(体験記9)最後のよりどころ!?没問の可能性!
銀次郎さんの45点予想的中に期待したい気持ちはあったけれど、期待しすぎると落胆も大きくなるので引き続いて諦めモードになる努力をしていました。
(今年は多分46点になるやろう。
さすがの銀次郎さんも神様とちゃうからな・・・)
そんな矢先、Xやその他のBBSで択一式労基安衛の最終問題に没問の可能性がウワサされだしました。
というのも、自分はここの問題を落としていたので、没問になれば解答速報で採点した得点に1点加点される✌
もちろん、没問になったことによって平均点も上がり合格ラインもしかりだけど、もともと解答速報で正解だった人には加点がないので平均点の上がり幅が丸々1点になることはありません。
なので、こんな風(↓)に没問ナシで合格ラインが46点(受験生平均32.4点以上)だったとしても、加点平均が小さければ上手く46点のままキープしていてくれる可能性がある!
また、没問考慮なしで45点ラインだった場合で没問になったとしても、自分は1点加点があるので猶更!
まぁ、受験生の平均が33点を超えるぐらいの出来だったら、没問があってもなくても不合格ですが・・・💦
いずれにせよ、ここが没問になったら解答速報で不正解だった自分にとっちゃ好都合!
と思った自分は途端に躍起になり、そこがどんな問題だったか振り返りました。
各社の解答速報ではここの問題の正答はA。
しかし、Aの問題文は
と書かれていて、総じて「この条項に”歯科医師"は入らないだろう」という理由で没問の可能性が言われていました。
実は自分も"歯科医師"という単語を見た途端Aは誤りだと判断し、消去法でEを選んでいました。
Aが誤りとなればこの問題の正解はナシ。没問だ。
自分もそのウワサを目にしたとき、
と、強く賛同しました❗
ちなみに、社労士試験は国家試験でありながら、こういう没問や複数正解が数年に一度出ています。
これは最後のチャンスだ!
この問題が没問になることをひたすら祈りました🙏
ただ気になったのは、これまで没問認定された年に比べるとあまり騒がれていなかったらしく、そんな様子から没問の可能性は低いというコメントもあったから、実際に没問になるかどうかそれこそ蓋を開けるまで分からない🤔
(合格ラインが46点になるのはしゃあない。諦めた!
だけど、この問題はどうか没問になってくれ🙏)
自分にとってこれが最後の頼みの綱だったもんだから、没問に漕ぎつけられるようなエビデンス(証拠資料)を探しまくりました。
まず条文では
【第66条第1項から第4項まで若しくは第5項ただし書又は第66条の2の規定による健康診断の結果~】
とされてあり、試験問題ではそのうち第66条第1項のみが対象になっていました。
それで、その第66条第1項の健診内容は?というと、【医師による健康診断】。
『おかしい。明らかにおかしい!』
自分の頭はすでに”没問バイアス”がかかっていてかなりの割合で希望的観測が含まれていましたが、医師による健康診断結果に対して歯科医師が物申す。自然に考えてもあれ?と思うものでした。
そしてもう一つ。
健康診断を実施すると健康診断個人票を作成することになっていて、その様式が厚労省より公開されています。
https://jsite.mhlw.go.jp/nagasaki-roudoukyoku/content/contents/teiki-21012507.pdf
そのフォーマットを見てみると、医師の意見欄と歯科医師の意見欄とがキッチリ分けられていて、下欄にある注意事項には、
と書かれていました。
『これはイケる!没問確定だ❗❗』
医師の健診には医師が、歯科医師の健診には歯科医師が意見する。それぞれ分けて書くようわざわざ指示されている。
すなわち、この様式は強力なエビデンスになりうる!
(このエビデンスを広めたい!!)
躍起になった自分は試験センターに直接問い合わせをし、調べた内容とあわせて問題に疑義があることを伝えました。そして、同じ内容を厚労省にも伝えました!
そしたら、いずれもすでにこの内容については色んな所から問い合わせが来ていて専門家同士で議論しているとのこと。
(よし、いいぞ!疑義があったらどんどん言いつけてやれ✊️)
決して届かない叫び声を、心の中で煽りました。
だけれど、没問になるかどうかも含め、試験問題の正答や合格ラインなど、全てが公表されるのは合格発表日。
没問に一縷の望みを託すことでメンタルを保ち、合格発表の日を待ちました。
そして、合格発表まであと1週間と迫ってきた頃、リスペクトする銀次郎さんまでもが没問に関係した記事を出しました。
『おぉ~っ!!あの銀次郎さんも反応したか✨✨』
銀次郎さんは受験生の間ではちょっとした有名人。
そんな銀次郎さんまでもがこの件に反応したってことは、かなり見込みがあるか!?
もちろん思い込みに過ぎませんでしたが、そういう根拠にならない根拠を根拠にして自分のメンタルが安定を保っていました(笑)
そんなこんなで、銀次郎さんには間接的に救われた。
合格ライン予想も45点のまま!
没問認定も含めて銀次郎さんが7連勝することを祈り、合格発表の日を迎えました🈴
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