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本当に見るべきもの

自分責めをしなくなってから
見えるものが変わってきた。

本当に見るべきものが見えた気がする。

自分責めは
こんな自分はダメだ
こんな自分だから子供が不登校になった
こんな自分だから親になってなってはいけなかった‥などなど

悲劇のヒロインになることで
目の前の問題から逃げていた。

ダメって思って自分を責めて
子供にダメな母親でごめんって謝って
親になってはいけなかったと後悔することで

ダメな自分を改善するには
ダメ親を脱出するには
親になる責任を受け入れるには

という問題に向い合わずに済む。

問題に向かい合うことは
かなりの勇気と覚悟がいる。

見たくないものも見ないといけない。
認めたくないものも認めないといけない。

だから自分責めをすることによって
回避できていたんですよね。

知らず知らず
無意識に問題をすり替えていたと
気付いたのです。

そのことに気付いてからは、
自分を責めそうになると
色んな思いが出てくる度に
そうだよね。つらいよね。わかるよ。
そんな風になっちゃうよね。
と、自分の思いの一つ一つに
共感していくことで、

自分はダメな親かもしれない
自分のせいで子供は不登校になったのかもしれない
親になってはいけなかったのかも知れない

けれど、

だから何?

って思えた。


そんな身勝手な思い、
子供には申し訳ないかも知れないけれど、
ずっと自分を責め続けて、子供に罪悪感を持つ方が申し訳ない。

ダメな親だと思うならば
子供にとっての素敵な母親になれるように。

不登校は自分のせいと思うなら
そんな自分を許し、
どんな自分でも大丈夫だよというお手本になれるように。

親になってはいけなかったと思うなら、
親にさせてもらった子供に感謝出来るように。

自分を責めず
自分を許し、受け入れる。

すると
子供も自分を許し、受け入れる。

子供は不登校である自分を許せない。
そんな自分も受け入れることが出来るようになるように。

不登校の解決のために
なにか目に見える結果を探していた。

解決は
そこではなくて

親自身が自分を許し、受け入れることが
出来た先にあるものだと分かった。

子供の心が開いた先にあるもの。
どんな自分でも大丈夫と思えた時に
子供の心は開く。

開いた先には
子供が想っている
素直な気持ちが
たくさん見える。

本当に見えるべきものは
ここだったんだと。

まずは
自分責めに気づくことから。
自分を責める要素なんて一つもないよ。
どんな自分でも大切な自分の要素だから。

私の経験や想いが
誰かのお役に立ちますように。




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