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ベンチャーならではの変化の大きい環境で、チームビルディングや事業の立ち上げに挑戦できた

「動画でビジネスに革命を」をミッションに掲げ、企業のYouTubeマーケティングを支援するSTAGEON。同社はクライアントのビジネスを加速させるYouTube運営事業部のほか、動画やYouTube運営に関わるノウハウを提供するスクール事業部をはじめ、さまざまな事業展開に挑戦しています。

齊藤遼氏はSTAGEONジョイン後、組織拡大に伴ってさまざまな事業の立ち上げやリード、部門全体のチーフなどのポジションを経験してきました。幅広い業務に携わってきた齋藤氏が、どのようにSTAGEONの組織を支えてきたのか、そして今後どのようなことに挑戦したいのかを聞きました。

株式会社STAGEON YouTube運営事業部 ディレクター 齊藤遼

チーフとしてチームビルディングに挑戦して芽生えた責任感

――STAGEONでどのような業務を経験してきましたか。
応募したときは動画編集者として働くつもりでしたが、STAGEONは企画や動画管理といったディレクター業務に挑戦できる環境だということを後から知りました。もともとYouTube運営にも興味があったので、想定とは異なる業務でも挑戦してみようと思い、ジョインしたんです。
はじめはダブルワークかつリモートワークで1年半ほど動画管理を担当していました。その後、会社の規模が大きくなるに伴ってSTAGEONの業務に注力していき、新設部署のチームマネジメントやYouTube運営事業部のチーフ、そして自社チャンネルの立ち上げなども経験させていただきました。現在はYouTube運営事業部のサポートや、スクール事業の講師などを担っています。
――多彩な経験ですが、なかでも印象的だったターニングポイントはありますか。
YouTube運営事業部のチーフになったときは、社内体制が大きく変わるだけでなく、自身がマネジメントする対象も部署全体に広がったので、初めてのことが多く大変でした。それまでは動画管理業務の範囲でチームを見ていればよかったのですが、チーフになると別の部署のメンバーの業務や心情についても理解しなければなりません。チーフとして忍耐強くメンバーと向き合った経験から、仕事に対する責任感がさらに強まりました。

メンバー一人ひとりの目標を明確にするマネジメント術

――チームをマネジメントするうえでは、どのようなことを心がけていますか。
ジョインして間もないメンバーと、長く働いているメンバーとでは、業務に対する姿勢やマインドが大きく異なるものです。そのため、まずは新しく入ってきたメンバーをいかにチームに巻き込んでいくかが、マネジメントのポイントになってきます。
私の場合は、自分のパートナーとして仕事を任せる、いわば“後継者”のような存在をつくるのであれば誰が適任だろうかと考えるところから始めます。責任感があるメンバーを見極め、ある程度の権限を持たせることで、「自分もいつかチーフになる」というビジョンを持ってもらうのです。
目指す方向性を示しつつ、そこに向かって頑張れるメンバーをひとりずつ増やしていくと、チームの“コアメンバー”が育ちます。このコアメンバーを中心に、まだそれほど熱量が高くない“ライトメンバー”をコアメンバー側へと移行させていくようにすると、次第に強いチームを築きあげることができます。
一方、長く働いているメンバーに対しては、互いに競争意識をもちながら働けるようなきっかけをつくることと、その人が成し遂げたいことを実現できる環境をつくることが大切です。 
――一人ひとりに対して丁寧に目標を設計している印象がありますが、前職でもマネジメント経験があったのでしょうか。
前職では理学療法士をしていて、その中でチームビルディングをテーマにした研修を受けたことがあります。ただ、当時はまさか自分がマネジメントを任される立場になるとは想像していなかったので、STAGEONにジョインしてから当時の研修で学んだことを活かすようになりました。
マネジメントを任された初期から、メンバーとの1on1には積極的に取り組んでいます。それぞれ何をしたいのかヒアリングし、やりたいことに合った業務分担をすることは、チームビルディングにおいて重要なポイントだと思います。 

