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リーディング実践編・V字スプレッド。「引越し先の下見をしに行くべきか、立ち止まるべきか」

V字スプレッドリーディング実践。
選択肢が二択ある時にどちらを選べば良いか、というケース。

「来週の日曜日に、引越し先の下見をしに行ったほうがいいのか
それとも一旦立ち止まったほうが良いのか」

そんな会社員のAさんのお悩みをみます。

V字スプレッド

7枚のカードを使ってやる。
Aの現在、未来、結果
Bの未来、現在、結果
これがわかる。

1 自分の現状
2 選択肢Aの現在
3 選択肢Bの現在
4 選択肢Aの未来
5 選択肢Bの未来
6 選択肢Aを選んだ結果
7 Bを選んだ結果

未来、結果の時間軸はこちらでセッティング。

一旦未来、結果と共に来週の日曜日終わった後、というところに。

リーディング例

1 ソードの6 正位置


ソードの6の正位置は、いざこざが終わって
新天地に移動するようなことを指します。

ソードは知性のカードなので新しいことを学びに行ったり。
物理的にも栄転、新天地への移動、といったことが考えられます。

どこかわからないがAさんは引越しをしたいというのが現在の心境。

もしかしたら求めているのが、ソードの6カードの示す
水の近い場所なのでないか、というのも考えられます。

選択肢Aルート

A「征けばわかるさ、人間だもの み⚪︎を」

来週の日曜日に引越し先に行くと意気込んだAさん。
「だもの!」「だもの!!」とみつ⚪︎魂全開だ!

2 ワンドの5 正位置


Aルートの現在はワンドの5の正位置。
模擬戦、議論、手に入れたものを取り合う争い。
ここでは、自らの幸運を得るための戦いに身を投じていると解釈。

引越しをして栄転したいというAさんの願いがここに伺えます。

4 悪魔 正位置


Aルートの未来は「悪魔」の正位置。
異常な努力。快楽主義。
欲求に囚われていることを示します。
もしかしたら「引越し先の下見」にいくつもりが
「単なる旅行」で終わってしまう可能性もあるかもしれません。

「引越しして栄転して、金運上げたい」という下心とも読める。

6 ペンタクルのナイト 正位置


Aルートの結末はペンタクルのナイト正位置。

すぐに結果は出ないが、地道に努力していること。
人でいえば不動産屋の人でしょうか?

なんにせよマッピングしたことが大事で
ここでの結果というのはどちらでも良いことである

という読み方。

選択肢Bルート

B「…バカだなぁ。『休みの日に遊びに行く』発想なんて
 うだつのあがらないパンピーと同じじゃねぇか。
 コロナなんだから家に引っ込んだって、誰も咎めやしないさ。」

缶チューハイでも飲みながらNetflixとかで映画見てゴロゴロしたいAさん。
ポップコーンもあれば完璧映画館だね。

3 太陽 逆位置


Bルートを選んだ現在。
太陽の逆位置は満足いく結果に程遠い、という読み方。
「行かない」という決断に満足いっていないのが本心。

「本心に逆らっている」とも読めます。

5 戦車 逆位置


Bルートの未来。
戦車の逆位置はでしゃばりすぎ、短兵急なこと。
失敗、敗北。
「機を見るに敏」になれなかったこと。
Netflixで映画見てたことが失敗だったか。

7 愚者 正位置


Bルートの結果。
愚者の正位置は本当にフリーな状態、まっさらな状態で0から始めること。

根拠はないが、外に出なかったことで新たな可能性が芽生える。
日曜日外に出なかったが、実は他にやることができたから
それのおかげで「新たなスタート」を切ったとも言えるかもしれません。

総括

この場合だとAもBも正位置で
どっちも悪いカードでないので判断迷うところですね。

Aの「行く」を選ぶと将来の下地を作るのに良い成果だと言えるし
Bの「行かない」を選ぶと大アルカナでエネルギーが大きい、
かえっていかないほうが良い結果を生みそうという。

どっちかというとBに行ったほうが良い感じがします。
結果だけ見ると。

こういう場合はルーン占いで決着をつけるのも良い。

「来週の日曜日に、引越し先の下見をしに行ったほうがいいのか
それとも一旦立ち止まったほうが良いのか」

結果は「X(ゲーボ)」というパートナーシップのルーンでした。

どっちを開いても正位置なこのルーンは
パートナーシップが活性化するということ。
パートナーというだけでなく共同事業者とのコミュニケーションも指します。

というわけで「Aさん下見に頑張って行ってきてくださいね」という結論。

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