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【ヨーロッパ内】夏のバカンスは可能に?

ドイツでは6月14日まで外務省による世界的旅行警告が適用されますが、6月15日からは周辺各国への旅行が可能になるようです。

ヨーロッパ各国 旅行客を受け入れる準備

ドイツでは6月15日からヨーロッパ内の旅行警告が解除され、夏のバカンスが可能となりますが、長距離の旅行はその後も引き続き制限されるようです。

ヨーロッパでは各国が旅行客を受け入れる準備を始めています。感染者が少ない国や都市から徐々に観光業の再開が見込まれ、衛生面の管理やソーシャルディスタンスを保てるよう、対策を行っています。

ヨーロッパ諸国の旅行客受け入れ日程

旅行先として人気な国も徐々に日程を決めて夏のバカンスに備えます。

どの国がいつから入国可能なのでしょうか。また反対に引き続き入国が制限される国はどこでしょうか。

・ギリシャ 7月1日から観光業再開
ギリシャでは18日から国内での制限が解除され、人々は自由に外出することが可能になりました。7月1日からはギリシャ経済にとっても重要な役割を果たす観光業が再開します。
ビーチでもパラソルやビーチチェアの間隔を3〜5m開けるなどの対策を取るとのことです。遺跡は18日から訪問が可能になり、博物館は6月15日から営業再開されるとのことです。

・スペイン 制限延長、観光可能日程未定 入国者は2週間の隔離
国内での移動もまだままならないスペインでは少なくとも6月7日までに入国した人は2週間の隔離が待ち構えている状態が続きます。
ただし観光業が重要なバレアレス諸島などでは感染者が少なく、TUI(トゥイ=ドイツの大手旅行代理店)は6月末から渡航再開を予定しているようです。

・オーストリア 6月15日から観光業再開
5月29日からはホテル業が再開し、6月15日から旅行者の受け入れが可能となるようです。ただし従業員のマスク着用や、宿泊客動詞のソーシャルディスタンスを保つなどの措置は取られるとのことです。

・イタリア 6月3日から隔離なしで入国可能に
ビーチは5月25日から解放されますが、一つのパラソルあたり12平方メートルを確保し、さらに3メートルの距離を保つことや、ホテルでは宿泊客の体温を計るなど、対策を行います。
6月3日からは国境を開き、隔離なしで入国が可能になる予定です。

・フランス 国境解放未定
フランスでは国内の旅行が7月から可能となる予定ですが、他国からの旅行者が入国可能になるのはまだ未定のようです。

・トルコ6月中旬から
国内の観光業は5月末から再開し、6月中旬には他国からの観光客の受け入れも予定しています。

他にもポルトガルや

まとめ


ヨーロッパ各国では徐々に国境の解放が可能な予定が決定され、夏の旅行シーズンに向けて衛生面やソーシャルディスタンスの確保ができるよう、観光地では準備が進められています。

ドイツから旅行先として人気な各国が旅行可能な兆しが見え、外出制限を強いられていた人々も具体的な楽しみを予定することが可能となってきました。

ただしドイツの外務大臣、ハイコ・マースによれば、まだまだ油断は禁物であり、これまで同様の旅行とは全く違うバカンスを過ごすことになりそうとのことです。

旅行先で羽を伸ばすことも節度を守り、このまま収束するために設置されたあらゆる衛生面やソーシャルディスタンスの対策を守る必要があります。


参考:

Süddeutsche Zeitung
【コロナ時代の旅行:旅行が可能になるのはいつからか】

Spiegel
【ヨーロッパで観光客に国境が開く休暇国はどこか】


 

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