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東北のプロ&アマチュアスポーツをメインに取材、執筆。スポーツに取り組む地域のアスリートたちの熱いドラマを多数のビジュアルとともに紹介しています!

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マガジン

  • Standard青森 2022年 高校野球特集

    青森山田、八戸学院光星、弘前聖愛、木造など青森の注目チーム紹介と夏の大会出場全チーム選手名鑑です! 高校野球ファン必見!

  • Standard青森&秋田 2021年 高校野球大特集

    秋田&青森の夏の高校野球大特集! 秋田40チーム、青森53チームの選手名鑑、秋田中央、能代桂桜、秋田南、八戸学院光星など多数の注目チーム&注目選手紹介と熱い高校野球シーンを徹底紹介します!!

  • 君と踊る2021 〜岩手の郷土芸能〜

    • 2本

最近の記事

逆襲の夏にたぎる執念                  聖地未踏のままでは終われない        八戸学院光星高校

「打の光星」復活をめざして  昨秋の県大会2回戦、青森山田と対戦した八戸学院光星は、ランナーが本塁に帰ることのないまま試合を終えた。好投手相手に自慢の打線も振るわなかった。  光星の代名詞である「バッティング」を強化するため、冬場はウエイトの重量を増やしたり、頻度を多くしたりした。春には3年ぶりとなる関西遠征へ。名だたる強豪校と対戦し、「打つ方に関しては合格点ではあった」と仲井宗基監督。  打撃力をつけてきた、はずだった。  春の県大会、初戦と準々決勝はどちらも10点差を

    • 自信を胸にめざす夢舞台                 もっと前へ、さらなる高みへ                 木造高校

      壁を越えるために足りないもの  今年の春、県ベスト8入りし夏のシード権を獲得した木造。県大会は2試合とも二桁安打を記録し、爪痕を残した。  キャプテン・渡邊優豪(3年)は「打撃面で成長が見られた」と話す。昨秋の県大会で敗れて以降、トスバッティングのやり方を変えるなど、力を入れて取り組んできたことが実を結んだ。  一方で、攻守ともに「決定力に欠けた」と渡邊主将。好機でヒット1本が出ず残塁が多かったり、併殺で抑えられたところをできなかったりという課題も見えた。  今年就任した

      • 秋の敗戦から着実に成長         再び、夏の頂点へ                                       弘前学院聖愛高校

        貴重な春に尽くしたベスト  今春の県大会で準優勝、東北大会ではベスト4という成績を収めた弘前学院聖愛。  この春を振り返って、主将の丸岡昂太郎(3年)は「練習試合がほとんどできないなか、公式戦という貴重な機会を経て、少しずつチームが強くなれた」と話す。  実際、聖愛が取材日(6月21日)までに臨んだ試合の数は19で、そのうち練習試合は6試合のみ。戦い方を試す機会がないなかで「夏の大会での引き出しを増やすため、1打席でも多く、場面も一つでも多く経験させたかった」と原田一範監督

        • 県内無敗も気持ちは挑戦者          秋春夏3冠を手に入れてみせる       青森山田高校

          涙の夏から重ねた努力 「このチームは去年の夏、泣いたところから始まりました」。  昨夏の青森大会、ノーシードから頂点を狙っていた青森山田は順調に勝ち上がり、決勝戦を迎えた。  相手は弘前学院聖愛。初回に3点先制、その後も追加点を挙げるなど、自分たちにいい流れがきていた。しかし6回に同点とされ、緊迫した状態で試合は終盤に突入する。  8回ウラ、先頭打者への初球を捉えられ、打球は放物線を描いたまま外野スタンドへ。この一発に泣くこととなり、1点差のまま試合は終了した。  現3年

        • 逆襲の夏にたぎる執念                  聖地未踏のままでは終われない        八戸学院光星高校

        • 自信を胸にめざす夢舞台                 もっと前へ、さらなる高みへ                 木造高校

        • 秋の敗戦から着実に成長         再び、夏の頂点へ                                       弘前学院聖愛高校

        • 県内無敗も気持ちは挑戦者          秋春夏3冠を手に入れてみせる       青森山田高校

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        • Standard青森 2022年 高校野球特集
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        • Standard青森&秋田 2021年 高校野球大特集
          15本
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        • 君と踊る2021 〜岩手の郷土芸能〜
          2本

        記事

          青森高校野球名鑑2022

          青森地区 青森高校 学業と野球を両立する伝統校・青森。自主性のある選手が多く、練習メニューはキャプテン・加賀颯太(3年)と各分野のリーダーが話し合って構築しているという。甲子園出場を目標に、ワンプレー、一球の重みを考えて練習してきた。課題となっている投手力はエース不在とはいえ、選手全体の4分の1が登板可能と枚数はある。様々なタイプの投手陣が夏までにどれほど成長できるかが勝負のカギとなりそうだ。 青森地区 青森西高校 3年生が2人のみのため、2年生が主力を占めるチーム。ま

