登録時に割れた住民基本台帳カードを提示したら拒否されたので、ケアして正解だった。

・タブレット 
ゲームプレイ用で持ち込んだが、前述の通りiPhone SEを使ってプレイしていた。
休憩中に気分転換として使えたので結果オーライ。

・モバイルバッテリー
必須アイテム。 
5000mAh1個と10000mAh2個を持ち込み。

・LightningケーブルとmircoUSBケーブル 
モバイルバッテリーを持ち込むのであれば必須アイテム。

・マスク 
今期最大メタのインフルエンザを多少はケア。

・ポケットティッシュ 
とりあえずは持ち得。

・ミネラルウォーター 
500ml3本持ち込み+現地で500ml1本持ち込み。
水分は大事。

・ゼリー飲料
2本持ち込み。
大会中に食事を摂る時間が取れない可能性があるので、空腹ケアとして。

・固形ブドウ糖 
ゲーム後はブドウ糖が不足しているため、休憩時に摂ることで回復。

・キューピーコーワゴールド 
他の皆はエナジードリンクを飲んでいるが、普段はエナジードリンクを飲まず、もっぱらキューピーコーワゴールドを使っている。
1.成分としては同等である。
2.ドリンクでなく糖衣錠なので甘ったるさが口の中に残らない。
3.エナジードリンクよりコストも安い。
以上の理由で、キューピーコーワゴールドを愛用している。

・エスタロンモカ 
エナジードリンクの「眠気がなくなる」・「元気が出た気になる」効果の大体はカフェイン由来なので、効率良く効果を得るためにはカフェインの錠剤を使うほうが手っ取り早い。
集中力アップの効果もあるので、毎ラウンド1錠飲んでいた。

・DMAEカプセル 
所謂「スマートドラッグ」と呼ばれるサプリメントの1つ。
ゲームプレイとサプリメントの効果については言及されることが少ないためお試しとして。
もう1つチロシンカプセルも注文していたのだが、RAGEまでに届かず。

・煙草とライター 
気分転換用。

・フェイシャルシート 
気分転換用

列挙すると持ち込みすぎな気もするが、これぐらい持っていっても良いだろう。

5.まとめ

・ゲームに本気で打ち込むのは単純に楽しい。
本気でゲームをやるのは楽しい。
結果が伴えば尚最高。

・チーム単位でゲームをやるのは楽しい。
今回はチームRCDのメンバーとして参加したが、「チーム単位で何かをやる」というのは、目的・意識の共有などの点で上回れたり、達成感を共有出来たりと、何かと有利だと再認識。

・めぐりズムは神アイテム。
今回のRAGEで配布されためぐりズム、Day1終了後の帰宅後に使ったのだが、疲労回復に非情に有効だった気がする。
神アイテムだったので、次回は持ち込んで、3ラウンドに1回ぐらい使っていこうと思う。

以上がRAGE2019 Spring 思考記録である。
ちまちま書き進めていたら、RAGE終了後半月以上経ってしまった。

6.新エキスパンションリリース後の来シーズンの目標

「目標」というのは、高すぎるとどうしようもないし、「目標達成できなくて落ち込む」というのが一番悪いパターンなので、程々のところで設定する必要がある。

1.勝率60%以上でのグランドマスター取得
1年以上ぶりにグランドマスター取得したが、もう少し効率良く取得したい。
500戦(MP差による変動もあるが300-200の勝率60%)以内の取得を目標としておく。

2.32人以上参加した大会での優勝、もしくは賞金が掛かっている大会で賞金取得を1回以上
この辺が程々のラインだろうか。
JCGなどにも積極的に参加していきたい。

以上2点を目標と定めておく。

7.謝辞

・チームRCDの皆様
色々な面での調整や意見交流ができたお陰でDay2出場できました。
ありがとうございます。

・コーチング依頼を受けてくれた方
かなり唐突に依頼をしましたが、快く引き受けていただいた上に資料制作まで行っていただき、ありがとうございます。
かなりの実りが得られました。

・Twitterのフォロワーなど、関わってもらった方々
皆様いつもありがとうございます。

・矢川葵さん
いつもありがとうございます。
ずっと応援してます。
シャドウバースで賞金を得たら、矢川葵さん/Maison book girlに全額注ぎ込みます。

8.最後に

Maison book girlニューシングル・SOUPが2019/4/3に発売され、それに伴うリリースイベントが開催されます。
全国ツアーが福岡・大阪・名古屋・ツアーファイナル・Solitude HOTEL 7Fが東京で行われます。
詳しくは下記サイトをチェック。

Maison book girl new single “SOUP” 特設サイト

良ければクリエイターサポート頂ければありがたいです。
今(2019/02/19)のステータスが無職なので……

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