【英語ニュース】ヨーロッパは誰から武器を買うべき?
最新ニュースから誰かのメモまで、英語に慣れるため読んだコンテンツにひとこと添えて紹介します。2023年7月10日版。
本日公開された話
西アフリカから速報記事。
移民希望者を載せてセネガルを出た3隻の船が行方不明になっている。少なくとも300人が乗り込んでいたという。
地中海を渡ってスペイン本土を目指す人々より、この大西洋ルートを進む人のほうが多い。サハラ砂漠以南からの渡航者は陸路セネガルに至り、そこから海を渡ってスペイン領カナリア諸島を目指すそう。
兵器の地産地消
ヨーロッパ政治の解説記事。
国防予算を拡大するヨーロッパ諸国はますますアメリカの武器を買うことになる。しかし、アメリカの都合や生産能力に振り回されたい訳ではないし、ヨーロッパで武器を作るべき理由も多くある。自国の防衛産業に支払うことは有権者の説得にも役立つ。東欧諸国の考え方はまた違うようだが… などなど。
通信ケーブルの銅汚染
アメリカの環境問題。メチャクチャに長い。
WSJの調査によると、通信会社の設置した古いケーブルは周辺環境を鉛で汚染している(ただし当事者は否定している)らしい。学校やバス停が危険に晒されているのでは?汚染の検出箇所から同位体検査まで、WSJの見出した具体的な事例、批判の根拠などがひたすら続く。
「基準を超える鉛を検出した」とあり、健康被害を予感させる技術も多くあるものの、「健康被害を確認した」と断言しているわけではない。あと同位体検査の図説が詳しい。
今日みつけた話
元捕虜の帰還
短めのウクライナ時事ニュース。
マリウポリで戦い、ロシアの捕虜になったウクライナ軍人が母国に帰還した。彼らは「対立の終結までトルコに留まる」という条件付で解放された面々のはずだが… 帰還の経緯はいまのところ不明で、ロシア政府の報道官も「事前連絡はなかった」と言っているらしい。
酒と薬とタバコとIT経営
IT業界の調査レポート。
大量のレイオフやAIのせいで不安になったテック系経営者は、酒・薬・煙草で不安をやり過ごしていることが分かった。コロナ禍で高まった交代頻度も高いままで推移しているそう。
ひとこと
レイオフする経営側もキツいんだろうけど、される労働者側も辛そうですよね…
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