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【作家特権】スペシャルな話題(アスカ)

こんばんは!
「HOUNDS」稽古場日記初登場!脚本担当、小野愛寿香でございます。
うふふ、いろいろ書いちゃうぞ。うふふ。
ネタバレしても全然大丈夫なエリアを(まあ#001の本編部分は全部大丈夫やけど)ご紹介していきますね。お楽しみください。

まずはどどーんと!

配役発表!

キャスト

【見当たり班エースコンビ】
●小野アキラ  見当たり班員 小野愛寿香
●白木ヒロユキ 見当たり班員 白井宏幸


【警察】
●伊勢治テツヤ 見当たり班新人 池治徹也

●網野ジロウ  見当たり班班長 アミジロウ

●石蕗ユウキ  見当たり班員 椿優希

●渡辺ヒカル  交番巡査 鍋海光


【犯人】
犯人1 藤原菜々美
犯人2 山下健吾

犯人3 谷屋俊輔

※●印はシリーズ通してそのキャストが担当する本キャラクター。
 印のないものは、単発のモブキャラクターです。
『HOUNDS#001 台本』より

見当たり班とは何か、についてはなべちゃんが先日のブログで書いてくれているので、そちらをご参照ください。

ん、配役の注釈に書いてあるシリーズ通してって何?
はい、これは刑事ドラマのシリーズものをやろうと画策しておるがゆえの発言です。
だから、一話完結のお話を基本作りますけど、たくさんの作品で同じ名前の同じキャラクターがなんども出てくる。と、そういう世界観なんですね。
どこから見ても楽しめるし、全部見るとより熱い。
そうなるように考えています。

さてお気づきになりましたか?キャラクター名が、もう恥ずかしいぐらい芸名に近い。そっくり。
それはなんでなのか?
まず一つは、「ずっと育てていくキャラクターだから」。その人らしく、その人のいいところをいっぱい取り込んだキャラクターに、シリーズ通して、愛着持って育てていって欲しいなという希望が込められています。
もちろん、ご覧のみなさんと育てていくものでもありますね。

もう一つは、「みなさんにせっかくだからキャストの名前も覚えて欲しいなと思うから」。
わたし、テレビ見てても役者さんの名前すぐ出てこないんですよね。「あーなんだっけあの、青島巡査部長の役やってた人!」が先に出てくる。キャラクター名って作中で呼ぶから、覚えるんですよね。
だからそれがキャスト名覚えるヒントになったらな…と思ったのもあったりします。なんてね。

タイトルの秘密。

そして、HOUNDSですが。ハウンズ、と読みます。
ハウンドってのは犬ですね、犬。
ちょっと二つ以上の意味が掛かってます。
犯人を見つけ出して追い詰める犬でもあり、「ハウンド」って単語には「卑劣漢」とかいう意味もあったりします。シリーズの主人公たちであるアキラと白木のコンビや、他のとある何か…を意味していたりします。
それはおいおい、シリーズが進むと明らかになるし一話でもわかんないところで匂わせてるかもしれない(してるかしてないかは秘密)ので、お楽しみに。

主人公?

さて、主人公と言いましたが。
HOUNDSのシリーズ通しての主人公は、アキラと白木。この二人になります。
有名な人気刑事ドラマ、「相棒」の右京さんたち、みたいな感じですね。わたしの大好きな「SPEC」で例えたら当麻と瀬文のコンビ。
その二人がいろいろな事件に巻き込まれてゆきます。

いずれは、ゲスト犯人さんやゲスト敵役、それを活かすゲスト作家さんなんかもお招きしたりなんかして…(相棒はメイン作家さんたち以外にもたくさんの方が脚本書かれてますよね)と勝手に夢を見ています。な、なんだよ!夢を見るのは自由だろ!!
(こっちから声かけるのは恥ずかしいからこっそり「興味あるよ」って耳打ちしてくれないかなぁ、なんてまだモジモジしている段階でしかないんですが。)
いずれ、ね。

というわけでシリーズ主人公はアキラと白木、なんですが、今回第一話のゲスト主人公は、伊勢治くん。見当たり班に異動してきた、新人の伊勢治くんを中心としてお話が進んでゆきます。
なんせ、初めてなんでね。見当たり班なんていう珍しい部署が舞台になるの。
みなさんと同じ、まっさらな伊勢治君と共に、HOUNDSの世界に飛び込んできてください。懇切丁寧に班員の皆さんが教えてくれます。

あ、ちなみに、単発のモブキャラを今回してる人たちも、シリーズでその人が担当するちゃんとしたキャラクターでいずれ登場する予定ですので、ご安心くださいね。

稽古の進捗。

では今日の稽古の様子を。
昨日に引き続き演出不在の稽古のラスト日なので、昨日整理したところを踏まえて、心の動きも丁寧に整理していきました。

ななみんもちゃんと意見をくれます


声と身体の表す感情がちぐはぐになってるところを直したり。

色めき立つシーン


立ち位置ごとに見えてくる関係性や空間の空気感を確認したり。

(実は)ふざけたシーン


みんながとても主体的にどうしたらいいか考えながら試行錯誤するので、クリエイティブな現場になってきつつあると思います。

シリアスなシーン


しっくりこなくて気持ち悪いところや、ふわっとしてるところをちゃんとお互いに確認しあって、片付けて交通整理もして行きます。

なべ「これを」
なべ「こうです!」
アスカ「こうか!」なべ「そう!」

演出白井も言ってましたが、ライトに、楽しく、見ていただけるドラマに仕上がる予定。
結果的にカッコよくもなってくれたらいいな。
それは我々役者の実力がしみでるところ。
時々の実力テストみたいな感じにもなるかもですね、続けていくと。楽しみです。

ステージタイガーの作品群の中で、虎本のものがメインストリームだとすると、別のストリーム、サブカルチャー的な位置付けのHOUNDS。これはこれで、長く愛されるストリームのシリーズになれたらいいなと思っております。

と、決意表明も済んだところで。
お席だいぶ埋まっております、ご予約される方はお早めに。

劇場であなたをお待ちしております。

ステージタイガー
『HOUNDS~ミアタリ班、見参!~』
脚本:小野愛寿香 演出:白井宏幸
出演:小野愛寿香 白井宏幸 アミジロウ 鍋海光 椿優希 池治徹也 藤原菜々美 山下健吾 谷屋俊輔

日時 6/14(火)18:00~ / 19:45〜
会場 in→dependent theatre 1st
チケット予約 https://www.quartet-online.net/ticket/kg220614?m=0tiebbg

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