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通し稽古をしたよ(白井)

みなさま!
おはこんばんちわ!
今回の稽古場noteの担当は白井でございます。

本番まであと10日。お稽古はしっかりと場面の転換の段取りの確認をしたのち、通し稽古をしました。
これまでの稽古場noteを見ていただいてる方にはご承知かと思いますが、今回の作品は大きく「劇団」と「シェアハウス」を舞台に展開していきます。
そんなわけで、ここでは使うけど、こっちでは使わないもの、みたいなもんが舞台上にあったりするわけで、それをスムーズに移動させるのも役者の仕事になってくるわけなんです。
ただ、すいーっと出てきて、ぽこちょん、ってものを動かして、すいーっとはけていく、みたいなことじゃなくって、そういうところにも、洗練さ、とは言わないまでも、気遣いとか優しさみたいなもんがあったらいいなーと、お稽古して思った次第です。
心地よく、お客様に見ていただくために。

言いたいことが幾つかあって。
和泉さんや大城戸くん、西村さんが、殺陣やらダンスやら各々の秀でたところでリーダーシップを取ってくれているのがとてもありがたくって。劇団の作品ではあるけれど、作品であるから、より良いものにするために、どんどんとアイデアや意見をだしてくれてる。
みんなで作るというのはそういうことなんかなぁって思いつつ、もうあと少しだけ、稽古の時間を楽しんでいます。

今回のお話は、俳優になって憧れの役者と同じ舞台に立つ、っていう夢を目指す人の話です。夢が、夢のままでしかないことに気づいてしまったり、現実的な目標になってしまったり、そういうのが大人になるってことなのかなぁとも思ってしまうんですが、僕自身も今回の作品に出会って、いろんなことを考えてしまいました。
世の中にいる人の中には守る人と、獲りにいく人、みたいな違いがあるのかな、と。
守る人にしても自分の中の大切なものだけは守りきる、みたいな感覚だったり、自分を含めて身近な人たちの平穏を守る、だったり。

僕は子供の頃からの夢って、舞台のあっち側に行くことだったので、今はわりと舞台のこっち側にいられているので、そういう意味では夢ってかないっぱなしなんですが、本当にそれでいいのかどうかってのはいつもいつも疑いっぱなしになってて。さらにさらに、って考えるとそれってもう目標だよなぁって思えてしまって。
そしたら、今、もしくは過去に僕がやってきたことたちが、未来の僕を救えるかどうかにかかっているわけで。こっから先は長期戦だなぁと思ったりするわけです。

そのこととは別に、実体験として「口に出す方が夢は叶う」ってのはどちらかというと事実です。多分だけれど、自分1人の夢でも、それを叶えてくれるのは自分だけじゃなくってそれを取り巻くいろんな人たちだから。と、思います。長々と書いてしまいましたけれど、

僕には
学生さんたちの人生の晴れ舞台を、たくさんのお客様に見てもらいたいっていう夢があります。

でも、それって、僕1人では叶えられる夢ではないんです、
たくさんの人の手助けが必要なんです。

みなさん、ぜひ見に来てください。

SHASEN × ステージタイガー #013
「Re:TUЯN!」

【日時】
2023年1月28日(土)~29日(日)
1月28日(土)19:00〜
1月29日(日)13:00〜 17:00〜

【会場】
近鉄アート館

【料金】
前売 3,000円
当日 3,500円
(ご予約なし、当日来られた方は当日券扱いとなります)

【ご予約】
https://stage.corich.jp/stage/213572/ticket_apply

【特設サイト】
http://st-tg.net/_sp/return/

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