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ライブという価値

日曜日に幕張メッセで行われたサカナクションのツアー最終日に行ってきました。

高校生の頃は地元のライブハウスによく足を運んでいたし、東京に来てからも度々行っていたのですが、恐らく1年以上ぶりのライブでした。

以下、久しぶりにライブに行って感じたこと、主に2つ。


そこにある時間、空間というのは一度限りのものであるということ。

夢中になれるものがある限り自分は大丈夫だということ。


前者は昔から思ってたことですが、今回殊更強く感じました。聴覚だけじゃなく視覚でも楽しませてくれるサカナクションというバンドの性格が理由かもしれません。

体験したことしか血肉にならないのだから、自分が成長したいと思う間は、時間もお金も沢山かけたいなと。


後者はかなり抽象的なことですが、幼い頃から妙に達観しているというか客観的になりすぎてあまり物事にのめり込めないタイプの私が、夢中になれるものの一つが音楽で。

演奏してる時も観ている時も一生懸命にならざるをえません。その一種の解放感のようなものが好きなんだと思います。

自分の予期せぬ自分に会って、ちょっと笑ってしまうというか不思議と嬉しくなってしまう感じというか。

そういうのがあるうちは生きていけるな、と大袈裟なことを本気で思えたライブでした。


ここまでライブの良さをつらつらと書きました。

が、ライブで汗だくになりながら身体全部で感じる音楽も好きだけど、部屋で1人で聞く自分だけの音楽も大好きです。

明るいステージじゃなく暗い中で1対1で音楽と向き合う時間もたまらなく好きなのです。

音楽との出会いと、誘ってくれた友人に感謝。


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