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「辞める辞める詐欺」と「本気で会社を辞める」意志の違い

月曜なんで「会社に嫌気が差しやすい日」ですね。
残念ながらまたこの日から5日連続で働く日が待っておるのです。

そんな嫌気がさして仕方ない会社を辞めるにあたって
さまざまな算段を組んでいると思います。

次の就職先はあるか、起業が十分軌道に乗っかるか、
今の賃貸にいる間は少なくともがんばるか、
仕事が辛いからとにかく辞めて引きこもるか。

いずれにしろ、十分な裏取りをできたところで
ようやく「会社を辞める」というアクションになるでしょう。

辞めるかどうか迷ってる時は「辞めるのを止めてほしい」ということ

ITの資格勉強をやるにせよ、思った以上に勉強の意欲が湧かなければ
最新のIT動向にもさっぱり興味がない。

もしかしたら自分が思っている以上に、
IT技術者としての寿命は短いのかもしれない…
ある時に自分の今の仕事に対する気持ちの「限界」を感じました。

あくまで仕事のスキルシート上では「限界どころか、全然やれる」レベルだろうが
気持ちにおいては「限界」を感じている。

ここら辺、机上の評価と自分の気持ちが噛み合わないという点においては
自分が思っている以上に、自分に対しての見立てが雑であるのがよくわかる。

会社辞める、で思い出したのですが
会社辞めようか迷ってると同僚に相談した時に、止められたことがありました。

その時の私は「今の会社を本気で辞めようと思っていない」から、相談しようと思ったのでしょう。

私が会社を辞めた時と、辞めようか迷って相談した時を比べて思うと、

少なからず辞める気が本気であるのなら、少なくとも同僚に相談することはなく
すでに辞めている人たちに相談するのでしょう。

「今の会社を辞めるか辞めまいか?」
こういう時に自分のことを見ても結局エゴが入るだけだから、
自分以外の誰かにも同じ質問をしているわけですが。

同じ質問について、自分での占断と他人での占断に違いが出ます。
どちらが合っているか?

もうこれは好みの問題と言っても良いでしょう。

どちらが優れている劣っているでなく。自分が感じたままが結局は全てなんですね。
損得勘定という話でなく「自分がどう思うか」が最終決定事項。

むしろ損得勘定を考えると、それが足を引っ張ります。

「自分が今の会社に居続けるべきかどうか」
こんな迷いが生じた時に、他者に何か聞かないと不安がっていたのかもしれない。

本気で会社を辞めるつもりなら、水面下で目標に向けた行動をしている

会社辞めるの辞めないのを他者に相談している時点で
「自分が会社を辞めようとするのを止めてくれ」

といっているようなものだから

「会社辞めようか迷ってる」と他者に聞いたものは当てにならない。

私がおそらく同じ立場で「会社辞めようか迷ってる」と相談されても
「いや、まだ頑張れば?」ってアドバイスすると思います。

私がフリーランスになろうとしていた当時は、
現行の会社の同僚でなく、すでに会社を辞めていた先輩に相談をしていました。

現行の会社を辞めるつもりもない同僚たちに
辞めようとしているのを悟られたくないわけだから。

「会社を辞めようとしているのは本心」なわけで
「会社を辞めようとしている自分を止めてほしくない」わけだから。

私が本当に会社を辞めた時は、
会社辞めるか迷いながらも、少なくとも「辞める方向」を検討して
「会社辞める」という現実化に向けて動いていった時でした。

その当時の私は、退職の話を水面下で進めていって、
ある時になって「辞める」と宣言しました。

同僚たちからすれば「突然」のようなタイミングだったと思います。

終わりに

どのタイミングで会社を辞めるか?
プロジェクトのキリがいいタイミングか?
賃貸の契約切れのタイミングか?
退職金がキリのいい金額になるタイミングか??

前の会社を辞めたタイミングを参考にして今の会社を辞める、というのが
前例が適用されるかどうかなんてわからないものです。

当時は、当時の都合でしかないですから。

次の就職先だとか次の仕事だとか、全ての段取りを水面下で進めていって
ある時「決意表明」をするというのが「本気で辞める」ということです。


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