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トゥーンシェーダーの作り方
ざっくりと
シェーダエディターを使って漫画風のマテリアルを表現する方法。
Eeveeを使用してレンダリングを行います。
手順
【基本的なシェーダーノードの配置】
・プリンシブルBSDFノード、シェーダーのRGB化ノード、数式ノード、カラーランプノードを使用します。
・数式ノードの【加算】を【除算】にします。
・カラーランプノードの【リニア】を【一定】にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1690530285563-u4tWFCDmqf.png?width=1200)
数式ノードの値とカラーランプノードのカラーパンどの位置で影を調整します。カラーバンドの色や数を変更することで表現を変えることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690530505087-pkHNmKQ0Zj.png?width=1200)
【オブジェクトのアウトラインを作る】
・レイヤーウェイトノード、数式ノード、カラーランプノードを使用します。
・数式ノードの【加算】を【累乗】にします。
・カラーランプノードの【リニア】を【一定】にします。
・数式ノードの値とカラーランプノードのカラーバンドの位置でアウトラインの太さを調整します。
![](https://assets.st-note.com/img/1690530814004-kkJ7Rvpw16.png?width=1200)
【影とアウトラインを組み合わせる】
・先ほど配置した影のノードとアウトラインのノードを組み合わせます。
・ミックスノードを追加します。
・ミックスノードの【Float】を【カラー】にします。
・ミックスノードの係数にアウトラインのノード、Aに影のノードをつなぎます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690531047255-o0AVMIaPbK.png?width=1200)
・ミックスノードのBの色を変更することでアウトラインの色を変更できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1690531153827-TYNNBEC1bg.png?width=1200)
【影を線にする】
・影のノードの【一定】を【Bスプライン】にします。
・カメラデータノードと波テクスチャノード、数学ノード、カラーランプを追加します.
・数学ノードの【加算】を【大きい】にします。
![](https://assets.st-note.com/img/1690531813277-jbIehOz2tD.png?width=1200)
・カメラデータノードの間にベクトル回転ノードを入れると線の角度を調整できます。また波テクスチャノードのスケールで線の太さを調整できます。
・カラーランプノードの【Bスプライン】を【リニア】に変更すると影の表現が変わります。
![](https://assets.st-note.com/img/1690532179618-7t8l5MSGl2.png?width=1200)
【影をドットにする】
・ベクトル回転ノードを削除し、波テクスチャノードとボロノイテクスチャノードを入れ替えます。
・ボロノイテクスチャノードの【3D】を【2D】にし、ランダムさの値を【0】にします。
・ボロノイテクスチャノードのスケールを変更してドットの大きさを調整します。
![](https://assets.st-note.com/img/1690532620978-ZtatnsMGyL.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1690532675556-kcBIQ3Tk0q.png?width=1200)
・基本的な部分は以上です。
・あとは色の組み合わせなのでミックスノードをうまく使って色付けなどを行なってください。
・彩度のある色付けをする際はかげとは逆にハイライトのノードを作成して組み合わせるといいかもしれません。
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