          青森高校野球名鑑2022

          仲間でありライバル Wエースで勝利を掴む                 八戸西高校 3年/投手  福島蓮       3年/投手 廣田大和

          文◎工藤璃子 夢舞台での悔しさを糧に 「ふがいないピッチングをしてしまった」 今春、21世紀枠で選出され初出場したセンバツ大会、登板した福島蓮と廣田大和(ともに3年)は悔しさを滲ませた。2人とも初めて立つマウンドで本来の力を発揮できないまま、甲子園を去ることとなった。  あの日から現在まで3カ月以上もの間、福島は投球フォームを固めることを、廣田は下半身の使い方を意識してきた。実戦だとフォームを気にせず投げてしまいがちな福島は、コロナ禍の影響により練習試合ができなかったことが

          ¥200〜

          仲間でありライバル Wエースで勝利を掴む                 八戸西高校 3年/投手  福島蓮       3年/投手 廣田大和

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          春の悔しさを晴らし、           新たな歴史をつくるとき        八戸工業大学第一高校

          撮影◉小野幸子 文◉工藤璃子 結実の春に見えた課題  今年の春季県大会準優勝の八工大一。惜しくも決勝で敗れたものの、打撃面での収穫があった。力を入れて取り組んできた体づくりやウエイトトレーニング、毎日何千本と積み重ねてきた素振りが実を結び、本塁打を量産。チームは全4試合で6本塁打を記録した。うち3本は田端陸玖(3年)のバットから放たれ、田端個人としては大会打率5割(16打数8安打)の活躍ぶり。長谷川菊雄監督も「非常にいい準優勝だった」と振り返る。    一方の守備面では終

          ¥200〜

          春の悔しさを晴らし、           新たな歴史をつくるとき        八戸工業大学第一高校

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          全国で勝つため、王者となり主導者となる 八戸学院光星高校

          撮影◉小野幸子 文◉工藤璃子 成長こそ勝利への糧となる  昨秋、今春と2季連続で県大会を制した八戸学院光星。公式戦では昨秋の地区予選から県内無敗を守り続けており、夏も優勝候補筆頭となるだろう。  春の県大会では簡単に勝ち上がったわけではない。追いかけるような展開も多く、準決勝までは1点差の試合が続き、仲井宗基監督も「接戦ばかりで苦しかった」と話す。そのような試合をものにし、逆転勝ちを収めたことで「粘り強さや自信になっていったと思う」。大会を通してチームは成長し続けた。 ウ

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          全国で勝つため、王者となり主導者となる 八戸学院光星高校

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          勝利の鍵を握るバッテリー ノーシードから頂点へ 青森山田高校  3年/投手 藤森粋七丞     3年/捕手 酒井啓大

          撮影◉小野幸子 文◉石野孝 強気の投球で勝負 青森山田は、春夏合わせて13回の甲子園出場を誇る強豪校。平成11年の大会ではベスト8の結果を残している。コロナ禍で中止となった夏の甲子園の代替として開催された「令和2年度夏季青森県高校野球大会」では見事に優勝。昨年夏の青森の王者となった。 チームを率いるのは兜森崇朗(かぶともり・たかあき)監督。高校のOBであり、監督として2016、17年に甲子園出場を勝ち取っている。2019年に2度目の監督就任を果たし、今年が3年目。現在のチ

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          勝利の鍵を握るバッテリー ノーシードから頂点へ 青森山田高校  3年/投手 藤森粋七丞     3年/捕手 酒井啓大

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          昨夏・今春王者が求める圧倒的勝利と栄冠 明桜高校

          撮影◉伊藤靖史 文◉工藤璃子 戦国秋田を制する  秋田県の高校野球は群雄割拠のまっただ中にある。実力ある強豪校がいくつも存在し、どこのチームが優勝するのか、予想するのが難しい。夏に限ると、連覇を成し遂げたのは2012~13年の秋田商業が最後で、その後は毎年優勝校が変わっている。そのような中で、昨年の独自大会に続き夏の頂点を狙うのが明桜だ。 日本で一番長い夏に  明桜はこの春の地区大会・県大会を制した。輿石重弘監督は「練習試合が思うようにできない中、公式戦で8試合経験でき

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          昨夏・今春王者が求める圧倒的勝利と栄冠 明桜高校

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          大勝惜敗から競り勝てる        チームを目指して           柏木農業高校

