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(体験記5)勘違いを取り戻せぬまま直前期の末期へ・・・

前回、含みを持たせるだけになった『大きな勘違い』とは??
その言葉通り、かなり手痛い勘違いでした。。

<手痛い勘違いの正体!>

実は自分、イメージングノートで勉強しながら選択式の過去問を解いたりしていました。

というのも、社労士試験の下調べをしていた時、『選択式は恐ろしい』というクチコミを目にしていて、同じようなことはほとんどの受験経験者が言ってたもんだったから、自分の中で選択式に対する警戒心だけが膨れ上がっていたんです。

だから、勉強の合間に選択式の過去問をチラ見しては解いてみてました。

そしたら、それが意外にそこそこの手応えでした!

基準引き下げがあった年度の問題でもフツーに4点とか取れるもんだったから、頭の中で拡大解釈が起きて、

『厳しいと言われている選択式でこれだけできるなら、
択一式はもっとできるだろう。』

択一の問題を一度も解いたことがないクセに、勝手にちょっと余裕こいていました。。

だけどいざ、問題集に手を付けページを進めていくと、択一式の解きにくいこと・・・
保険、年金関連はまだマシなほうだったけれど、労基・安衛の出来が特に芳しくない…

(択一式って、めっちゃムズいやん…)

択一式は文章の微妙な表現の差で正誤が分かれるから、神経を尖らせて問題文を精読しなきゃいけないし、本試験では解答時間にも余裕がない。

ちゃんとやってみて初めて分かったことでした。
気づくのが遅すぎました(汗

選択式ばかり気にしていて、択一に目を向けていなかったことを後悔しました。
ネットに溢れているクチコミをうのみにしすぎ、勝手に想像を膨らませてしまった結果でした。
それで、問題集を一周し結果を集計してみると、何とか合格点に達し てはいたものの決して安心できる結果ではない・・・。

焦った自分は択一式にウエイトを置いてトレーニングすべく、択一式特化の問題集を一冊買い足しました。
それも一周解き終えて集計したら何とか合格点には達していたけれど、相変わらず労基・安衛が伸びない…
その科目に限っては本試験の過去問を解いても4点か5点しか取れず、かなり危うい状況だったんです。

労働基準法って最初に入門書を開いた時に目にして身近な内容に親近感を持つキッカケになった科目だったから、こんなに手こずることになるなんて予想だにしていませんでした。


そんなこんなで7月になり、あと1回月が変われば試験本番という時期に差し掛かりました。
その頃にはもはや一発合格がほぼ絶対条件になってしまっていたんです。

苦しい…
ほんまに、アホですね(笑)

試験の難易度と自身のパラダイムとのダブルパンチが自分を追い込んでいく。

思い起こせば受験を決意したあの日、別に社労士試験に対して強迫観念も何もなかったはずなのに…
社労士試験に限らず、自分は本気になりすぎるとこうなってしまうことが多い。

つくづく気疲れしやすい性格だと感じさせられました。

<直前までの追い込み>

勘違いで失った時間は戻らない。
だからとにもかくにも、前見てやるしかない!
直前期の2ヶ月弱の間は、可能な限り勉強に費やしました。

実は、受験することは家族に内緒。
だから、自宅に自分の書斎があって家族の目の届かないところに居られるのが救いでしたが、エアコンがない…

ご存知のとおり、試験直前期以降は真夏のど真ん中!
しかも書斎には真南に大きな窓があり、昼間は地獄でした。
室温もおそらく40℃前後あっただろうけれど、当時の自分にはそんなことすら気にしていられない。

そして、睡眠時間もさらに1時間ほど削り、栄養ドリンクで自分を奮い立たせる日々が続きました。

ゴールデンウィークもお盆も返上で、いつもなら家族総出で義実家に行くのが通例なんですが、その年だけ自分は何とか理由を考えて留守番。その間はエアコンの効いたリビングで涼みながら勉強していました。


そしていよいよ8月。試験が行われる月だ。
今更もがいたって急激に実力が伸びることはない。だからとにかくその時の自分にできることは全てやり、満を持して試験に臨もうと腹に決めました。

それは勉強面だけじゃなく、身体のコンディションもしかり。
ゆえ、試験本番の数日前からは勉強も根を詰めることをやめ、ベッドに入る時間もいつも通りに戻しました。

そして、試験本番の日はカカオ86%のチョコレートを持っていき、試験30分前に頬張って可能な限り脳ミソを活性化させる作戦を思いつきました。
持ち物だって何度もチェックし、筆記具は万一のことを想定してシャーペン2本、鉛筆2本を準備。
保険に保険を重ねた準備、あとは受験票を忘れなければ持ち物はこれで問題ない。

そしてとうとう本番の前日。

胸騒ぎで寝れなくなることを考え、あらかじめ漢方薬を飲んでしっかり睡眠をとり翌日に備えました。


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