2020.11.10

ぐずぐず起床。起きたのがギリギリでごはん食べられなかった。掃除機だけは作動させ、靴を履いてよしと出る直前あっと思い出して家の中に戻る。段ボール段ボール！たたんだ段ボールがたくさん挿さった状態の段ボール4箱をうんしょうんしょと玄関前まで引っ張り出して置いた。今度こそよし。電車には間に合ったが駅で何か買う時間はなかった。会社の最寄り駅でinゼリーを買い、自席で吸い込んだ。

会社に到着して早々に前日着信が残っていた番号へ電話。やっぱり引越し屋さんだった。昨日電話いただきまして、たぶん段ボールの引き取りのことだったと思うんですけど、と切り出すと出られた方が連絡が取れなかった場合はまた別の日になるのでいつ頃になるか確認して折り返しますねと言う。わかりました、もしかしたらと思って一応今日も段ボールを外に出して来たので今日でも大丈夫ですし、他の日でもぜんぜんいいです、と伝えるとではそれも現場に伝えて確認しますねと言ってもらえた。どうか今日来てくれますように。

さくさく仕事。これから忙しくなることがわかってるのに詳細が決まってなくて何もできない。気ばかり焦る。合間に留守電を聞いたら引越し屋さんから段ボール今日引き取れます、と留守電が入っていた。ガッツポーズ。

昼。夫から家を建ててくれた会社の営業と電話した話が送られてきていたのでほーへーと確認。なんかもうどうでもいいな。快適に暮らせてるしな。今日のランチはちょっと遠出した。しゃぶしゃぶにしようと目論んでいたが満席で入れず。しかたなく近くのカフェに入る。肉のつもりだったから肉かなぁとなんの魅力も感じないままハンバーグを頼んだ。やっぱりねという味だった。このあたりの飲食店は地名のブランドにあぐらをかいて思想も思考も工夫も配慮も遠慮もなく家賃をそのまま価格にのせているところばかりでうまいものが本当に少ない。勤務地を聞かれて答えるとだいたいへー良いところですねーと反応されるが全然良くない。良くないのだよ。

何も聞かれず温かい飲み物を食事と同時に出されたことも心の狭い私にはムッとするポイントで、店員さんのまたお越しくださいに心の中でいやでーすと答えながら仕事に戻る。どう考えたって1回で終わらない仕事を定例じゃないと思ってたんでー、仕切り直しさせてくださーいと梯子を外されたメールが届いてよろしい、ならば戦争だ(要約)と返して退勤。

夫に帰るよ連絡を入れるとほぼ同時に夫も退勤していた。ごはんどうしようかと相談。家には玉ねぎと卵がたっぷりある。よし、親子丼にしよう。私が作るよと請け合った。

先に帰宅した夫に米だけ頼み鶏肉を買って帰る。お安くておいしそうな鶏肉だった。足の裏が痛いのでちょうど来ていたバスで帰る。

順調に家に到着。ロボット掃除機が充電デッキの前で力尽きてたよ、と教えてもらった。昨日はうまくいったのになんでかな。よく分からない。まあいいか。

早速調理に取り掛かった。この台所でまともに料理したのは初めてだ。広くて必要なものがすぐ取り出せる。なんて快適なんだろう。この間買ってきたAKOMEYAの出汁を使ってみることにする。

先に米が炊けた。夫が混ぜてくれた。レシピの倍以上の玉ねぎと一緒に鶏肉をくつくつ煮る。いい感じかなと思ったところで溶き卵を3回に分けて回しかけ、ゆるゆるしたままの状態で火を止めた。できたよ！

いつものように給食みたいな量ができた。夫がフリーズドライのフグの味噌汁を作ってくれた。いただきます。

うっま！と自分で作っておきながら声が出た。AKOMEYAの出汁がいい仕事してる。玉ねぎもちゃんと煮込まれてるのに歯応えが残っていておいしい。鶏肉もなんか味が濃い。

うまいうまいと夫と2人でかっこんだ。スーパーで買うもの、特に野菜が東京と段違いでおいしい。すごいね。なんだろね。と言いながら完食した。フグの味噌汁も出汁が効いていておいしかった。今のところ引っ越してきて1番おいしいのは家で作ったものだ。ちょっといいものを買って家で食べる暮らしが一番いいのかもねと夫と話した。夫は残った出汁と親子丼の頭でラーメンをおいしいおいしいと食べていた。

満腹満足で後片付けを終わらせ、紅茶を淹れた。飲みながらそれぞれ好きなことをして過ごす。お風呂にお湯を張っている間、家を建ててくれた会社の営業から来たメールを2人で概ね問題なしと確認しあった。

お風呂が沸いたので入る。夫が有休取らなくちゃ、取ってもすることないんだよなと言っていたのでキャンプ行きなよとか豆花食べなよとかいろいろ勧めてあげたけどおっさんが1人でするとその場が“終わる”となかなか首を縦に振らなかった。難儀だなぁ。

お風呂でぺちゃくちゃ喋っていたら日付が変わってしまった。慌てて上がり、就寝。