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抱えてるモノ

皆さんこんばんは‼️
本日の稽古場ノート担当の山下健吾です。
今回はSWITCHのテーマ的なことをお話ししていきたいと思います。

この作品は高校を舞台に学生達と教師陣の思いが駆け巡り合う。いわゆる子供と大人の心が描かれていると思います。
僕はつい最近まで高校生でしたが
クラスメイトととの距離感や教師との意思疎通
家庭のことなどで思い悩んでたことが多かった気がします。
"いじめ"まではいかなくともグループから省かれたり、無視されることもありました。
今となればそんな大したことではないと思うのですが、子供の私からすれば学校は大きな世界で
一つの社会でした。
それは私だけではなく他の子達を見ていても凄く鮮明に感じられます。
みんなが皆んな学校生活で青春を謳歌できるわけではなく、逆に学校に行くことが苦しくて辛い思い出に変わる人もいるのが現状です。

でもそういったしんどい状況から抜け出す方法はあると思います。私の場合は"演劇"という居場所があったのでそれに没頭しました。
人間夢中になれるものがあると些細なことなんかどうでも良くなります。
私の周りにも学校に行くのがつらい子やいけない子が結構いました。
もうそういう何かを抱えてる子がいたら言ってあげて欲しいです。
『学校なんて行きたくなったら行けばいい』
親や大半の大人からすれば将来のことや先の事が心配で行った方がいいと思う方が多いと思います。ですが子供達からすればそこが大きな世界でプレッシャーになってる事も多いです。
だからこそ広い世界を見てほしい!
社会はちっぽけな1人の集団で学校生活なんて
人生の三分の一にも満たないよって事を知って欲しいです!

"死にたいなんてもっと先に考えればいい
まずは明日好きな映画でも観たら続編が気になるかもしれない。
綺麗な景色を見に行ったり、やりたい事やってからでも遅くない!"
これは高校時代に死にたいと言っていた先輩に言った言葉です。これが傾聴として正しかったかはわからないですが今もその先輩は毎日忙しそうに大学生を送っています。

僕はいまジュニアミュージカル劇団の演出助手をしてますがメインの仕事は子供とコミュニケーションを取ることです。普段は楽しく過ごして何か抱えてることがあれば聞いてあげて大人と子供との理解の架け橋を作る。
大事なのは年齢や立場関係なく1人の人間として
接してあげたら抱えてる荷物を少し軽くできるんじゃないかと考えています。

SWITCHにはそんなテーマが込められてると思います。子供から大人まで抱えてるモノがある人にこそ共感できる作品になっておりますので
是非観に来てください‼️

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