          撮影◉小野幸子 文◉工藤璃子 接戦を制するために  今春の弘前地区大会、最終結果を見て気になることがあった。ブロック内では1勝3敗だが、各試合のスコアを見ると勝った試合はコールド勝ち、敗れた試合は1点差の接戦ばかり。なにより、同ブロックの東奥義塾が唯一コールド勝ちできなかったチームが存在した。無論、点数がすべてではなくスコアだけでは分からないこともあるのは承知しているが、ぜひ紹介させていただきたい。そのチームこそ柏木農業である。 柏木農業高校のグラウンドでは熱のこもった練

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          大勝惜敗から競り勝てる        チームを目指して           柏木農業高校

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          再確認した存在の大きさ        バッテリーが挑む最後の夏       湯沢翔北高校3年/投手 佐藤創    湯沢翔北高校3年/捕手 佐藤悠

          撮影◉高橋潤一 文◉工藤璃子 エース不在で臨んだ春  春の地区大会初戦、先発した湯沢翔北のエース・佐藤創(さとう・そう)は3回2/3を投げ、マウンドを降りた。右肘の怪我により、その後も登板することはできなかった。思わぬ事態に見舞われた湯沢翔北であったが、チームは地区大会を制し、県大会8強入りを果たしている。その理由を佐藤創は次のように話す。 「他の投手陣、特に2年生の頑張りが大きく、地区大会で優勝できた。3年生投手は自分1人なので、下級生たちの成長が嬉しかった」

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          再確認した存在の大きさ        バッテリーが挑む最後の夏       湯沢翔北高校3年/投手 佐藤創    湯沢翔北高校3年/捕手 佐藤悠

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          敗れた秋、成長した春          そして夏へ駆け上がる                  秋田南高校2年/投手 塚田将正

          撮影◉小笠原良 文◉工藤璃子 チームづくりの成果が現れた春  春季県大会ベスト8入りの秋田南。準々決勝で明桜に0-2で敗れたものの、チームは確かな手ごたえを掴んでいた。石川聡監督は選手たちの成長を感じている。 「秋から安定したディフェンスを心掛けてチームをつくってきました。明桜戦でも課題はある程度クリアできたのかなと思っています」 地区・県大会合わせて6試合で失策1。昨年と比べてミスが減ったことが一番の収穫だ。  成長の原動力となっているのは昨秋の敗戦。チームは地区大会で

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          敗れた秋、成長した春          そして夏へ駆け上がる                  秋田南高校2年/投手 塚田将正

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          異なるタイプの2人が織りなす夏模様  能代松陽高校 大髙勇心3年/投手         深堀虎童3年/投手

           文◉工藤璃子 調子を取り戻したサウスポー  昨夏の準優勝校・能代松陽。部員は53人で、学年に関係なく激しいレギュラー争いが繰り広げられる。現に、今年の春季県大会でベンチ入りしたメンバーのうち16人は1・2年生で構成されていた。  指揮を執り19年目となる工藤明監督は、校名変更前の能代商業時代に2度チームを甲子園に導いているが、能代松陽としてはまだ聖地に足を踏み入れていない。2年ぶりに甲子園大会が開催される今年、キーマンとなるのは2人の投手だ。  まず、1年夏から登板経験の

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          異なるタイプの2人が織りなす夏模様  能代松陽高校 大髙勇心3年/投手         深堀虎童3年/投手

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          狙うは2年ぶりの王座 そしてその先へ 秋田中央高校

          撮影◉小笠原良 文◉工藤璃子 結果に驕ることなかれ 「強さを感じたことは一瞬たりともない」。チームについてそう話すのは秋田中央・勝田慎監督。準優勝を収めた今春の県大会では、「私たちは弱者である」という考えのもとゲームプランを練っていた。その裏側で行われていたのは「野球観のすり合わせ」だった。  4月に就任したばかりの勝田監督は、2年前に甲子園へと導いた佐藤幸彦前監督からバトンを引き継ぎ、選手たちを知ることから始めた。それぞれどんな野球観をもっていて、どんな良さがあるのかを把

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          狙うは2年ぶりの王座 そしてその先へ 秋田中央高校

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          守りきる野球で切り拓く頂点への道   秋田高校3年/投手 石井夢沙士

          文◉工藤璃子 歴史ある進学校のエース  県内トップレベルの進学校である秋田高校。明治の頃に創部された硬式野球部は、夏の甲子園第1回大会の準優勝校としても知られている。古くから文部両道を実現し続けている同校には今年、絶対的エースが存在する。  3年生投手の石井夢沙士(いしい・むさし)。キレのあるストレートとカットボール中心の決め球を武器に、最速144km/hを誇る本格派右腕だ。伊東裕監督は石井について、「肩肘の柔らかさとボールへの力の伝え方は天性のもの」と評価。この先の将来も

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          守りきる野球で切り拓く頂点への道   秋田高校3年/投手 石井夢沙士

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