🌟進化する宇宙飛行士選抜🌟10万人規模の応募！？不採用でもチャンスがある！？求められる多様性の真意とは…

どうも皆さん、StarDancerです❇️

宇宙飛行士選抜に変革がもたらされようとしています。

Youtubeライブ配信にてパネルディスカッションが行われましたので
早速見ていきましょう！✋

皆さんも宇宙飛行士への挑戦権があるかもしれませんよ！

パネラー

今回のパネラーは以下の方々です。

第一部
・極地建築家（村上祐資さん）
・ラグビー日本代表コーチ （岩淵健輔さん）
・NASA宇宙物質研究者（中村圭子さん）
・宇宙飛行士（若田光一さん）
・ジャーナリスト（谷本有香さん：ファシリテーター）

第二部
・人材コンサルタント（中村天江さん）
・「宇宙兄弟」編集者（佐渡島庸平さん）
・TVクリエイター：NiziUプロジェクト、天才たけしの元気が出るテレビ!!（加藤幸二郎さん）
・宇宙飛行士選抜ファイナリスト（内山崇さん）
・JAXA人事部長（岩本裕之さん：ファシリテーター）

背景

これまでは自然科学系出身者によるISS（宇宙ステーション）での宇宙実験がメインでしたが、
アルテミス計画に日本も参加協力することで、月面基地開発および火星探査にゴールがシフトしました。

これまで理系人材に限定していましたが、
これからは色んなバックグラウンドを持った方々の力が必要となってきます。
そこで、来る有人宇宙時代に向けて、宇宙飛行士の在り方について見直すことになったのが背景です。

第一部　宇宙飛行士に求められる資質

これまでは

・日本代表として多様性を尊重し、協調しながらリーダーシップを発揮できる
・極地に適応し、柔軟に考え、自己を律しつつ、的確な判断と行動ができる
・人類未踏の地における体験や経験を共有発信し、次の世代に繋げられる

こういったことが求められておりましたが、

ざっと今回の内容を拝聴していて、「多様性」が変わらずキーワードになっていました。

実際には、

村上さん：

・閉鎖空間では十人十色が大事
・同じ視点同士だと互いを理解できて、思考停止する
・危険という見落としに気づけない
・文理の考え方、言語によるニュアンスの違い
・これらも閉鎖空間では考え得る選択肢が増える
・別にそこまで宇宙が好きではない…くらいの人も欲しい
・一転集中してを見ず、多角的に面白さや価値を見出す傾向にあるから

岩淵さん：

・ラグビーにおいて、キャラクターの違いが多様性を生む
・そして受け入れることでチーム力が上がる
・変化を受け入れるコーチアブル（coachable）な人を重要視している

このような意見が出ました。

そして、チームにおいて「アクティブフォロワー」であることが肝になるようです。

若田さん：

・リーダーとフォローを臨機応変に変えられるアクティブフォロワーこそ求められる資質である

岩淵さん：

・リーダーとフォローを柔軟にこなせる人がチームを導く

中村圭子さん：

・研究者としては、任務遂行をこちらの指示がなくとも適時判断して任せられるような人物にこそ安心感を得られる
・謙虚すぎる姿勢はあまり国際の場では受け入れられていない
（私なんか、自分は未熟者で…　等）

アメリカやヨーロッパだけでなく、アラブ首長国連邦（UAE）の方々とも連携しながらミッションに挑むことになります。
衛星利用からすれば、インドや東南アジアの方々ともやり取りが必要になるでしょう。

