- 運営しているクリエイター
2022年8月の記事一覧
出入り禁止にすること
出入り禁止
いろいろな問題から、当院では今後治療をしないようにすること
多くの場合は、暴言や威嚇を繰返す、暴力、酔っ払って騒ぐ、病院のルールを全く守らない、治療上の説明を全く守らない、医療費の支払いをする気がない、などで出入り禁止にする。
自分は極力出入り禁止にしないようにしている。
一度出入り禁止にしてしまうと、当然 その人の治療はできなくなり、その人はまた一から治療関係を築かないといけ
精神療法はほんとうに有効なのか?
現在 精神科(心療内科)での治療と言えば、薬と精神療法と言われるほど、一般的な治療法とされている。
精神療法の最も基本になる、支持的精神療法とは
この精神療法は、本人や家族は「話をしっかり聞いてくれた」と満足をするものの、果たして治療効果は本当にあるのか?という極めて重要な点は十分に検証されていない。
エビデンスが重視されるこの時代に、精神科治療の根幹をなすものが十分に検証されていないという
カルテ開示は精神科に向かない
通院中の人で職場のストレスで精神障害になったということを主張し労災を申請したらしい人がいる。
したらしい、というのは、紹介状無しで転院してきた人で、既に休職中で労災申請の話は診察場面では全くしていなかった。
審査のために問い合わせが病院にあって初めて知った。
問い合わせ自体は、様々なところから、様々な理由でなされるので問題はないものの、今回はカルテ開示も要求された。
もちろん本人の開示に対
人の顔色をうかがう・空気を読む は誰のためにもならない
人の顔色をうかがう人の顔色を常にうかがって生活している人は意外と多い。
古い伝統を保っている会社であれば、上司の顔色を常にうかがい、その人のご機嫌を取ることで出世を勝ち取ることができるため、ある種必要なスキルである。
しかし最近はそれで大きな利益を得ることができる人は限られて来ている。
もちろん親子関係のように圧倒的な上下関係で、身体的・心理的に暴力的な親に対応するために相手の顔色をうかがう