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あたしにできること:絵本"Tidy Up Time!"のその後

先日、ガーナ人の先生と一緒に作った絵本"Tidy Up Time!"が完成したお話をさせていただきました。(↓こちらの記事です)

あたしは、実際に本として完成してガーナの子どもたちに読んでもらえる!というだけでとても感動してしまっていました。

が!!!

完成して終わりではないのが、ルース先生のすごいところ!!

<From:Ruth's books on Facebook https://www.facebook.com/Ruths-Books-374706449954110/>
 
先日、この絵本"Tidy Up Time!"をガーナの病院にいる子どもたちに寄付してこられたそうです。
報告をいただいた時、本当に本当に感動してしまいまして…!!
先生の話では、ガーナで売っている絵本はほとんどが輸入されたもので、子どもたちが手に取るには高額で行き届いていない状態のため、Made in ガーナで絵本を作ることでコストを抑えたくさんの子どもたちに読んでもらえるようにしたい、とのことでした。
あたしは現地ガーナにいるとはいえ、首都の限られたエリアしか出歩いておらず、実際に子どもたちがどのような状況なのかを直接知る機会は少ないので、そのような問題があることに気づけていませんでした。

ちょっとうまく言葉にしづらいんですけど、ガーナにはたくさんの外国人が来ていて、ビジネスや援助、ボランティアなど様々な活動をされていますが、その人たちだけがガーナの問題を解決できるわけではなく、もちろんガーナの人々だって取り組んでいるんですよね。
それって当たり前のことでしかないかもしれないのですが、自分の小さな頭の中には、「ガーナ=途上国」というイメージがやっぱりあって、極端にいうと助けが必要だから外国人がやってきているのだと思ってしまっていました。うーん、本当にお恥ずかしいのですが、上から目線すぎますよね…すみません。

きっと先生も自分が何人かを気にすることなんてなく、自分ができることをしているのだとは思うのですが、誰かのために何かできる人は本当に尊敬します!この絵本を通じて少しでもそのお手伝いができたことを心から嬉しく思います。
思うことはたくさんあってもなかなか自分で行動することまではできずにいる人はたくさんいると思います。まさにあたしのことで、先日の3.11の話だったり、あたしが今アフリカにいるきっかけだったりにもつながるのですが、そんな自分が直接行動できていない分も、せめて誰かのために何かできる尊敬すべき人を支えようと決心しました。
それが簡単ではないこと、大変であることは、同じことをできていない自分だからこそ強く感じていて、頑張る人こそあまり弱音を見せなかったりしますが、応援し労われるべきだと思います。
もちろん自分もいつか何か行動で形にしたい思いはあるのですが、できていない現状を悩んで自分を責めているより、小さくてもできることからと、心持ちは共にして日々頑張らなければと思いました。

こんなに長々書いておいて申し訳ないのですが、あたしは本当に言葉にするのが苦手で、感覚で生きてきちゃっている系なので訳のわからない文章になってしまってすみません。
今の気持ちを忘れないように残しておきたいと書き始めたのですが、どうにもうまくまとまらず実は数週間あたためてしまいました(笑)。もし少しでも伝わる部分があれば嬉しいです。

そして!
先生との共作は1作では終わらない予定です!!!
また動きがありましたらご報告させていただきます♪