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(体験記最終)いよいよ合格発表!意外な結末が!?

試験が終わってこの日まで1か月と少し。
自分はすでに3か月ぐらい費やした気がしました🕒️

合格か不合格か、自分はものすごく微妙な立ち位置😱
だから、この日の前日は寝不足になるだろうと思ってたので、漢方を服用。
そのおかげか、割とスッキリ眠れた気がしました✨

この日は平日で発表の時刻は10時前後。
合格発表は誰にも邪魔されず1人で見たい!
ショックを受けて血の気が引き、最悪その場に倒れ込むことも考えられたので、来客名目で会社の会議室を借り切り、そこにPCを持っていって見てやろうと考えました🖥️

心臓の鼓動を聞きながら出社。

(家に帰ってくる頃、どんな気分なんやろうな・・・)

早くも仕事の後の自分がどんな気持ちで帰ってくるのか、想像しました。

8時半に出社して、発表時刻までは可能な限り雑念を振り払って仕事に専念しました。

(気になるから仕事に励め!でもやっぱり気になる…)

その時の自分の頭の中では、壮絶な戦いが繰り広げられていました🤼


そして・・・
いよいよその時❗

社労士連合会のオフィシャルを見ると既に合格発表資料がアップされていました。
一気に緊張が走り、固唾をのんだ。
会議室ではネットワークが切れることも想定し、中身を見ないように資料をダウンロードし、会議室へ向かいました。

発表を見るまでの流れも細かく決めていて、

▶️ステップ1
まず、正答の発表だけを見て答え合わせをし、得点を再確認。
労基安衛問10が没問になったか否かも同時に確認する。
▶️ステップ2
択一式試験の合格ラインを確認。
▶️ステップ3
受験番号の有無を確認。

この順序で徐々に近づいていこうとしました。

まずはステップ1。
正答の資料には合格基準点も載っているのでそこが見えないように画面上で操作し、答え合わせをしました。
その時、無意識に労基安衛の問10に目が移り、"A"とだけ書かれていたのが見えました。

(え~~!?没問にならんかったん?)

あれだけ強力なエビデンスを突き付けたのに、没問にはならなかったよう(>_<)

(なんでやねん・・・マジかよ・・・)

気持ちが沈みながら答え合わせをし、結局自己採点した時と得点は変わりなく択一の合計は45点。
選択式も最低基準割れなしの合計34点で変わらず。

ここでステップ1は終わり、続いてステップ2。
択一の合計点だけがボーダーだった自分にとっては、ステップ2を確認した時点で合否が決まるといっても過言ではない。
一気に緊張が走りました。

先ほどの正答の資料の中にその事実が書かれてあるので、恐る恐る画面を動かしました。

択一式試験は、総得点45点以上かつ各科目4点以上の者


思わず声に出た❗
そして、急に強い胸騒ぎがしました。

(いやいやチョット待てよ!万一マークミスがあったら不合格や!)

震える手でマウスを持ち、持ってきた受験票を出して合格者の受験番号を確認しました。
発表資料は試験地ごとに分けられていたので、自分が受験した大阪の資料を開いた。

1・2・1・8・0・…


にわかに信じられなかった自分は、受験票に書かれた番号を1ケタずつゆっくり確認したけれど、何度見ても間違いない。
確かに自分の受験番号が載っていました🈴

この時、しばらく震えが止まりませんでした。痙攣か?ひきつけか?そう思ったぐらいに(笑)
思い起こせばちょうどこの1年前、ひょんなキッカケで受験を決意し勉強に励んだ。
予備校や通信講座を使わず市販の参考書だけで独学で取り組み初受験。

それを成しえたことが何より誇りに思えました😆


気持ちも少しクールダウンした時、厄神様に感謝しました。

というのも実は、自分はその時で満41歳。数え年で42歳だから大厄の本厄年。
なので、その年の初めに関西で有名な門戸厄神で祈祷し、社労士試験合格を祈願していました🙏

(厄神様、合格をお授けくださり、本当にありがとうございました!)

心の中で感謝の意を唱え続けました。

そして、同時にある人の顔も浮かびました。
9年前に他界した母親だ。

(母さん!ホンマありがとう!俺、合格できたわ!)

母親は自分以外の誰よりも、自分の性格を知っている。

"少しでもダメになると弱気になりやすい”

高校受験前の三者面談で厳しいことを言われた時も、『どうせダメだ!』とこぼして母親に慰められたこともありました。
他にも似たエピソードはたくさんあって、ネガティブな自分の気持ちを母にぶつけまくっていたことがたくさんありました。

この社労士試験も3回受験するつもりで取り組んでいましたが、途中本気になりすぎて一発合格が義務化してしまった。ゆえに落ちた時にショックを受け、2回目以降のモチベーションが維持できるか自分でも不安でした。

おそらく天国の母はそれを知っていたんでしょう。
独学の一発合格は至難の業だけど、ここまで本気で取り組んで結果がダメだったら自分は自暴自棄になりかねない。
そんな自分に合格を授けてくれたに違いない。

厄神様と亡き母に、ひたすら感謝しました。

受験者数約4万2千人でちょうどその端数の2千人が合格し、率でいうと6.4%。
つまり、残りの4万人が不合格だったことになるので、端数に入れた自分が誇らしく思えました。

択一合格ラインは45点でしたが、結局前年比+0.9点に留まっていて、どちらかといえば44点寄り。
採点サービス利用者以外の受験生が、ガッツリと平均点を下げてくれていました✨

これを早くに知っていればここまで苦しむことはありませんでしたが、いずれにせよ結果オーライ❗❗

そのおよそ2週間後、書留で合格証書と登録書類が送られてきて、1年足らずの社労士試験奮闘記は終焉を迎えました🔚


受験は家族に内緒にしていましたが、その時に初めて受験に向けて勉強していたことを明かし合格証書を見せて、翌日家族3人でささやかなお祝いをしてくれました㊗️

  • もう勉強する必要がなくなった解放感

  • 偉業を成しえた達成感

  • 自分に対する誇り

  • その他諸々

その時の自分はプラスの気持ちばかりで満たされていました。

この時期、空気が涼しくなったこともあって食欲も戻り、心置きなく家族・子供と過ごせるようになったことを幸せに感じました☺️☺️


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