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「とりあえず大企業」から始まったキャリア

はじめに

この記事はそもそも、初めての転職をして、3年が経過したときに書こうと思っていた記事。積読ならぬ、積残記事として長らく放置されていました。当時の記憶を思い起こしながら、記載しようと思います。時系列ぐちゃぐちゃですが、2019年頃の記事になります。少し一昔前にタイムスリップした気持ちで、お読みいただければ幸いです。

とりあえずって本当に失礼な言葉だ。

転職して丸3年が経過、現在は4年目に突入。

京都にある東証一部上場企業に新卒で入社、そこで5年間勤務、転職し、金沢のローカル企業で働いている。

前職での勤務年数と現在の職場での勤務年数が同じになっていくにつれて、徐々に脳内で比較が勝手に始まってしまう。

他にも転職経験ある人でそういう人いるのかな。

脳内で比較が勝手に始まってしまうなら、どうせなら、文字に起こそうという形で比較記事を書ければと思い、連載記事を書こうと思ったわけです。

さて、今回は自分のキャリアスタート、つまりは新卒としての入社について書いていこうと思います。

自分の就職活動は、「とりあえず大企業」というなんとも漠然とした形でスタート。

でも、当然この理由だけだとそもそも大企業のどこ?という形で数ある会社の中からどこをどう志望したらよいか分からない。

ましてや、こんな漠然とした理由だけで数ある会社に応募しようにも、受かるわけがない。

人事担当者からしたら、「とりあえず大企業に入りたかったので」なんて言った日には、即、お祈りメールものである。第一、失礼すぎる。とりあえず、来ました、というのは、何も考えていません!と言っているに等しい。(まぁ、直感という言葉を使うと、なんかいい響きもする気がするのですが。)

準備なしには戦いはできない。
さながら、ゲーム「クロノトリガー」でいえば、最初に時の最果てに行った際(ゲーム初期)に興味本位でバケツの中にある光を確認して、ラヴォス(ラスボス)に遭遇してしまうぐらいの無理ゲーである。

とゆうか、そもそも大手企業っていう括りは何?というところから始まった。

Wikipedia さん曰く、

大企業(だいきぎょう)とは中小企業の基準を超える企業。特に、誰でも企業名を知っているようなものは有名企業とも呼ばれる。また、慣例として大手企業(有名企業のうち各業種のトップを占める数社~十数社)・準大手企業(大手と中堅の中間に位置する企業)・中堅企業(大企業に属する会社のうち資本金10億円未満の企業及び中小企業に属する会社のうち資本金1億円以上の企業)に分類される場合がある。

他にも、「大企業とは?その定義を説明できますか?意外とわからない企業規模の定義を解説」などの記事がある。

つまりは、明確な定義がなく、中小企業以外でその基準を超える企業が大企業(大手企業)らしい。

なので、自分のなかで志望する大手企業を選ぶ基準として、

・東証一部に上場しているか。
・自分がその会社の事業または商品、サービスを知っているか。

を軸にしました。なんという極端な基準、最近の就活に真剣に励む学生の方からすると、こんなもの軸でもなんでもないですよ、と言われてしまいそうです、すいません。

漠然としたものを言語化してみた。

とりあえず、大企業、謎なのですが、なぜ、「とりあえず」でそう思ったのか。言語化してみた。

大企業は、なんとなく、沢山、人が働いている。

大企業は、人が沢山いるから、様々な価値観や世界、背景を持つ人が居そうだ。(今でいう、多様性)

大企業は、事業範囲が複数あるから、いろいろな事業について学びそうだ。

大企業は、売上規模が大きいから、スケールのでかいことができそうだ。

大企業は、売上規模が大きいから、取引企業が多くて、いろいろなことを学べそうだ。

大企業は、特定事業分野での世界シェアが大きいかもしれないから、その分野でのトップレベルのことを学べそうだ。

そんな、沢山のイメージ(・・・そうだ)を集めたわけです。そうすると、様々な世界や価値観を学びながら、大きな事業に関与することで、自らの能力や考えを高めることができ、自己成長ができる、また、何よりも多くの物事に関われるから、刺激的な日々が送れるかもしれない、との期待感があったわけです。

とりあえずも、なかなか侮れない、とりあえずを言語化するのは非常に重要だった。

再びのとりあえず

とりあえずの言語化はできた。次は、あくまで、今まで出したのは、・・・そうだ、というあくまで自分の中のイメージ。そのイメージで、えいや!って飛び込むのは流石に危険。

川に飛び込む際に、深そうだから、大丈夫だろって飛び込んだら、意外と浅くて、足怪我するやつ。この場合、足怪我では済まないかもしれない。

なので、・・・そうだを検証してみる、そのためには、何をすべきか。検証するにしても、大企業ってそもそも括り広すぎるだろう、と思ったので、とりあえず、大企業から、とりあえず大企業の〇〇という形で、分野や業種を絞ろうと思った。

頭の中にあるぼんやりとしたイメージをとりあえず言語にしてみる。

メーカー(工業製品など)かな〜。

どうやら、そのときに頭にあったのは、とりあえず大企業のメーカーだった。

続く。



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