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みそ汁のだし変遷

みそ汁のだしに関しては、いろいろやってみたなあ。
だいたい実家の母が、最初は煮干しでだしをとっていたのを、父が人間ドックで尿酸値が高く出て、煮干しは量の使い方を考えると問題ないけど一応取らない方がいい食品のリストに入っているということで、煮干しでだしをとるのをやめたのね。そして、ほんだしでだしをとることに。
私は、結婚した当初は、煮干しでだしをとってたんだけど、夫はだしガラの煮干しは食べたくない、ということだったので、だしガラの煮干しは全部私が食べることに。別にそれはかまわなかったんだけど、煮干しを取り分けるのが、ちょっとめんどくさいはめんどくさかった。
そのうち、誰か人に聞いて、昆布汁(!?)を使うことに。昆布汁は、麦茶を入れるような入れ物(1リットル強)に、水と昆布を入れて、冷蔵庫に入れて、しばらくおいて、それをだし汁として使う。これはわりと、使いやすかったと思う。でも、やめてしまった。
いっとき、だしは肉からも野菜からも出るよ、という説を聞いて、ほんだしを使わずに、具材から出るだしを使った時期もあった。
だいたい今は、みそがだし入りなんだよね。結局今は、ほんだしを少し入れて、だし入りみそを使うから、そんなにだしに気を使わない感じになっている。
なんだか、ほんだしを使ってだし入りみそを入れるなんて邪道だよ、と思う人もいると思う。私もそう思う。最初にだし入りみそを買ってきたのは夫だった。
別に夫が悪い、というわけじゃないけど、スーパーで売ってるみそで、リーズナブルな値段のものにだし入りのが多いので、特にこだわりがなければ、だし入りのものを買ってしまうんだろうなあと思う。
今、私が働いていて、年金受給者の夫が働いてなくて、夫が夕食作りを担当する日もあるから、食材の購入も夫が担当する日もあって、だし入りみそを買う、ということもあるのだ。そこで、えー、だし入りじゃないみそを買ってよ!というのを堪えてしまう。
何かを人に任せる、ということは、その人は、自分とは違うチョイスをする、ということも受け止めなければならない。
話が大きくなりそうなので、この辺でやめておく。たかがみそ汁のだし、されどみそ汁のだしである。

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