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nikki:2021.04.21 特別展 国宝鳥獣戯画のすべて

◆特別展 国宝鳥獣戯画のすべて
自動歩道に乗って巻物が見れる!?マジ!?ぜったい面白いじゃん!
と思ったので鳥獣戯画展に行ってきました。ビビッドカラーのポスターかわいいですよね。

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特別展 国宝鳥獣戯画のすべて
https://chojugiga2020.exhibit.jp/

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国立博物館は行ったことがあるんですけど、東京国立博物館(トーハク)は初めてです。奥まった場所にあるんですねー。鳥獣戯画って最近グッズとかで流行っててよく見るし、線画だけの絵だから実物見てもそんな差ないんじゃないの~。みたいな気持ちがあったんですけど、見てびっくり、うわ!実物全然違うじゃん!絵、上手~~~い!!!!

図案化されてる鳥獣戯画っていつも線の色がはっきりした黒になっていますが、実物の絵巻物は墨の濃淡がよく見える!年月による劣化で色が薄くなっているというのもありますが、やっぱり実物は墨の機微や筆致がわかりやすいですね。いや、グッズとして図案化されてるものとは全然違います、ナメてた。すみません。長く伝わってきた作品ということで、薄くなった線を補修した痕跡なども。人気の絵画ということで回転率をよくするためか解説が少なめなので、個人的には音声ガイド(600円)を借りるのがオススメです。山寺宏一がウサギのキャラクターと対話しながら作品を解説してくれる美術ボンクラに優しい仕様で、NHKの教養番組を見ているかのような丁寧でわかりやすい解説でした。楽しみにしていた自動歩道も良かったですね、乗ってみて分かったのですが、自分の足で展示を見ているとやはり、移動すること・他の人を気遣うことに幾らか脳をとられるのですが、自動歩道なら見ることに集中できるので気持ちがいいです。鳥獣戯画・甲は人気が高いので仕方ないのですが、周回できればもっとよかったな~。

◆グッズ
その時々のデザインの流行りによるアレンジが垣間見えるので、美術展のグッズコーナーを覗くのも好きなのですがここ数年一番のヒットが!

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鳥獣戯画!ミッフィー!!高 山 寺!!
だいぶミスマッチな三者をアクリルキーホルダーという近年はやりの土台に乗せてどうにか親和性をもたせた一品です。最高じゃないですか?
鳥獣戯画とミッフィーを同じ色味で統一して、高山寺を補色のオレンジにする技術の高さにも感心します。さ、最高…!まさに「今っぽい」!という感じです。こんなグッズを企画しておいて、個別に外せるようになっているのも企画担当者の慎ましさを感じます。

その他、恒常展示なども充実しており、わりと一日過ごせるのではないかなと思いました。仏像の展示が迫力あったので、お時間ある人はぜひ。館内はソファも多く、日当たりのいい庭を散策することもできました。

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庭ではカラスが芝を剥いて遊んでいました。

◆他

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近くの喫茶で休憩。もしかしたら抹茶ラテよりほうじ茶ラテのほうが好きかも知れない。

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近いみたいだったので浅草にも寄りました。この筒を加えさせられてる龍はもとからなのか、衛生面を気遣ってなのか。

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去年食べて美味しかったデニーズのゴディバコラボサンデー。

浅草寺に行ったけど、そういえば「雷門」って書いてある提灯はみなかったような…?ルートを間違えた…?と思っていたら、帰りの地下鉄に向かっている途中で会いました。おまえ…ここにいたのか…!

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