STAGEONの事業や組織の拡大を支えつつ、未来を見据える

――STAGEONの組織や事業の成長をどのように感じていますか。
現在のSTAGEONには、以前に増して優秀なメンバーがどんどん入ってきているように感じます。モチベーション高く仕事に取り組む方が多いですし、それぞれ異なる個性を活かして働いていますね。また、私がマネジメントを担当していたメンバーの一部は、現在プロデューサーやチーフとして活躍しているので、そういった姿を見ると嬉しくなります。
ベンチャー企業は事業や組織の変化が大きく、挑戦の機会にも恵まれています。理学療法士として働いていた前職の職場では、自分が担える業務内容が限られていたので、「新しい世界を見てみたい」という希望からSTAGEONに挑戦してよかったと思います。組織規模が大きくなってきた現在も、STAGEONのベンチャー気質は変わりません。これは、私がここで働き続ける理由でもあります。
――現在はチーフとは異なる立場の業務を担っていますよね。その経緯をお聞かせください。
YouTube運営事業部のチーフを担ったあと、アニメーション事業部という新たな部署を任されることになり、自社チャンネルの設計や運営を行っていたのですが、この事業は現在一時的に休止しています。同事業部を軌道に乗せられなかったことは自分の責任でもあると思っているので、信頼を回復したいという気持ちからYouTube運営事業部のディレクターとしてサポートに回ることにしました。現在のYouTube運営事業部には多彩な案件や業務があるので、ここで重ねた経験を、同事業部が再開するときに活かしたいです。
――今後挑戦したいことはありますか。
やはりアニメーション事業部のリベンジがしたいです。変化の大きい会社なので、今後STAGEONがどんな方向に進んでいくかにもよるのですが、アンテナを張り巡らしつつ、自社チャンネルに再び注力するという経営判断があったときには飛びついていきます。負けず嫌いな性格なので、できないままにしておくのは嫌なんです。
――スクール事業の講師も兼任していらっしゃるそうですね。
これからYouTubeチャンネルを運営したい方や、動画の編集を学びたい方に向けて、動画編集の基礎やYouTube運営のノウハウを教える講座を担当しています。もともと誰かに何かを教えることは好きだったので、講師を任せていただけるのは嬉しいですし、アウトプットすることで自分が身につけてきたスキルを体系化することもできているように感じています。

 責任感をもって仕事の意義を考え続ける人に来てほしい

――どのような人がSTAGEONに向いていると思いますか。
責任感のある人です。とにかくたくさん挑戦の機会があるので、責任感を持ってはいるものの、自分が何をしたらいいのか具体的にわからないという方は、ぜひSTAGEONの案件やチームをリードしていくことで、責任感を発揮してほしいと思います。
―― 読者へのメッセージをお聞かせください。
私の場合はSTAGEONで働き続けていたからこそ、たとえ経験がなくともマネジメントに携わったり、新たな事業に挑戦したりするチャンスを得ることができました。今は何も取り得がないと感じている方でも、STAGEONで働いていれば、きっと自分の成長につながるチャンスを得られるでしょう。
「その仕事には意義があるのか」、「やりがいはあるのか」と考える方もいるかもしれませんが、私は仕事の意義ややりがいは誰かが決めることではなく、自分自身が見つけ出すものだと思います。自分自身で考えて、解釈しながら仕事と向き合える人は長く、楽しく働き続けられるものです。
私もはじめは動画編集者になることを想定してSTAGEONに飛び込み、実際はディレクターやチーフ、事業立ち上げ、講師など幅広い仕事に挑戦することになりました。そして4年間経った今も、楽しく働き続けられています。
入ってみなければわからないことはたくさんあるので、もしもSTAGEONにジョインするか迷っているならば、とりあえず挑戦してみてほしいとお伝えしたいです。
悩んでいるということは、言い変えればどちらでもいいということ。最善手を取ろうとする考え方より、選択を最善に持っていく考え方を持てる人が何事も長続きするし、上手くいく。そしてそれがSTAGEONが求める人材だと思ってます。
そして選択肢は広いほうがいいし、行動も早い方がいい。だったら、早く挑戦してみませんか?

<取材・執筆・編集=宿木屋>

ベンチャー通信90号〈2024年3月号〉にてSTAGEONのインタビュー記事が掲載されました!
本記事は、「ベンチャー通信Online」の業界別起業家インタビューにも掲載されておりますので、是非ご覧ください。

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