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【物語の舞台裏 ②】 結界

(前回はこちら)

この記事の内容は、こじょうゆうやの体感や霊感を通して感じられたものだけで・・・構成されていますため、科学的根拠はもちろんありません。とにもかくにも今の世界では定かでないことばかりのため、物語に付随するファンタジーとしてお楽しみいただけたら幸いです。





今回執筆した『流れ星のゆりかご』では、京都に存在するある結界について焦点を当てています。体感する限り、結界はいくつかの種類があるように思います。



古い時代の結界は、基本的に方位をとても大切にしていて、然るべき場所に自然物(石や木など)を置いたり植えたりしているようです。ただ、人間が動かせるようなものは自然の成り行きで簡単に動いてしまうため、その結果、結界が解かれてしまう可能性があります。そこでかつての人々が目をつけたのが、「動かざること山の如し」でおなじみの「山」です。

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