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003 練習生から選手になった話 Part1 目標は背伸びしようの話

皆さんこんにちは。佐々木拓哉です🏀

雪は段々と溶け始めてきていますが、暦上ではとっくに春なのにまだ少し寒い青森からお送りします🍎地元では20℃弱の気温に、桜が見頃を迎えているようで、早く青森でも桜が見たいな〜と感じている今日この頃です🌸

今回から数回に分けて、練習生から選手契約に至った話をしていきたいと思います。どんな練習をしていたかというより、どんな気持ちでバスケットに取り組んでいたかを伝えられたらなと思います❗️

✒︎練習生になった経緯を簡単に
 大学卒業後Bleagueの世界に入るには超ざっくりと分けて、直接チームからオファーを受けるか、自分から売り込んでチームに入るかの2つのケースがあると思います。僕は後者でした。1年目の群馬クレインサンダーズには、ご縁があって直接練習に参加させていただき僕の意向を伝えたところ快く練習生として受け入れていただきました。(チームに入るまでに色んな方に支えてもらいました。このお話も別の記事で詳しく書きたいと思います。)

 当時の群馬は後にB2を制覇し、B1昇格を果たしたB2トップレベルのチームでした。多くのB1選手が在籍しなおかつロスターは溢れている状態、その中でロスターを勝ち取るのは容易ではない事は明らかでした、契約のチャンスが限りなく少ない中ではありますが、僕はここで練習生をすることを決めました。僕の意志を汲んでくれたチームには本当に感謝しかありません。

✒︎目標の話
 人間何かを目指すには、明確な目標が必要ですよね。そんな目標のお話をしていきたいと思います。僕が練習生時代どんな目標をもって取り組んでいたか、目標の大切さを執筆していきたいと思います✍️

 目標を掲げる上で期間を設ける事は非常に重要ですよね。夢という長期的な目標があって、それを叶えるために中期、短期と目標を設定していく必要があります。(この辺の話も今度ゆっくり)

今回のお話は練習生を過ごした1年間の目標設定なので短期目標のお話になります😌

 僕は群馬での練習生期間"契約を勝ち取る"ことを目標に練習していました。先程お話しした群馬のチーム状況から、自分の現在地を色々考えれば契約することは難しいと誰しも感じるかと思います。なんなら実際そう言われていました。現状レベルを聞いた上でこの目標は背伸びもいいところかと思いますが、『高い目標を持ち続ける』ことが僕は大事だと思っています。

 目標でマインドが変わってくるからです。最初から、契約を諦めて練習生の日々を過ごしていれば『契約はできなくても、毎日トップ選手から学ぼう。』というマインドになったと思います。こちらも素晴らしい目標ではありますが、契約を勝ち取るという目標であれば、『この人たちを差し置いて契約を勝ち取るには何が必要か』というマインドになります。簡単にいえば、"近づく"ことが目標ではなく"超える"ことを目標にしていました。

✒︎目標が自分を強くする。

 超えるという目標を達成するためには、量も時間も与えられたチーム練習だけでは足りません。選手が100本シューティングするなら、200本。選手がスプリント10本するなら20本。いやもっともっと必要だ。と選手よりとにかく量をこなし一歩一歩近づいていく。今までの常識は捨てて夢中になっていく事が必要でした。体育館がなければ公園で練習、時間がなければ睡眠でも娯楽でも自分の時間を犠牲にして練習する。頑張っているようで、目標を考えれば当たり前ですよね。

目標が自分の行動基準を高めてくれます。
要するに、目標は高ければ高いほどいい。


 高い目標を立てれば、自分で自分のハードルを上げる訳ですから、目標と現実とのギャップに悩み苦しむ事が多くなります。そのギャップに負けずにやり続け、120%を求め続ける事が成長を促進させてくれるのじゃないかなと思います。

 学校のテストで言うところの100点を目指すのと、合格ラインの70点を目指すでは行動は変わってきますよね。100点を目指した結果の70点、70点を目指した結果の70点どちらが次に繋がるでしょうか。前者はきっと悔しい思いをし、次こそはと意気込みます。後者は目標を達成して悔しさより喜びがくるでしょう。こんなニュアンス。

近づくためではなく、超えるため。
120%の目標を持ち続けること。

 結果的に僕は群馬で選手契約を勝ち取る事はできませんでしたが、高い目標を持ち本気で実現のために行動できたからこそ沢山悔しい気持ちを味わい、今の自分があります。

 覚悟を持って立てた目標であっても、叶わない人ももちろんいます。大事なのは目標を達成できたかではなくて、目標がどれだけ自分を成長させてくれたかだと思ってます。高い目標を立てるからこそ、見えてくる壁がありその壁に向かって取り組むことが自分を成長させ、どんな形であれ必ず何かに繋がります。僕もこうして、青森ワッツの選手として契約することができています。

 練習生をしているからと言って選手になれる保証はありません。道半ばで諦めていく選手を何人も見てきました。この目標設定が僕をステップアップさせてくれた一つの要因だったんじゃないかなと思います。

 もちろん、選手になれた事はようやくスタート地点に立てただけですので、今後も自分の夢を実現させるために、この姿勢を変えることなく背伸びした目標を掲げ続けたいと思います🙌🏻

今回は目標のお話でした📈
ご拝読ありがとうございました😊

それにしても、文章にするって難しい。
回数を重ねて読みやすく伝わりやすいノートを書いていけたらと思うので何卒よろしくお願い致します🙏

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