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自己紹介(オープンキャンパスにて)

前回は、大学進学を決めた私が、アルバイトをし、大学教授にメールを打ち大学生活(キャンパスライフ)というものがどういうものなのかを必死に探り始めた頃の話でした。今回は、そんな前回の続きであるオープンキャンパスでの出来事です。

事前説明会場にて

オープンキャンパスに行くための旅費が、4月から8月までの5か月弱では、1か所分程度しかたまりませんでした。そこで、丁寧に相談にのってくださった教授のいる大学へ行くことにしました。新幹線と特急を乗り継ぎ主要駅で前泊し、翌朝ローカルバスに乗り大学へ行きました。ほとんど(全部といっても過言でないほど)の高校生が親御さんと2人や3人で来ていました。中には、高校の先生が引率しているのも見かけました。そんな中、一人で乗り込んだ私は、急に心細くなりました。400人くらいは入れそうな講堂で、資料が配布され、大学の概要や一日の流れ等の説明がありました。その後研究室等を見学する班分けがありました。そして、班ごとに集まるときに、会場で司会をしていた人が、私の名前を呼び演題の所へ来るようにと言われました。驚きながら演題の所へ行くと、メールでやり取りをしていた教授がわざわざ会場に来ておられ、私に会ってくださったんです。感激して、ひたすらにお礼を言いました。

研究室等の見学会場にて

その後、各学科の説明をしてくれる教室や研究室をめぐることになったのですが、そのときに私の班に先ほどの教授がずっとついてきてくださいました。そして、各説明教室での体験という体験を私にさせてくださったのです。「じゃあ、君乗ってみるか!」と言って車いすに乗せてくださったり、「じゃあ、君これやってみるか!」と言って被験者をさせてもらったりしました。そんな体験をする中で、大学生って興味のあることに一生懸命になれる場所なんだ!ということが実感として得られ、自分も来年にはこういう大学生になるんだ!という気持ちが沸々と湧き上がってくるのが実感できました。

あとがき

今回は、オープンキャンパスでの出来事でした。貴重な体験ができ、工学と福祉に熱い先輩たちを見ていると、自分も仲間になりたいという思いが沸いたあの熱い夏の思い出でした。お読みいただき、ありがとうございました。よろしければ、ツイッター(@StandByHearing)をしています。徒然を紛らわせる程度にフォローして、読んでいただけたら光栄です。

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