多様化を受け入れる姿勢、
これは宇宙に限った話ではないですね。
飲食店やコンビニでも多国籍の従業員が懸命に働いているのをよく見ます。

少子高齢化の日本においても多様性の理解が広く求められつつあると思います。

第二部　新しい宇宙飛行士選抜・採用方法

前回選抜条件では、

・自然科学系の大学出身者
・10年以上JAXAに勤務が可能であること

といった縛りがありましたが

・文理を問わない
・学歴も深く問わない
・副業の推奨

こういったキーワードが飛び交いました。

若田さん　※第一部より抜粋

・理科離れ解消として、小学校教師を募集
・帰還後、理科教育の水準を向上させることが狙いだった
・明確な価値を見出だしていれば、文理に境を決めないことに意義がある

中村天江さん

・少子高齢化で若年層の人材獲得が課題
・SONYによる学歴不問採用により応募人数が増えて、結果的に優秀な人材の獲得に成功したという実例がある
・越境学習(副業)に徳がある
・社外で得た学びを持ち帰ることで発展に繋がる
・宇宙飛行士選抜自体が素晴らしい越境学習

私の意見を加えるなら、
学業実績や実務経験(プロフェッショナル)を問うべきかと。

各々の専門性を持ち寄ることで多様性が生まれ、進化していくからです。

自分が何を提供し、どんな効果をもたらすことが期待できるか
よく考えることが大事だと思います。

では、良い人材にアプローチするためにはどんな取り組みが必要なのでしょうか？

加藤さん

・応募条件を限りなく無くし、応募者数を増やす
・誰だって良い！10万人も集まればすごいことになる！
・国民プロジェクトとして話題性を生むし、良いタレントに出会える
・NiziUプロジェクトは選考過程を公開し、ストーリー性を持たせた
・好きになってくれる応援者が、自由な捉え方と方法で拡散してくれた
・TwitterやYouTube、テレビ局が好きに編集してくれた

佐渡島さん

・加藤さん、それめちゃめちゃ面白いですね！
・注意は、採用側が下手に仕掛けすぎないこと
・注目を意識し過ぎて演技が入ってしまう
・あくまで採用側は主目的のために動くだけ
・公開したものは自由に拡散したり盛り上げてもらうので良い

中村天江さん

・辞退や不採用となった方々が出戻り得するサイクルが有効
・応募するだけで、宇宙開発に携われるチャンスを掴める選考企画にすれば、採用側と応募者ともにwinwinとなる
・応募者はJAXAのファンでありビジネスパートナーになり得る

内山さん

・出戻り、確かにそうですね。
・JAXAでは、優秀な脱落者をそのままリリースしていて非常に勿体無い

加藤さん

・僕らは、採用側が愛情を持って接してる
・不採用となった理由を納得できる形でフィードバックした
・採用側も映して彼らの葛藤ストーリーも見せた

内山さん

・過去選抜でフィードバックが無く、一定数は納得できない方がいた
・NHK取材が入ったが、公開されたのは1割にも満たない

中村さん　　※第一部より抜粋

・NASAでは応募者をトラックして、何度もトライしてくれる人を評価している

佐渡島さん

・宇宙兄弟では脱落者がロケット開発に移り、ムッタ達を助ける場面がある
・宇宙飛行士以外でもチャンスが広がる仕組みがあって良い
・宇宙飛行士だけでなくどのような形で宇宙開発に携われるか人事的に見てほしい

このあとJAXA人事部長の岩本さんが

「10万人来られたら…大変」

と仰っていたのに対し、

佐渡島さん「いいことしかないですよ(笑)」
加藤さん「凄いこと」

と被せる一場面がありました。

JAXAに新しい風が吹き込まれようとしているのだと感じましたね。

多様性とは…

多様性と聞くと尊重し合うことが中心にあるように感じます。

ただ、私は否定意見も必要な要素だと考えております。

それは、見落としていたことに気付かせてくれるからです。

勿論、言われてイラッとすることはあります(笑)

でも自分にベクトルを向ければ、大切なポイントを指摘してくれてることに気付くと思います。

言い方を考えた上でなら、
議論の場では臆することなく否定意見も発信してOKでしょう。

あとは捉える側がどうプラスに変換するかです。

締めの一言

如何でしたでしょうか？

私は才能溢れる方に挑戦してほしいと思うので
今回はこんな台詞で締め括ろうと思います。

能力のある者はそれを行使する義務があると私は考えてるわ。私が必要とされる限り、私は自分の能力を行使し続ける。

See ya～👋

Youtube：　https://youtu.be/nkuzYEBoHr4