立ちっぱなしは趣味じゃない

青春は吹奏楽部だった

前に記事で「男子校の吹奏楽部」だったと書きました。
中高一貫の学校で、中1から高3までが所属する特殊な部活でした。
詳しくは記事を読んでください(笑)

打楽器(パーカッション)パート

打楽器を担当する「パーカッションパート」に所属していました。
吹奏楽部で浮かぶのはクラリネットやトランペットなどの管楽器だと思います。
しかし自分は打楽器でした。こちらも前の記事に書いてあります(笑)
打楽器は最高です。
目立ちます。
唯一無二です。
その曲の中で、同じ楽器をしている人がほぼいません。
(トライアングルを4人一緒にやることはないです)
なので、目立ちます。
目立つの大好きなんです(笑)

得意な楽器は?

そんなに音楽の才能がないので努力でカバーしていましたが、なんでもやりました。
いろんな楽器をやることができるのがパーカッションパートの良さですね。
その中でも、得意な楽器が各々あります。
ドラムが得意。
ティンパニーが得意。
鉄琴や木琴が得意など。
そして自分は、なんでもやりました(笑)
オールラウンダーですね。スペシャリストではなく、ジェネラリストです。
ドラムをやってたかと思えばタンバリンを叩きながら踊ってました。

ずっと立ってる

ここまでは楽しい思い出でした。
しかし、大変だったこともあります。
打楽器は基本的に立って演奏します。
ドラムやティンパニーなど座って演奏する楽器もありますが、多くは立ちスタイルです。
吹奏楽部の練習は平日なら数時間、休みの日なら1日あったりしました。
はい、立ちっぱなしです。
もちろん、働いていたり、運動部なら立ちっぱなしは当たり前です。
しかし、パーカッションパートは少し事情が違います。

基本的に動かない。

そうです。動かないんです。
自分の担当している楽器の前から動くことがあまりないんです。
もちろん、複数の楽器を担当していれば動くこともありますが、それは演奏中のみです。

吹奏楽部の練習にはいくつかの種類があります。
○個人練習
 自分の担当する楽器を一人で練習します。イヤホンで曲を聴きながら、メトロノームに合わせてなどいろんなやり方があります。
○パート練習(通称:パー練)
 同じパートの人たちで練習します。パーカッションパートやサックスパートなど。パートリーダーが仕切って、パート全体でサウンドを作っていきます。後輩の練度を確認する場でもあります。
○セクション練習
 曲の中で、同じフレーズやリズム、役割を担う楽器の担当者が集まって練習します。他のパートとの合同練習的な位置づけですね。
○合奏練習(全体練習)
 全てのパートが集まって、指揮者やコンサートマスター(学生指揮者)の仕切りで曲全体のサウンドを作っていきます。個人、パート、セクションの仕上がりがある程度のレベルに達していることが前提の練習です。

ずっと立ってます。
もちろん、休憩はあります。
個人→パート、パート→セクション、パート・セクション→合奏などの切り替え時に少し休めます。
しかし、ずっと立ってます(笑)
ここでやばいのは、やはり「合奏練習」です。
各パートなどの仕上がりが足りていないと、その部分やパートだけ何度もやり直しをします。
自分が演奏していない部分だと、演奏しないのにずっと立ちっぱなしです。

これ、めっちゃきついです。

怒られたり、注意されたりしてて空気が悪い中、立ってます。
動けません。動いたら怒られるんじゃないかという空気です(笑)
合奏練習で演奏したのが始まってすぐのみで、あとはずっと立ってるだけで練習が終わったこともあります。

しかし、自分が高2、高3あたりから、椅子を用意するようにしました。
立ってるのはつらいし、先生の指導をメモするのに立ってるのは書きにくいですからね。

部活の思い出はたくさんあります。
たまたま「立つ」ことについて知人と話していたので、この話題を書きました。
また、楽しい思い出を書きたいと思います。

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