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世界は君次第だ(みたいな。どなたの歌だっけ・・・?)

やっと少し暖かくなってきたのかな?
と思ってたらまたグッと冷える。なんかそんな日を繰り返していますよね😭
こんにちは、ちゃんなつこと竹林なつ帆です。

昨日の稽古は、シーン返し稽古を行いました。
今回は学校の話。なので大きく分けて、「先生シーン」「生徒シーン」「先生と生徒シーン」に分かれています。
そんな生徒シーンの稽古でした。

今回の台本に限った話ではありませんが、作中に様々な「生きるヒント」のようなものが隠されているように思います。
台本上のキャラの発する言葉もそうですし、
キャラが存在するその場所の意味合いや存在意義だとか…。

学生の頃って、家と学校の教室や部活部屋(と習い事する場所)が世界の全てだって言う感覚なかったでしょうか。
私はこの台本をやっていてその時の狭い世界を明確に思い出して…なんていうか…「…ああ!」ってなってるんですが…(?)
狭い世界がダメだったとか、そういうことではなくて、だからこそ美しいのだと思うし、思春期の大事な時期ならではの感情を学べるのだと思っていますが、あの頃は「選択」が今よりも幅が狭かったからかなと。
(昨日、とあるキャストさんと話していたことを展開)

確かに、私自身に置き換えても、
「世界は君次第」「自分が変われば世界も変わる」なんていうバンドの歌詞に感動はしていても、
本当に腑に落ちたのはここ最近の話であって。自分で自分のすることを「選択」してそれに「責任」を持ち始めたころからだよなと感じます。

(まあ今でもそない爽やかに「世界を自分の思い通り」にはできてないのですが…)

何が言いたいかと言いますと。
人間そないにうまくは生きられないもので
「今の世界が全てではない」「世の中には色々な選択肢があるのだ」ということを
知ってもなかなか実感できないのが特に学生の頃だな、と思うわけです。

そんな息苦しいひとにも、
そんな息苦しいひとを救ってあげたいひとにも、
一筋の光というか・・・何かヒントを得られる作品になればいいなという気持ちで
全員、頭を捻って、作品作りをしています。

「ダイバーシティ」「多様性」が叫ばれる世の中ですが、
我々は年齢も性別も立場も普段の生活環境も今まで歩んできた道も
全然違う人間が集まって、ひとつの作品づくりをしています。
しかも今回の作品は本当に、みんなで話し合いながらつくっていて。
それって・・・すごいことだな!と中にいながらも思います。

そんな演劇の可能性を、皆さんに見せられるように。あと3週間弱、取り組んでいきます!

※配信公演です!5月以降。決まり次第、お知らせいたします。

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